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2020年05月の記事一覧

はやくも史上最高の携帯ロードポンプの呼び声も、TOPEAK「ROADIE TT」100本入荷しました

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TOPEAKから空気を圧縮してから充填するツインターボ(TT)テクノロジーを採用したハンドポンプ「ROADIE TT」(ローディTT)が発売されました。

 

topeak roadei tt

 

フレンチバルブ(仏式)専用の口金で、低圧から高圧まで一定の抵抗感で軽く加圧することができる携帯ポンプです。見た目も美しい円筒型のアルミボディで、ポンピングの際に滑りにくいように表面加工がしてあります。

topeak tt

全長は195mmで重量は100g
本体価格は4200円で、シルバーとブラックの2色展開です。

よりコンパクトな全長165mmの「ROADIE TT MINI」も同時発売で、こちらは4000円です。

roadie tt mini

 


 

同社が非常に豊富なラインナップを展開していることを前回投稿しましたが、ハンドポンプも40種類以上ラインナップされています。
主なシリーズとしては

・MASTERBLASTER(マスターブラスター)シリーズ
・MINI(ミニ)シリーズ
・ROCKET(ロケット)シリーズ
・RACE ROCKET(レースロケット)シリーズ
・MORPH(モーフ)シリーズ
・DA(ダブルアクション)シリーズ

今回発売された「ROADIE TT」はDAシリーズからの派生モデルのひとつです。DAシリーズは18年から展開されていますが、このシリーズは14年に発売されたMINIシリーズの押しても引いても空気が充填できるポンプ「MINI DUAL」(ミニデュアル)の改良版です。

 

 

topeak minidual
▲ 2014年に発売された「MINI DUAL」

 

 

系譜としては
MASTERBLASTERMINI →(MINI DUAL)→ DATT という進化です。

 

「ROADIE TT」は、一昨年発売された「MOUNTAIN TT」のロードタイヤ向きモデルで、高圧対応・仏式専用となっています。3月に発売されるやいなや、ロードバイクマニアに携帯型ポンプの最高傑作と評価され忽ち品切れとなりました。「単なる派生モデル」「MOUNTAIN TTのロード版」程度にしか考えていませんでしたので、数本しか入荷がなく、すぐに欠品してしまい、ご迷惑をおかけしました。

今回「ROADIE TT」「ROADEI TT MINI」あわせて170本ご用意しました。

IMG_4494
Amazon.co.jpでもご購入いただけますので、よろしくお願いします。

 

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Topeakのトップチューブバッグ「Fast Fuel Dry Bag」を買う前に読んで欲しい

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TOPEAKから新たに2種類「Fast Fuel Dry Bag X」と「Fast Fuel Tri Box」というトップチューブバッグが追加されました。

TOPEAKは、2015年から毎年トップチューブバッグの新作を連続して発表していました。しかし、昨年は新モデルのリリースがなく、今春に持ち越しとなり2作同時のリリースとなりました。以前に当ブログでも、自転車用バッグがサドルバッグからトップチューブの上につけるトップチューブバッグに主役が変わりつつあるといった主旨の投稿をしましたが、特に「Fsat Fuel Dry Bag X」はその決定版となりそうな感じがします。

 

topeak fastfueldayx
▲ TOPEAK「Fast Fuel Dry Bag X」 ¥4500

 

 

ファスト フュエル ドライ バッグ エックス…商品名が長い。

同社は非常に多くの商品をラインナップし、なかなか廃版にしないため同じような商品名の製品が混在しています。製品タグライン(キャッチコピー)もなく、性能や用途の違いが本当に分かりにくいため、我々、売っている側も結構大変です。

 

時系列でみると、2006年に第一世代「Tri Bag」が発売されます。
まだバッグの主役がハンドルバーバッグの時代です。全く、売れた記憶がありません。

それからしばらく、新作がなく、時代はマウンテンバイクからドロップハンドルのロードタイプにトレンドが変化していきます。バッグは小型化され、サドル下に取り付けるサドルバッグが主流化するなか、2011年に防水素材の「Tri Dry Bag」が発売されます。「Dry=防水仕様」を意味するようです。しかしながらトップチューブにつけるこのタイプは、前作同様に注目されることはありませんでした。

そして2015年にいよいよ「Fuel」を冠したバッグが登場します。
三角型でファスナー開閉タイプの「Fuel Tank」の発売です。
第一世代の「Tri Bag」はその名に反し、トライアングル(三角形)ではなく直方体が乗っかっているような感じなので、進化を感じます。

tribag-allweather →fuel-tank
㊧ /「Tri bag」(レインカバー付き)
㊨ / 「Fuel Tank」

 

16年には「Tri」と「Fuel」をフュージョンさせたようなファスナー付きのTri(トライアスロン?)bag「Fast Fuel Tri Bag」が発売、18年には軽量で防水ハードシェルの「Fast Fuel Dry Bag」が発売されます。この2つバッグは今でも結構よく売れるのですが、それには理由があります。

2016年ころに北米を中心にドカドカと自転車バッグをつけた自転車ツーリングバイクパッキングが流行し、レーシングタイプの自転車ではない一般層にまでトップチューブバッグが広がりを見せました。バイクパッキングはマウンテンバイクなどのグラベルタイプが主流でTOPEAKからも「Top Loader」という退色しづらく耐久性の高いアウトドアテイストのトップチューブバッグも発売されました。

 

 topeak fastfuel-tribag  → topeak fastfuel-drybag

㊧ /「Fast Fuel Tri Bag」
㊨ / 「Fast Fuel Dry Bag」(防水)

 

「Fast Fuel Tri Bag」はナイロン素材、「Fast Fuel Day Bag」はプラスチックで防水。この2つは現物を見ると全く違うのですが、日本語で表記すると、ライなのか、ライなのか、特に混同しやすいので、通販などでご購入される際はお気を付けください。

 

 

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TOPEAKトップチューブバッグの各モデルの発売年

2006年  Tri Bag
:
2011年  Tri Dry Bag
:
2015年  Fuel Tank
2016年  Fast Fuel Tri Bag
2017年  Top Loader
2018年  Fast Fuel Dry Bag
2019年  新モデル なし
2020年  Fast Fuel Dry Bag X / Fast Fuel Tri Box

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ここから本題となります。

 

新しく発売された「Fast Fuel Dry Bag X」は「Fast Fuel Dry Bag」の進化版です。容量が0.8から1リットルになり少し大きくなり、iPhoneのMAXシリーズなど6.5インチのスマホが収納できるようになったみたいですが、基本性能はあまり変わっていません。

では、なぜ「X」が決定版なのか。

それは前作より600円も低価格な4500円という本体価格です。
シリーズ最大容量にして、防水でないナイロン素材の「Fast Fuel Tri Bag」や「Fuel Tank(Lサイズ)」よりも安い値段設定になっています。

新作が発表される度に、価格も高値で更新されてきた同シリーズなので、不可解に思い、念のためメーカーに理由を確認しましたが、明確な回答はありませんでした。

「今後、本体価格は変更される可能性はある」ようですが、本来なら大型の「X」は5500円くらい価値がある製品だと思います。

 

– –

もう一方の「Fast Fuel Tri Box」はトライアスロンバイク向きです。

TC2307B_main

 

Fast Fuel Tri Box

ファスナーがなく、空力を考慮されたフォルムでエナジーバーなどが収納できます。
商品名に「Fuel」とつきますが、他の商品と違い箱型形状をしていて、レーシングバイクに似合いそうな雰囲気をしています。

取り付け用のストラップが付属していますが、トップチューブにボルト穴が設けられているトライアスロンバイクにオススメです。

 

 

 

※ 紹介した商品はAmazon.co.jpでも購入できます。

 

 


 

参照:自転車バッグの新トレンド、トップチューブバッグ 6選

 

 

 

 

 

 

 

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