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自転車パーツ合同展示会 @京都2021春

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コロナの影響でしばらく展示会がなかったのですが、久しぶりに京都にて自転車パーツの合同展示会が催されていたので行ってきました。

 

iwai shoukai

京都の老舗自転車卸商の岩井商会が主催する小売店向け展示会で、主にスポーツ自転車を扱う西日本の関係先向けのイベントです。

 

kyoto cycle

小売業としてあまり仕入れ先を明らかにするというのは、ライバル店に手のウチを明かすような行為であり、メリットもないように思えますが、最近では消費者では見分けがつかないほど精巧にできたコピー商品(偽物)が出回ったりしてますので、SNSや動画などで公明正大に可能な限り店の実情をオープンにしている店も増えているように感じます。

 

cycleparts kyoto

入場制限などコロナ拡散の対策が取られた展示会で、そのせいか来場した方が例年より人影がまばらだと口にしていました。

 

注目のコロナ時代の新製品

さて、注目の新商品の動向なのですが、定番商品の安定供給が優先され例年に比べ華がなく、なかには「新商品はありません」というメーカーもありました。

 

それでも意欲的なメーカーが数社ありましたので、注目の新製品をピックアップし紹介したいと思います。

 

ogk helmet

まずは東大阪のヘルメットメーカーOGK kabutoから、通勤など街乗り向けのヘルメット「Canvas」は4800円という最低ラインの価格設定で10カラー展開と次世代の日本の標準スポーツヘルメットとなりそうな安定感です。ユニクロのこれでええやろ感に近い感じです。

 

irc tire

IRC 井上タイヤからは、チューブレスレディ対応のグラベルバイク向けタイヤ「BOKEN」。サイドに補強材が入っていてサイドカットに強いオールコンディションタイヤです。

 

cateye ampp500

東住吉のCATEYEは角型シェイプの充電式前照灯AMPPシリーズのリアル店舗限定モデルも追加発売。
自転車ライトはネット通販を介した盗品売買が問題になっています。なるべく現物の明るさを確認して、店舗で購入いただく方がいいのではないかと思います。

 

uber smartphone

フランスの老舗自転車用品メーカーZEFAL(ゼファール)から、スマホを入れたりするのに便利そうなトップチューブバッグ「Console Pack T2」を発売。UBERデリバリーパートナーからも需要ありそうです。

 

vittoria ebike

イタリアのタイヤメーカーvittoriaからは定番の街乗りタイヤ「RANDONNEUR」(ランドナー)のE-BIKE向け仕様「E-RANDONNEUR」が追加。サイズは700x48cと少し太い規格で、29×1.95インチと互換があります。

 

品不足? 予想が難しい不安定な自転車パーツのサプライ

コロナの影響で自転車パーツのサプライチェーンが不安定になっています。納期の遅れや生産の中止、長期欠品など影響も出てきています。どの業界にも言えることなのかもしれませんが先行きが不透明な状況が今後も続き、さらに悪くなる覚悟も必要だと噂されています。

サイクルショップ203としても経験のない状況を乗り切るため、ストックを多く抱えるなど通常業務に支障がないように一応の対策は講じていますが、事態が長期戦なればなるほど各メーカーの状況も悪化していくことは確実ですので、ただただ早期終息を願うばかりです。

 

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自転車配達員にオススメ!TOPEAK「RIDECASE」にiPhoneSE用が追加

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TOPEAKのスマホケース「RIDECASE」にiPhoneSE用が追加されました。

 

ridecase se

 

自転車のAヘッドのステムのキャップを使用し取り付けるシンプルで便利なスマホケースで、人気商品となっているシリーズの新型です。以前のiPhoneとカメラ形状が異なるため、SE専用となっています。

 

ridecase iphonese

エンジニアリングポリマーボディにラバー製のフレームとの組み合わせとなっていて衝撃に強く耐久性があります。握りやすく、マウントにもしっかり固定されます。

価格はマウント+ケースのセットで¥6200
ケース単体は¥3900です。

 

※ こちらの商品はAmazon.co.jpでも購入いただけます。

 

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【iPhone用のRIDECASEの種類】
① iPhone11用 ¥6200
② iPhone11 Pro用  ¥6200
③ iPhone11 Pro Max用 ¥6200
④ iPhoneX用(XS兼用) ¥5500
⑤ iPhoneXS Max用  ¥5500
⑥ iPhoneXR用  ¥5500
⑦ iPhone8 Plus用(7Plus/6SPlus/6Plus兼用) ¥6000
⑧ iPhoneSE用 ¥6200  ← NEW 

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UBER配達パートナー必須アイテムTOPEAK「RIDECASE」にiPhone11用が追加

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TOPEAKのスマホケース「RIDECASE」にiPhone11用、11Pro用、11ProMax用の3種類が追加されました。

topeak iphone11

 

自転車のAステムのキャップを使用し取り付けるシンプルで便利なスマホケースで、人気商品となっているシリーズの新型です。以前のiPhoneとカメラ形状が異なるため、11専用となっています。そして、お値段が6200円になりました、、、だんだん値段が上がっているのは、なんでなんですかね。

 

topeak ridecase iphone11

 

決定版となってきている「RIDECASE」ですが、かつてはTOPEAKも透明窓タイプ「DryBag」やバンドタイプ「Omini Ride」という製品を生産していました。また他社からも挟み込むタイプなどのスマホホルダーも発売されていますが、安定感と便利さがやはり全く違います。「RIDECASE」を一度使用してしまうと、もう「DryBag」や「Omini Ride」は面倒すぎて使う気になりません。

iPhoneがバージョンアップするたびにケースを買い替えなければならないのが痛いところですが、ケース単体(3900円)での販売もできますので是非ご用命ください。

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【iPhone用のRIDECASEの種類】
① iPhone11用 ¥6200
② iPhone11 Pro用  ¥6200
③ iPhone11 Pro Max用 ¥6200
④ iPhoneX用(XS兼用) ¥5500
⑤ iPhoneXS Max用  ¥5500
⑥ iPhoneXR用  ¥5500
⑦ iPhone8 用(7/6S/6) ← 終売
⑧ iPhone8 Plus用(7Plus/6SPlus/6Plus兼用) ¥6000
⑨ iPhone5用 (5S/SE) ←終売

 

 

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TOPEAK「RideCase」にiPhone Xs MaxとXR用登場

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サイクリストの必需品として定番化してきたTOPEAKのスマホマウント「RideCase」に「iPhone Xs Max」と「XR」対応モデルが追加になりました。

ridecase xs

機能としては従来品の「iPhone X」用と同じでワイヤレス充電に対応したエンジニアリングポリマー+アルミボディで、特に目新しい点はありません。

ridecase xr

 

iPhone用対応のノーマル仕様「RideCase」の現行は種類も増えて全10種です。
大きさやカメラの形状がことなりますので、対応モデルをお選びください。

① iPhone Xs Max対応モデル ←New
iPhone XR対応モデルNew
③ iPhone X / Xs対応モデル
④ iPhone 8/7/6/6S対応モデル
⑤ iPhone 8Plus/7Plus/6Plus/6SPlus対応モデル
⑥ iPhone 7対応モデル
⑦ iPhone 7Plus対応モデル
⑧ iPhone 6対応モデル
⑨ iPhone 6Plus対応モデル
⑩ iPhone 5/5S/SE対応モデル

topeak ridecase

重量はXsMax用ケースは43g、XR用ケースは32g。
本体&マウントセット価格は5500円、ケースのみは3500円です。

自転車に乗らない方にも、高強度のケースとしておススメです。
対応モデルや取り付け方法が分からない方はご相談ください。

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世界最大級の自転車見本市「TAIPEI CYCLE2018」に行ってきました

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アジア最大の国際自転車ショー〝台北サイクルショー”こと「TAIPEI CYCLE 2018」に行ってきました。台北サイクルショーは、ユーロバイクとインターバイクと並び、世界三大自転車ショーといわれています。

taipeicycle2018

このイベントは毎年3月に開催されるのですが、2018年は変則的で10月31日(水)-11月3日(土)までの4日間です。場所は昨年までと同じ台北中心部から少し離れた南港(ナンガン)の「南港展覧会」という大きな会場でメインは4階、パーツメーカーは1階といったように分かれていて、会場周りや他のフロアでも多くの来場者がいて商談などがおこなわれていました。

taiwan girl

台湾の業者だけでなく欧州や米国、日本、中国などとにかく多くの自転車関連企業が出展しています。

taipeicycleshow

有名メーカーのレース用ロードバイク、マウンテンバイクはもちろんサイクリング用やオリタタミ自転車など色々なタイプの自転車が数千台展示されていますが、いわゆる日本の「ママチャリ」は1台もありません。こういうところに来ると日本のママチャリ文化がいかに特異なのかを思い知ります。

taiwan cycle

 

 

cycleshow ivent▲オリタタミ自転車の折り畳み時間を競うイベント。早い人は4秒台で折りたたんでいました。

gios taipei
▲青一色のGIOSのブース

taipei shimano
▲SHIMANOは特に新商品の発表はありませんでした

taipei topeak
▲台湾最大の自転車アクセサリーメーカーTOPEAKのブース

taipei giant
▲GIANTのE-BIKE

48E2C29E-A2D4-487F-8712-752C9074F7C0▲台湾最大のタイヤメーカーMAXXIS

fuji taipei▲FUJIのカラフルなロードバイク

taipei fuji

hamax 2018▲日本でも人気のHAMAXのベビーシート

lezyne 2018
▲LEZYNEのライトはサイクルショップ203でもすでに入荷していますね

 

guee grip
▲こちらも当店で人気のGUEEのシリコングリップ

 

guee taiwan

 

私は台北ショーは3回目ですが、今回は日本の自転車店の方も多く来場されていました。

日本の見本市は規模が小さいため台北ショーには出店するけど日本の見本市には出展しないという日本の自転車企業もあります。かつては世界の中心として華やかだった日本の自転車産業は斜陽化、その主役はいまや台湾、そして中国へと移りかわっています。

中台の自転車産業に詳しいジャーナリストの野島剛氏は、このような状況に強く警鐘をならしています。

こうしたデータは自転車産業に身を置く人々にとっては当たり前かもしれない。しかし私のような一般人からすると、ホラー以外の何物でもない。一つの産業が滅んでいくということは、こういうことであり、恐ろしいのは、日本の自転車メーカーも、自転車産業をサポートするべき政治家も、もちろん経産省などの省庁も、誰一人として真剣に警告を鳴らすシグナルを発していないことだ。ー「銀輪の巨人」野島剛〔2012,東洋経済〕

 

台湾は貿易黒字の10%以上を自転車輸出で稼ぐようになり、見本市も国際色を強めています。野島氏は特に日本の完成車メーカーは「ひん死状態」であり、その原因は「日本市場のガラパゴス化」であると指摘しています。特異な日本のママチャリ文化はグローバル化している市場には通用せず、東アジアの中でもとり残されているとしています。

全体の7~8割もママチャリが占めている国は他にはない。特にビジネススーツの男性までママチャリに乗っている姿は、奇観だと言わざるをえない。それが日本の産業にいくばくかの貢献をなしているならば別だが、ほとんどが中国製であり、日本メーカーが作っていたとしてもその利ざやは微々たるものである以上、日本という国家にとってママチャリを乗り続ける意味を考える時期が来ているのではないか。

同著で野島氏はシマノや唐沢ブレーキなど日本の自転車企業の成功例をいくつかあげ、日本の自転車産業の復活の可能性を示唆しています。ただ、別の記事でその「再起は10年はかかる」と述べています。今回もシマノ、TIOGA、クロップスなどは大きなブースを出していましたが、やはり台湾企業が目立ちます。

 

japan cycle
▲日本の自転車企業を集めた「日本館」というブース

ogk giken
▲ OGK技研のベビーシート

pearl izumi
▲パールイズミのサイクルウエア

powermater
▲シマノのクランクに装着されたパイオニアのパワーメーター

 

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