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2021年10月の記事一覧

水都大阪の新スポット「β HOMMACHIBASHI」水上自転車

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大阪市は古くから街中に水路が張り巡らされ最近では「水都大阪」を標榜し水辺や橋などの再整備を進めています。琵琶湖から流れ出た水は、淀川→大川(土佐堀川)→東横堀川→道頓堀川を経て、203のある堀江の南側を流れ大阪湾に注ぎます。

東横堀川は阪神高速で暗渠なっていて、同水系の中ではいまいちパッとしない区間でしたが、8月に新施設「β HOMMACHIBASHI」(ベータ本町橋)が完成、水辺利用の可能性を創造する新時代のパブリックスペースに行ってきました。

beta honmachibashi

 

大阪市中央区を東西に走る本町通には市内で一番古い現役の橋「本町橋」という橋が架かっています。その橋の袂、かつては何もなかった護岸が活用され、船着き場や親水性の高い休憩のできる空間としてきれいに再整備されています。私は中央区民なので工事をしていたのは気付いていましたが、ゴロツキが床を据えていた堤防がまさかこんな雰囲気のいい施設に生まれ変わるなんて思ってもいませんでした。

 

「日常をアップデートする景色に出会おう」

 

施設は2階建てで1階フロアが水辺や公園と一体感がある構造で、2階は道路を挟んで商工会議所と向かい合っています。「β」とは「未完成」「実験中」を意味し、常にアップデートを繰り返すといった意味があるようです。建物はシンプルでカフェやインキュベーション事業などに活用されています。コロナの影響で賑わっているという感じはありませんでしたが、お笑いレポーターのタージンさんがたまたま番組の収録をされていて注目度の高さがうかがえました。

 

βhonmachibashi

 

さらに同施設では水辺を利用したSUPや水上サイクリングなどのアクティビティが体験でき、東横堀川の四季を川面から感じることができます。水上自転車の料金は、1時間利用で、平日4400円、土日祝5500円(小学生半額)で、ライフジャケットを無料で貸してもらえます。バイクは1人乗りと2人乗りが選択でき、インストラクターが乗り方をレッスンしてくれます。乗った感じは、白鳥のない足漕ぎボートといった感じでしょうか。

 

walter cycing

 

下流の道頓堀川の戎橋から阪神タイガースが優勝すると飛び込む虎キチがニュースになり、川底に堆積したへドロや水質の悪さが指摘されます。市では水辺環境の改善のため、様々な取り組みがされ以前と比べ大幅に水質が良くなっています。幸か不幸か、コロナの影響で大川で開催される「天神祭り」が2年連続で中止され、ペットボトルなどのゴミが大幅に減少しているそうです。

 

yokobari river

東横堀川の本町橋あたりも、悪臭やゴミはないものの川底は見えず、取り組みは道半ばといった状況です。

東京五輪のトライアスロンで会場の東京湾に雨の際に下水がそのまま放流されているということが発覚して、問題になっていましたが、大阪市もかつては同じようにこちら水系に放水していて、道頓堀の悪臭の原因となっていました。対策として、北浜~天王寺間に貯留管「平成の太閤下水」を整備、あふれた汚水を一時的に留める大工事を実施、少しずつではありますが水質も改善してきています。

 

water gate

また「β HOMMACHIMASHI」のある地点は、3km東にある大阪市中浜下水処理場から超高度処理水を引き、東横堀川に放流することで水質の向上に寄与しているようです。

 

gesui

 

この処理水は、毎年「大阪城トライアスロン」が開催されている大阪城公園の東外濠にも放水されているようですので、そちらの水質も良くなっていくものと思われます。

 

osakajyotriathlon2019
▲ 東外濠を泳ぐ「大阪城トライアスロン」(2019年撮影)

 

水上自転車などこれらのアクティビティは観光目的に実施されているのだと思いますが、この水路はかつては水運や交通として活用されていたことを考えるともしかすると近い将来「水上自転車通勤」をする人も出現するかもしれません。

 

 

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大きい程かっこいい、大型フロントキャリア「ポーターラック」 5選

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昨年あたりから、クロスバイクやピストバイクに大型のフロントキャリア取り付ける方が増加しています。特にADEPT「TRUSS PORTER」はこの1年間で弊社で52個も売れていて、品薄状態が常態化しています。

UBERなどのフードデリバリー用自転車にカスタムする方もいるのですが、大半の方は実際にキャリアとして使用しておらず、ライフスタイルを象徴するファッションアイコンとして浸透をみせています。

このようなスタイルは自出のカルチャーではなく、米オレゴン州ポートランドが流行の発信源とされています。同地区は環境に配慮した都市として米国のみならず世界から視線を集め、自転車の活用も進んでいると聞いています。

biketrack

大型キャリアは「ポーターラック」または「ポーターキャリア」と呼ばれ、一部では大型ラック付きの自転車は「バイクトラック」と言われているようです。「バイクトラック」という呼称は、業界内でもほとんど使用されていませんので、しばらく、当ブログでは「ポーターバイク」という呼称を使用したいと思います。

 

 

 アメリカ 西海岸で流行中、ポーターラック 5選

 

adept porterrack
【メーカー】ADEPT
【商品名】トラスポーターラック
【本体価格】¥6,380 (税込)
【特徴】最も売れているポーターラック。中空アルミで軽量570g。色展開はブラック・シルバー・オリーブ3色、今秋にマットブラックが追加される。

 

 

 

GAMOH
【メーカー】GAMOH
【商品名】キングポーターキャリア
【本体価格】¥6,944 (税込)
【特徴】米国西海岸をイメージしたミノウラのキングキャリアシリーズ。スチール製で耐荷重18kgまで

 

 

 

soma
【メーカー】SOMA
【商品名】アルミポーターフロントラック NEW!
【本体価格】¥16,500 (税込)
【特徴】米 SOMAはステンレスポーターラック(¥36300)に加え、アルミ製を追加。

 

 

 

basil
【メーカー】BASIL
【商品名】ポートランド
【本体価格】¥12,100 (税込)
【特徴】オランダ発のバスケットメーカーBASILがアメリカ西海岸をイメージした大型ラック。42x34cmサイズ。

 

 

 

veloorange
【メーカー】Velo Orange
【商品名】ポーターラック
【本体価格】¥21,780 (税込)
【特徴】コンパクトなステンレス製の枠付きフロントラック。

 

– – – – – – –

 

ポーターラックの起源はフランス?!

 

PORTERとは英語で「運ぶ(人)」という意味です。PORTLANDなので発祥がポートランドようにも思えますが、ポーター車の起源はフランスとされています。

仏語では「PORTEUR」(ポーター)は、キャリアを意味し、1950年代にはすでに新聞配達用自転車としてこのタイプの自転車がパリ市内で活用され、配達員のことも「ポーター」と称していたようです。58年にはポーターバイクを使用した「ポーターレース」が開催され、38kmのコースに15kgの新聞を載せたライダー達が走ったと記録されています。しかし、1970年代になるとパリではトラックで新聞を運ぶようになり、大型キャリアの運搬車は必要とされなくなってしまいます。

日本に紹介されることはほとんどありませんでしたが、64年「ニューサイクリング (No8)」誌にてゲーランというメーカーのカタログの説明がされています。

france porter

さらに、3年後の67年には同誌にて有吉一泰氏による連載で詳しく解説されています。
説明しているといっても、インターネットでなんでもすぐに分かってしまう今と状況は大きく異なり、カタログに描かれた線画とパーツスペックから、独自に考察するといった内容です。

有吉氏の連載は非常に専門的で難解な記事も多いのですが、この車種においては、「不勉強でよくわからない」「実際に乗ってみたことはないので何とも言え無い」とお手上げ状態、フロントキャリアが装備された車は珍しく「関西や九州の一部ではかなり使われていたそうです」と国内事情と重ね合わせ使用感を推察しています。

前カゴが標準装備された「ママチャリ」が登場し、国内にて一般的に普及するのが有吉氏の投稿から数年後のことで、自転車の積載は現在でも日本以外ではリアキャリアがメインとなっているので、ポーターバイクはむしろ現代日本人が最も抵抗なく受け入れ、発展させてくれるのではないかと私はその可能性を期待しています。

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