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2021年上期のパーツのAmazon通販のランキングです。

プライムでの出店なので送料もかからず、書籍や日用品類と同送できますので是非ご利用ください。

 

 

 

第1位
tioga fastr
【メーカー】TIOGA
【商品名】FAST R XS spec
【本体価格】4,290円
【特徴】ほぼ全てのトップBMXレーサーが使用しているタイヤブランドTIOGAは実は日本のブランド。国内では主にミニベロのカスタムや補修に使用されている。

 

 

 

第2位
erogon ga3
【メーカー】Ergon
【商品名】GA3 grip
【本体価格】4,730円
【特徴】Ergonのマウンテンバイク用グリップ「GA3」は手のひらにフィットする特徴的な形状。

 

 

第3位
topeak roadie tt
【メーカー】topeak
【商品名】roadie TT
【本体価格】4,950円
【特徴】自転車ポンプ史上最高傑作との呼び声も高いロードバイク専用ポンプ。ツインターボ(TT)テクノロジーにより、圧縮された空気を楽々と入れることができる。

 

 

第4位
maxxis Detonator
【メーカー】MAXXIS
【商品名】detonator
【本体価格】4,400円
【特徴】クロスバイクよく使用されているMAXXISのケブラータイヤ。700x28cと700x32cサイズが売れている。

 

 

 

第5位
TBP-TL1G_mnt
【メーカー】topeak
【商品名】toploader
【本体価格】3,960円
【特徴】ロングセラーのtopeakのトップチューブバッグ。軽量で耐久性が高くアウトドアテイスト。

 

 

 

第6位
topeak roady TT
【メーカー】topeak
【商品名】roadie TT mini
【本体価格】4,620円
【特徴】第3位「roadie TT」の小型版。小さくても充分高圧が入れれるので、個人的にはminiもおススメです。

 

 

第7位
ergon gp1
【メーカー】Ergon
【商品名】GP1 grip
【本体価格】4,950円
【特徴】手のひら全面で接触するように人間工学に基づいて設計された定番のコンフォートグリップ。

 

 

第8位
topeak aerowedge
【メーカー】topeak
【商品名】aero wedge pack (quickclick) S
【本体価格】3,080円
【特徴】サドルレールにアタッチメントを固定しワンタッチで着脱ができるシステムの小型サドルバッグ。

 

 

第9位
Ergon ga2
【メーカー】Ergon
【商品名】GA2 grip
【本体価格】4,070円
【特徴】人間工学に基づいた形状のマウンテンバイク用グリップ。カラー展開が豊富で、クロスバイクのデコレーションにも〇。

 

 

 

第10位
adept trussporterrack
【メーカー】ADEPT
【商品名】truss porter rack
【本体価格】5,720円
【特徴】フードデリバリーなどの自転車配達の急増でにわかに人気上昇したアルミ製の軽量フロントラック。700c車輪専用設計。

 

 


 

TOP10 全製品 台湾製の衝撃

 

Amazonの通販では、あまり馴染みのない中国製の製品をよく目にします。自転車用品も例外ではなく、自転車店の店主の私ですら全く知らないここでしか手に入らない製品が入手でき、同サイトの魅力のひとつとなっています。このような手法は企業経営の観点からも「ロングテール」などと言われ、Amzon躍進の要因とされています。

さて、上期のランキングですが、トップ10のすべての商品が台湾製という結果になっています。

TIOGAは日本のブランドで、ERGONは米国のブランドですが、いずれも製品の生産は台湾企業に委託しています。2000年前後あたりから、世界の名だたる自転車企業は台湾に生産拠点を構え、活動しています。

台湾の自転車産業の飛躍の要因は下請けで長年培った「品質力」と「低コスト」とされています。日本人にとっては、中国語圏のためメイドインチャイナと同質視しがちですが、台湾の自転車企業は1980年代の日本を手本に着実に力をつけ、世界を凌駕しつつあり、すでに下請け工場を卒業し、製品価格も日本製を上回る値付けのものも多くあります。

 

「製品」から「商品」への進化、付加価値を生む「メイド・イン・台湾」

 

これらの台湾製品に見ていて一つ共通している点があること気づかされます。
それは殆どのパッケージに線画で製品の特長を分かりやすく示しているという点です。

 

made in taiwan

 

「製品」は写真のようなパッケージと一体設計され自転車店にて「商品」となります。

日本製の自転車部品はこのような製品ごとにパッケージを分けていなかったり、場合によってはビニール袋や小箱に入っているだけで、ヘッダー(フック)やJANコード(バーコード)がないものも存在します。これら台湾製品は開封して説明書を読まずとも、内包物の用途や特徴が一目瞭然で分かります。

自転車店にメーカー名の入った小箱があっても、よほどの見識がある方以外はなかなか購入していただけないのです。

一見なんでもないような違いにも思えますが、このようなパッケージデザインは真似しようとも、一朝一夕にはできず、総合的なマーケティング力の蓄積もうかがえ、台湾製品の実力がホンモノであるとように思えます。

ランキングに入った製品のほとんどがコロナの影響で欠品または品薄状態にあり、第10位のADEPT「truss porter rack」などは在庫があればあっただけ売れたという感じでした。台湾や日本は比較的感染状況はマシなのかもしれませんが、品薄状態は今後も続くと思われます。

あらかじめご了承お願い致します。

 


 

※ Amazon.co.jpでの自転車本体の販売はおこなっていません。販売はパーツのみとなり、店頭の自転車パーツと少しラインナップが異なります。