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シマノフェスティバル2019に行ってきました

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Appleから新型iPhone「iPhone 11」が発表された9月11日、大阪ではシマノの新製品発表会がありました。今シーズンの目玉はグラベルライドに最適化されたコンポネント「GRX」シリーズで「RX810」「RX600「RX400」の3グループが正式に発表されました。

shimano grx

専門誌やインターネット上では5月頃から情報がでていたため、iPhoneのようなサプライズ発表会ではありませんが、プレゼンは撮影禁止となり同社の製品開発のレベルの高さがうかがえる内容となっていました。

shimano gxr 2019

「GRX」はレーシングコンポネントではありませんが非常にレベルの高い製品で、ロードバイクのコンポの単なる流用ではなく、最先端の技術が注がれ信頼感のあるひとつのカテゴリーとして、山道やロングライドに挑戦する探求心をサポートしてくれるメカのようです。

shimano gxr

今回の発表分は、ロードでいうと中上位の「Tiagra」から「ULTEGRA」クラスに相当するグレードかと思われます。

shimano rd-rx

一方で、例年更新されていたロードバイクのコンポネントのフルモデルチェンジがなく、期待されている10速コンポ「Tiagra」の新型は開発中で、来期以降におあずけとなりました。

 

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欧州市場で活況なE-BIKEの流れは、徐々に日本にも普及を見せています。

shimano steps 2019

SHIMANOは昨年日本市場向けユニット「STEPS E8080シリーズ」を発表、2019は「E6180」「E5080」の2シリーズを追加し市場の拡大を図っています。

shimano ebike

E-BIKEユニットは、独BOSCH社が欧州市場で評価を得てきています。SHIMANOやYAMAHAなどアジア勢は今のところ2番手グループで追随しています。欧州と日本では道路交通法が異なるため、別規格のユニットを開発し、型式登録しなければなりません。主戦場は欧州なので、日本にE-BIKEが本格的に普及しだすのは、まだあと数年先になってくるのではないでしょうか。

 

当ブログでも「GRX」や新型「STEPS」を搭載した自転車を、また紹介していく予定となっていますのでよろしくお願いします。

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世界最大級の自転車見本市「TAIPEI CYCLE2018」に行ってきました

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アジア最大の国際自転車ショー〝台北サイクルショー”こと「TAIPEI CYCLE 2018」に行ってきました。台北サイクルショーは、ユーロバイクとインターバイクと並び、世界三大自転車ショーといわれています。

taipeicycle2018

このイベントは毎年3月に開催されるのですが、2018年は変則的で10月31日(水)-11月3日(土)までの4日間です。場所は昨年までと同じ台北中心部から少し離れた南港(ナンガン)の「南港展覧会」という大きな会場でメインは4階、パーツメーカーは1階といったように分かれていて、会場周りや他のフロアでも多くの来場者がいて商談などがおこなわれていました。

taiwan girl

台湾の業者だけでなく欧州や米国、日本、中国などとにかく多くの自転車関連企業が出展しています。

taipeicycleshow

有名メーカーのレース用ロードバイク、マウンテンバイクはもちろんサイクリング用やオリタタミ自転車など色々なタイプの自転車が数千台展示されていますが、いわゆる日本の「ママチャリ」は1台もありません。こういうところに来ると日本のママチャリ文化がいかに特異なのかを思い知ります。

taiwan cycle

 

 

cycleshow ivent▲オリタタミ自転車の折り畳み時間を競うイベント。早い人は4秒台で折りたたんでいました。

gios taipei
▲青一色のGIOSのブース

taipei shimano
▲SHIMANOは特に新商品の発表はありませんでした

taipei topeak
▲台湾最大の自転車アクセサリーメーカーTOPEAKのブース

taipei giant
▲GIANTのE-BIKE

48E2C29E-A2D4-487F-8712-752C9074F7C0▲台湾最大のタイヤメーカーMAXXIS

fuji taipei▲FUJIのカラフルなロードバイク

taipei fuji

hamax 2018▲日本でも人気のHAMAXのベビーシート

lezyne 2018
▲LEZYNEのライトはサイクルショップ203でもすでに入荷していますね

 

guee grip
▲こちらも当店で人気のGUEEのシリコングリップ

 

guee taiwan

 

私は台北ショーは3回目ですが、今回は日本の自転車店の方も多く来場されていました。

日本の見本市は規模が小さいため台北ショーには出店するけど日本の見本市には出展しないという日本の自転車企業もあります。かつては世界の中心として華やかだった日本の自転車産業は斜陽化、その主役はいまや台湾、そして中国へと移りかわっています。

中台の自転車産業に詳しいジャーナリストの野島剛氏は、このような状況に強く警鐘をならしています。

こうしたデータは自転車産業に身を置く人々にとっては当たり前かもしれない。しかし私のような一般人からすると、ホラー以外の何物でもない。一つの産業が滅んでいくということは、こういうことであり、恐ろしいのは、日本の自転車メーカーも、自転車産業をサポートするべき政治家も、もちろん経産省などの省庁も、誰一人として真剣に警告を鳴らすシグナルを発していないことだ。ー「銀輪の巨人」野島剛〔2012,東洋経済〕

 

台湾は貿易黒字の10%以上を自転車輸出で稼ぐようになり、見本市も国際色を強めています。野島氏は特に日本の完成車メーカーは「ひん死状態」であり、その原因は「日本市場のガラパゴス化」であると指摘しています。特異な日本のママチャリ文化はグローバル化している市場には通用せず、東アジアの中でもとり残されているとしています。

全体の7~8割もママチャリが占めている国は他にはない。特にビジネススーツの男性までママチャリに乗っている姿は、奇観だと言わざるをえない。それが日本の産業にいくばくかの貢献をなしているならば別だが、ほとんどが中国製であり、日本メーカーが作っていたとしてもその利ざやは微々たるものである以上、日本という国家にとってママチャリを乗り続ける意味を考える時期が来ているのではないか。

同著で野島氏はシマノや唐沢ブレーキなど日本の自転車企業の成功例をいくつかあげ、日本の自転車産業の復活の可能性を示唆しています。ただ、別の記事でその「再起は10年はかかる」と述べています。今回もシマノ、TIOGA、クロップスなどは大きなブースを出していましたが、やはり台湾企業が目立ちます。

 

japan cycle
▲日本の自転車企業を集めた「日本館」というブース

ogk giken
▲ OGK技研のベビーシート

pearl izumi
▲パールイズミのサイクルウエア

powermater
▲シマノのクランクに装着されたパイオニアのパワーメーター

 

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注目のロードバイクコンポネント SHIMANO 105「R7000」シリーズ

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(前回の続き)

ロードバイクコンポ105が「5800」シリーズから「R7000」とリニューアルされました。

shimano 105

| 気軽に楽しめるリア11速メカ 105「R7000」シリーズ

レーシンググレード「DURA ACE」「ULTEGRA」の先進テクノロジーを継承し11速のリア変速を気軽に楽しむことのできる105「R7000」はシルキーブラックとスパークシルバーの2色をラインナップ。趣味性の高いクロモリロードバイクからシリアスなレースまであらゆるライディングシーンマッチするサイクリストに刺激を与える製品がそろっています。完成車にするとおよそ15-25万円になるこのグレードのロードバイクは業界内では鉄板商品とされています。

 

– – – –

■shimanoのロードコンポーネントのグレード
DURAACE > ULTEGRA > 105 > Tiagra > SORA > Claris 

 

DURA ACE  R9100シリーズ [11速]
ULTEGRA  R8000シリーズ[11速]
105  R7000シリーズ [11速]← New
Tiagra  4700シリーズ [10速]
SORA   R3000シリーズ [9速]
Claris   R2000シリーズ [8速]

– – – –

 

2015年からしばらくモデルチェンジをしていない1グレード下のリア10速のTiagra「4700」シリーズのロードバイクを買うなら、少し奮発して11速の最新105「R7000」搭載のバイクを購入するのが賢明な選択となります。変速はTiagraが10速用、SORAが9速用、Clarisが8速用と105以下のグレードは目に見えて数が少なくなり見劣りしたり、買いなおしたくなる衝動が起きるので初心者にもやはり11速の105がオススメという訳です。

 

 

 

fc-r7000
クランク FC-R7000   自転車の顔となる4アームのHOLLOWTECHⅡクランク

 

cs-r7000
11速ギア CS-R7000 11-32Tなどライディングシーンに合わせて4構成のコンビネーション

 

br-r7070
ディスクブレーキ BR-R7070 と ブレーキローター SM-RT70 グラベル車にも〇

 

rd-r7000
リア変速機 RD-R7000  シャドーテクノロジー採用

 

st-r7000
コントロールレバー ST-R7020

 

 

105「R7000」搭載車はまた当ブログでまとめて紹介したいと思いますので、よろしくお願いいたします。

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シマノフェスティバル2018に行ってきました

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世界最大の自転車パーツメーカーがシマノの製品が一同に集う販売店,プレス向け展示会で毎年9月に全国で開催されます。新製品の発表やプレゼンなどシマノに関する情報が一挙に公開され、この日を境に自転車のトレンドが大きく変わる指針となる重要なイベントです。

2018-2019はオフロード自転車マウンテンバイクの最高峰ドライブトレイン「XTR」とロードバイクのハイクオリティコンポネント「105」がフルモデルチェンジとなりました。

 

オフロードコンポネント最高峰 XTR M9100シリーズ

 

「XTR」はロードバイクの「DURA ACE」と共に同社の看板となる商品で最新鋭のテクノロジーが注がれます。発表された「XTR M9100」シリーズは、多くのプロ選手やトップライダーに使用され、間違いなく2020年の東京五輪で、われわれが目にすることになるドライブトレインです。

 

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■shimanoのMTBコンポーネントのグレード
[高] XTR > XT > SLX > DEORE > ALIVIO > ACERA ALTUS [低]

 

 

shimano xtr

究極のオフロードドライブトレインXTR

ドライブトレインはリア12速化され、1988年に開発された「HG(HYPER GLIDE)」ドライブから「HYPERGLIDE+」という新しい駆動方法になるようです。また、ハブ内のラチェット機構が、特許出願中の「MICRO SPLINE」という新構造で、従来の爪状のラチェットから面で駆動できる画期的な構造になり、小さな駆動音と高い剛性を実現しているようです。レバー類もライダーの手の大きさなどのデータを解析し、取付方法やデザインを変更、よりフィットしやすいようになり、統一感がでるように総合的に開発に取り組んでいて、さすが最上位のグループセットといった究極の仕上がりになっています。

 

fc-m9100
クランク  FC-M9100  クランクはシングルとダブルをラインナップ

 

br-m9100
ブレーキローター RT-MT900-M  熱放散を高める新構造

 

rd-m9100
リア変速メカ RD-M9100  段差等でチェーンのあばれを防ぐスタビライザーシステム

 

bl-m9100
油圧式ブレーキレバー BL-M9100  クランプがグリップ横からステムよりになっている新設計

 

cs-m910012速カセットスプロケット CS-M9100-12  軽量仕様の11速もラインナップ

 

(ロードバイクコンポ105 他 は次回の更新)

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シマノ ロードバイクコンポネントR7000「105」今夏発売

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シマノがロードバイクのコンポーネント NEW「SHIMANO 105」R7000シリーズを公開しました。
発売は2018年6月頃で、2019年の完成車にも採用される予定です。

shimano 105

新型の「105」R7000シリーズは、「DURA-ACE」R9100シリーズ、「ULTEGRA」R8000シリーズで培ったテクノロジーを継承し、レースシーンだけでなく、ロングライドやファンライドなど、多様なニーズに対応でるコンポネントのようです。開発チーム以外は、まだ現物を見た人はほとんどいないため、まだ何も言える段階ではありませんが、本体価格は前モデルの5800シリーズとほぼ同じで、デザインは上位モデルに影響をうけたエルゴノミックなデザインになっています。

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■shimanoのロードコンポーネントのグレード
[高] DURAACE > ULTEGRA > 105 Tiagra > SORA > Claris [低]

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最新機能や驚きのシステムは特にないようですが、「105」は上位モデルである「DURA-ACE」や「ULTEGRA」と同様に2×11速を採用しコストパフォーマンスが高いことから非常に人気がありモデルチェンジの年はよく売れます。とりわけ、105採用のカーボン製ロードバイク(完成車)は、業界では鉄板商品とされ初心者から部活動やサンデーレーサーまで幅広く推奨されています。

 

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■ 105 R7000の本体価格 (一部)

・ST-R7000 STIレバー左右セット ¥22,990
・RD-R7000 リアディレーラー ¥5,120
・FD-R7000  フロントディレーラー ¥4,107
・FC-R7000  クランクセット ¥15,258
・CS-R7000  カセットスプロケット ¥4,750
・BR-R7000 キャリパーブレーキ 前:¥4,819 /後:¥4,295

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シマノはロードコンポのフルモデルチェンジを毎年するわけではなく、6つあるシリーズを段階的に新しくしています。2018はULTEGRAとClaris、2017はDURA ACEとSORA、2016はTiagraがフルモデルチェンジをしています。105は型式としては最も古く、2015年に5700シリーズから5800シリーズになって以来フルモデルチェンジをしていなかったので待望のモデルチェンジという訳です。

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■ shimanoのロードコンポネントの現行モデル

・DURA ACE   R9150シリーズ [2×11速]2017モデル 
・ULTEGRA  R8000シリーズ [2×11速]2018モデル
・105    5800→ R7000シリーズ[2×11速]2019年モデル
・Tiagra 4700シリーズ [2×10速]2016モデル
・SORA  R3000シリーズ [2×9速]2017モデル
・Claris  R2000シリーズ [2×8速]2018モデル

– – –

 

2017年モデル以降のモデルはシリーズ名が「R+数字」となっているためTiagraの古さが目立ち、もともと10スピードと上位シリーズより1枚ギアが少なく明らかに劣って見えるTiagraが一層不人気なり、Tiagra仕様の新車を購入するぐらいなら、少し奮発して新105仕様の自転車を買った方がいいという具合になります。

ちなみに私も「105」で組んだロードバイクを乗ってるのですが(あまり乗ってないけど)、2×9速時代のコンポなので、とんでもなく時代遅れに思えてきてそろそろ買い替えようかと検討しています。

 

 

shimano r7000

発売は2018年6月下旬ごろでカラーはブラックとシルバーの2色展開です。
2019モデルの完成車は今秋くらいから登場すると思います。

 

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