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2016年09月の記事一覧

BROOKS 150周年Anniversary Meeting in京都

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1866年にジョン・ボルトビー・ブルックスによって英国で創業されたサドルブランド「BROOKS」は今年で創業150年をむかえました。革新的なアイデアと職人による変わらぬ生産によって世紀を超えて上質でオーセンティックな商品を生み出し続けています。

今年は150周年を記念して多くの記念モデルやコラボ商品など精力的に新アイテムがリリースされています。英国からマーケティングマネージャーのジャン・マルコ氏が来日し、京都でディーラーミーティングが開催されたので行ってきました。

 

brooks helmet
まずは、イタリアのKASK社とのコラボヘルメット
左 / ISLAND ¥18,500
右/ HARRIER ¥ 26,000

brooks  2016    brooks island

それぞれMとLサイズがあり、
マッシュルームヘッド(キノコ頭)になりにくいように設計されています。

 

サドルに関してはスライドを使い徹底的に研究していることを熱弁。

brooks meeting

1928年から同社が研究しているラバーサドルがついに今シーズン製品化されました。
その名は「CAMBIUM」。
ロードバイクのデビッド・ミラー選手が使用しているハイパフォーマンスサドルです。

brooks cambium  brooks cambiumsaddle
左/ CAMBIUMカーボンレール C13 ¥26,000
右/ CAMBIUM C17 ¥18,000

 

初公開となる「COMFORT GRIP CAMBIUM」はオーガニックコットンとラバーで生産された同社らしいグリップ。ERGON社と共同開発したエルゴノミクスグリップ「GP 1レザー」も非常に興味が沸く逸品です。

brooks cambiumgrip  brooks ergon
左/COMFORT GRIP CAMBIUM  ¥5,200
右/GP1 LEATHER GRIP ¥12,400

 

 

ラインナップに本革製のバーテープは今までありましたが、ラバー製バーテープは確か今回初登場では(?)
なんの説明もなくポンとおいてありました。7色展開みたいです。

brooks bartape  brooks barend
左/RUBBER BAR TAPE  ¥5,200
右/BAR END CAP コルク製 ¥600 (写真上)
ラバー製 ¥1,000(写真下)

 

 

もちろん同社の代名詞の英国製本革サドル&サドルバッグも健在です。

brooks saddles   brooks saddlebag
左/LEATHER SADDLE  ¥14,600~
右/CHALLENGE BAG    ¥11,400~

 

 

雨合羽レベルの防水性があるというファブリックサドルバッグや小物も充実。

brooks glenbrook  brooks tools
左/ MILLBROOK  ¥20,600
右/ MULTI TOOL(限定品) ¥5,400~

 


老舗企業が多い日本でさえ30年以内に99.98%の企業が消滅してしまうそうです。
世紀を超え、国境を越え、トップブランドであり続ける「BROOKS」。
その原動力はまさしく革新と職人魂であると改めて認識させられる会合となりました。

 

サイクルショップ203が所有する戦後の古い資料に昭和初期のBROOKSの品質に関して面白いエピソードが記載されていたので紹介したいと思います。brooks in japan

….昭和時代に入るや国産品の生産はますます本格化し藤田、大東、関東、南葛各社共増産体制を取り始めたが、それでも完成車用マーク入りのもの以外は大部分ブルツクスマークを使用せざるをえなかつた。

それほどサドルといえばブルツクスというくらい有名であつたので一般補修用にはいやでもブルツクスの名をつけざるを得なかつたのである。ところがこのような日本側の態度に怒つたブルツクスでは東京出張員FWホスレー氏との間にブルツクスの商標権をめぐつて紛争が生じ使用禁止されるやらテンヤワンヤと騒いだこともあつた。それでも昭和十年頃には…

 

 

日本製サドルは1907年に藤田弥四郎によって東京で初めて生産されました。
1902年に日英同盟が締結されると英国からの自転車輸入が増加し、1907年には1000台を超える英国製自転車が輸入されました。藤田は英国から輸入された自転車の付属しているサドルのライト社、ライセット社、ブルックス社の3メーカーからブルックス社を模倣しサドルの生産を始めましたが、良質なブルックスのサドルとは似ても似つかない幼稚なものしか製造できませんでした。当時でもサドルといえばブルックスで、ライト社やライセット社もその後競争に敗れブルックスに吸収されてしまいます。

昭和初期には自転車パーツは国産化が進むのですが、サドルだけはどうしても品質でブルックスにおよばず、この資料には日本のサドルメーカー各社はコピー商品を生産し、商標権をめぐって紛争が起きるという今では考えられないエピソードが掲載されています。登場している日本のサドルメーカーがすべて倒産していることはいうまでもありませんが、ブルックスの歴史や品質が抜きんでていることを記す貴重な内容となっています。

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ADEPT USB充電式ライト「MUTE」公開

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ADEPT(アデプト)がアルミボディでコンパクトなUSB充電式ライト「MUTE」を公開しました。

adept mute

 

adept mute  adept mute

adept mute  adept mute

フロントは太径の31.8径のハンドルバーにも取り付け可能なシームレス風デザインのシンプルな白色LED、
リアはシートポストに取り付ける赤色LEDです。

ボディをブラケットから外ずすとUSBポートがあり、ケーブルを使い2~3時間で充電できます。
リチウムイオン式バッテリーで40ルーメンと明るく3時間点灯します。
点滅パターンも2パターンあり、バルス点灯モードでは9時間使用可能です。

adept mute

カラーはブラック,シルバー,レッド,ブルー,ガンメタの各5色、
重量はわずか52gと軽量です。
本体価格は4,000円、USBケーブルが付属します。

 

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shimano アーバンスポーツコンポネント「METREA」

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(つづき)
今年3月の台北サイクルショーでも出品されていたアーバンスポーツ用コンポ「METREA」が正式に発表されました。

shimano metrea

都市における移動、
都市における生活のための本当に必要な機能・性能・スタイルを追求した新しいシリーズ

それが、アーバンスポーツの新しい形「METREA

shimano metrea 2017

既発のシティ用ラインナップ「Nexus」や「ALFINE」とは互換性は求めず、上位に位置するアーバンスポーツという独立した新しいカテゴリーになってくるみたいです。

 


 

 

<新商品>

SONY DSCチェーンガード一体型の42Tクランクセット「FD-U5000」。今までのチェーンガードは後付けしたようなプラスチック製のデザインが多かったのですが、METREAは近未来的なフェイスになっています。

shimano rd-u500011速対応の「RS-U5000」。
上位モデルなのでshimanoロゴはありません。

shimano br-u5000
油圧ディスクキャリパー「BR-U5000」とセンターロック式のアイステクノロジーローター「SM-RT5000

shimano br-rt500
センターロックディスク専用11速ホイール「WH-U5000」はクリンチャータイヤ専用で、クイックリリース用とEスルーアクスル用の2タイプ。

shimano st-u5060

Hタイプハンドルバーに向けて開発されたデュアルコントロールレバー「ST-U5060」。もちろん、フラットハンドル用ブレーキもラインナップされています。

 

 

metrea

shimano METREA

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新しいシマノのDURA-ACE「R9100」と電子制御Di2「R9150」

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(昨日の続き)
2017年のシマノフェスティバル最注目はロードコンポネントの最高峰「DURA-ACE(デュラエース)」です。

最高レベルのシステム工学と品質でロードレース選手に供給される製品は世界のシマノの代名詞と言っていい看板商品ですが、やはり次元の違う進化を見せています。

shimano di2

今回、DURA-ACEは通常ラインアップ「R9100」シリーズと電子制御の「R9150」シリーズが発表されました。2×11速の洗練されたブラックの駆動パーツでレースで勝利するための世界最高ドライブトレインとなっています。

■shimanoのロードコンポーネントのグレード
[高] DURA ACE > ULTEGRA > 105 > Tiagra > SORA > Claris >Tourney [低]

 

<2017 新製品>

 

shimano fc-9100     shimano fc-9100
まずはクランクセット「FC-9100」は4アームのHOLLOWTECHⅡ採用、より駆動効率高め太いデザインになっています。本体価格は¥55,980~58,239。

 

shimano fc-9100p     shimano fc-9100 duraace
FC-R9100-P」は同社で初めてパワーメーターを採用。事前に入力したデータにより、前後変速が最適化され右手操作だけで前変速が自動でチェンジされる驚きのシステムです。これまでは右が後、左が前とそれぞれが独立していて、ライダーはギア比を考えながら走行していたのですが、このシステムによってよりレースに集中すことができます。本体価格は¥143,662で来春発売予定です。

 

 

shimano wh-9100     shimano wh-9100 duraace

ホイール「WH-R9100」シリーズはより優れたエアロ効果をえるため、繰り返し行われる実験に基づきやや太くなっています。高い剛性と加速性を可能にしていてタイムトライアル向けやディスクロード向けなど数種リリースされています。本体価格は¥145,067~307,720。

 

 

shimano rd-r9150   shimano rd-r9100
11速対応のリア変速機は「RD-R9100」「RD-R9150」は安定したシフト性能とトラブルを最小限に抑えるシマノ・シャドーRD構造でロープロファイルデザインになっています。本体価格は¥21,492と¥61,041。

 

 

shimano cs-r9100  shimano hg-ev
CS-R9100」は11速のカセットスプロケットでロー側5枚がチタン製です。5パターンのギア歯構成があり、コースの地形や戦略によってライダー好みにチューンできます。本体価格は¥24,056~26,089。

 

 

shimano br-r9100   shimano br-r9100 duraace
キャリパーブレーキはキャリパーボディの内側に挟みこまれているブースターによって従来品よりアーチ剛性が強化されていて、自在なコントロールと制動が可能に。着実な進化を数値が物語っています。本体価格は¥35,883。700x28cの太さのタイヤまで対応です。

 

 

shimano br-r9170 shimano br-r9170

ロード用油圧ディスクディスク「BR-R9170」はアイステクノロジーFREEZAによって放熱性をより高め、悪条件でも理想的なコントロール性を発揮します。本体価格は¥28,460。ロードレースによってはディスクブレーキの使用が禁止されている大会もありますので注意が必要です。

(つづきます)

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シマノフェスティバル2017に行ってきました

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今年も「シマノフェスティバル 」に行ってきました。

世界最大の自転車パーツメーカーがシマノの製品が一同に集う販売店向け展示会で毎年9月に全国で開催されます。新製品の発表やプレゼンなどシマノに関する情報が一挙に公開され、この日を境に自転車のトレンドが大きく変わる指針となる重要なイベントです。

shimano 2017

例年、大阪は同社の本社がある堺市で開催されているのですが、「シマノフェスティバル 2016-2017」は志向を変え天満橋のOMMビルで開催されました。
shimano festival

会場には多くの関係者が集まっていて、まずはシマノのセールスマネージャーの方のあいさつから業界の動向や経営方針などをスライドや動画を使い説明。

shimano festival2017     shimano fes

世界的に自転車の需要は低迷し始めていて、日本も例外ではなく新規ユーザーの開拓が不可欠だそうです。

しかしながら同社予想に反して、輸入車台数が不自然に上振れていて調査を進めていくうちに販売が好調なのではなく、不良品やリコール品などの代車である無償提供車が急増していてそれが統計を狂わす程にまで増大してしまった結果だそうです。

「エアバックのタカタや雪印乳業のようになりかねない」

いずれ低品質自転車による不良事故が発生し、販売店やメーカーが一夜に倒産に追い込まれるといった事態もありうるのではないかと警鐘を鳴らしていました。

——

一方、新製品は
マウンテンバイクコンポのXTRXTSLX
ロードバイクコンポのDURA-ACESORA
コンフォートコンポのMETREA
ママチャリ用ライトのHILMO
などが中心に紹介されました。

shimano duraace

その様子はまた明日…

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