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2018年02月の記事一覧

バイクパッキングにオススメのグラベルバイク 5選【2018年版】

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昨年より日本でも盛り上がりを見せつつある自転車ツーリングの新スタイルのバイクパッキング。キャリアなしで、専用の大型バッグを使用する米国発祥のスタイルは「自転車ツーリングの革命」と言われています。

バイクパッキングは競技ではないためルールはなく、楽しみ方は人それぞれでマウンテンバイクだけでなくロードバイク,クロスバイク,パスハンターなど専用バッグさえつければその醍醐味を味わえます。
そんななか自転車雑誌編集者でサイクリストの田村浩さんは著書「バイクパッキング入門」にて、マウンテンバイクやランドナーとの比較の上、太めのタイヤを履いたグラベルロードの日本での適性を主張しています。

これらグラベルバイクは増産傾向にあり、当ブログでも昨年販売動向がよいと一度紹介していますが、まだまだ決定版となりえるレベルにはありません。しかしながら、各メーカーの専用車の開発は進んでおらず、当面の主役と期待されています。

 

| バイクパッキングにオススメのグラベルバイク 5選 【2018年版】

 

gios mito

【メーカー】gios
【商品名】mito
【本体価格】¥115,000
【重量】11.9kg
【カラー】ブルー/パープル/グリーン
【特徴】まさにお手本のようなクロモリ製のグラベルロード。駆動パーツにシマノSORA採用。

 

 

 

 

fuji feathercx

【メーカー】FUJI
【商品名】feather cx+
【本体価格】¥108,000
【重量】11.3kg
【カラー】ブラック/ブルーグレー/マッド
【特徴】仕様としてはgios「mito」に似ているが前ギアがトリプルではなくダブル。後ブレーキワイヤーがトップチューブ上側に取りまわされている。昨年、203で最も売れたグラベルバイク。

 

 

 

araya CXG

【メーカー】ARAYA
【商品名】MuddyFox CX Gravel
【本体価格】¥98,000 (2018年春以降発売予定)
【重量】13.4kg
【カラー】ブラック/イエロー
【特徴】日本のグラベルシーンに特化し、完成度が高いクロモリバイク。シマノClaris 16(2×8)速採用の普及モデル。

 

 

 

centurion crossfire

【メーカー】CENTURION
【商品名】Crossfire Gravel 2000
【本体価格】¥150,000
【カラー】マットサンド
【特徴】アルミ製フレームにシマノTiagraメインの20(2×10)速仕様。タイヤは700x40cと太めが標準装備。

 

 

 

 

giant anyroad3

【メーカー】GIANT
【商品名】anyroad 3
【本体価格】¥95,000
【重量】11.0kg
【カラー】マットダークブラウン
【特徴】ハイドロフォーミングのアルミ製フレームに3×8速ギア仕様。ヘッドチューブから後車軸にかけて弧を描くようなサイドからのシルエット。シマノClaris 24(3×8)速に、タイヤは700×32標準装備。

 


 

こちらも参考にしてください

バイクパッキングにオススメのサイクリング車【2017年版】

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ピストをポーターバイクにカスタム、GAMOH「キングキャリア」

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GAMOHから丈夫な中空スチール製のカゴ型ポーターラック「キングキャリア KCL-1F2」が発売されました。

gamohgamoh kingcareer

無垢の天然木の底板を3枚使用した大型フロント用パイプバスケットで、最大18kg積載ができます。
製品自体の重量は2.2kg、枠サイズは29x43x11cmで24個入りの箱の缶ビールが入るサイズとなります。以前からある「KCL-1」の後継になり、バスケット前部中央に鳥をモチーフにしたボトルオープナーを備えています。
ファッション感覚で購入してしまったピストバイクの活用法としても最適です。
26″から700c車輪の自転車対象で、小径車には対応していませんのでご注意ください。

gamoh minoura

本体価格は11,111円、
一部、取付ができない車種もありますので、ご相談ください。

 


 

【関連商品】

gamoh front
▲  一回り小さい「キングキャリア ジュニア」 [KCM-2]
本体価格 11,111円

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わずか12gの自転車ライト、knog「knog+」今春発売

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knogから今春、また新しいUSB充電式ライトが発売されます。

knogplus

最軽量、最安値のシンプルなライト

Blinderシリーズにも採用されているシリコンバンドで工具なしで取り付けるタイプのシンプルな充電式自転車灯で、同社最軽量,最安値の充電ライトとなります。台座からマグネットで外せてクリップ状になる仕組みで自転車だけでなくカバンや服などにも装着できるようになっています。

 

本体価格は2250円
前後ペアセットは4150円

 

白色LEDのフロントは50ルーメン
赤色LEDのリアは20ルーメンの明るさです。

 

knogplus rear

 

スイッチをノックすると5つのモードが切り替わり点灯で2時間、
点滅エコモードで最大20時間使用できます。

 

knog+

ボディカラーはブラックとトランスルーセント(半透明)の2色
雨の日でも使用できる防水仕様となっています。

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中国 大手スポーツ自転車メーカー「Xds」が日本上陸

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中国には工場敷地内にマウンテンバイクのテストコースを併設した超大規模のスポーツ自転車製造メーカーがある ― 目覚ましく発展し「中国のシリコンバレー」ともいわれる深セン郊外に800エーカーの面積を持ち、年間500万台の生産力で中国ジャイアントに次ぐ国内2位のメーカー「Xds」

1995年設立のXdsは世界各国のブランド車の下請け生産をおこないながら、原材料や加工技術の研究をおこないシリコンを用いたカーボンやハイドロフォーミング技術のアルミフレームなど高い技術が必要とされるフレーム生産を多くの人が手の届く価格で提供する最先端メーカーです。

 

xds bicycle

xds bike

 

 

中国国内では30の省に2000の専売店舗の販売網を持つ同社が、2018年3月、満を持して日本に上陸します。自転車産業に詳しい方は「スポーツ自転車は台湾、中国はママチャリ」とイメージされる方が多いと思いますが、近年ジャイアントなど多くの台湾メーカーも中国に生産拠点を移しスポーツ車生産の技術力が向上してきています。

Xdsの得意分野はハイドロフォーミングのアルミフレームで、中南大学アルミ合金研究所(←金属研究で有名らしい)というところの協力で硬いアルミニウム合金を発見。これにより20-30%軽量のフレームを量産化を実現しています。

 

 

xds cycle
▲ 2018年3月発売予定のクロスバイク XDS-T100   ¥43,000(予価)

 

xds t170a
▲ 2018年3月発売予定のロードバイク XDS-170A    ¥70,000(予価)

 

 

中国製に不安を感じる人もいるかと思いますが、日本の輸入自転車の96%が中国製です。日本にはハイドロフォーミング製法のアルミ製自転車を量産化する生産能力もありませんし、自転車のフレーム合金を開発してくれる大学もありません。いわんや敷地内にUCI標準のマウンテンバイクコースを持つ工場もありませんし、自転車工場で働きたいという若者もいません。フレーム製造において中国は日本のかなり先を行っていて、アルミ製フレームはその差が最も顕著だといえます。

数多くのブランド車が流通していますが日本のメーカーのアルミ製自転車の多くは中台に委託して製造したもので、Xdsのように製販が一体となったブランドは世界的にみても多くはありません。同社が日本でどのような展開を考えているのかまだよくわかりませんが今後注目していきたいと思います。

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