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自転車パーツ売上ベスト10 【2020年】Amazon店

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2020年上期のパーツのAmazon通販のランキングです。
店頭売上ベスト10とは売れ筋が違いますので合わせて参考にしてみてください。

プライムでの出店なので送料もかからず、書籍や日用品類と同送できますので是非ご利用ください。

 

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第1位
topeak roady TT
【メーカー】topeak
【商品名】roadie TT mini
【本体価格】4,000円+税
【特徴】春先に発売され、すでに自転車ポンプ史上最高傑作との呼び声も高いロードバイク専用コンパクトポンプ。ツインターボ(TT)テクノロジーにより、圧縮された空気を楽々と入れることができる。

 

 

 

第2位
erogon ga3
【メーカー】Ergon
【商品名】GA3 grip
【本体価格】3,700円+税
【特徴】Ergonのマウンテンバイク用グリップ「GA3」は手のひらにフィットする特徴的な形状。豊富なカラー展開で人気が急上昇。

 

 

 

第3位
topeak roadie tt
【メーカー】topeak
【商品名】roadie TT
【本体価格】4,200円+税
【特徴】第1位のポンプのスタンダードサイズ版。

 

 

 

第4位
adept trussporterrack
【メーカー】ADEPT
【商品名】truss porter rack
【本体価格】4,700円+税
【特徴】フードデリバリーなどの自転車配達の急増でにわかに人気上昇したアルミ製の軽量フロントラック。700c車輪専用設計(20″用ステイは別売)。

 

 

第5位
maxxis Detonator
【メーカー】MAXXIS
【商品名】detonator
【本体価格】4,000円+税
【特徴】耐パンク性に優れたロングセラータイヤ

 

 

 

 

第6位
tioga fastr s
【メーカー】TIOGA
【商品名】FAST R X S-spec
【本体価格】3,600~4,200円+税
【特徴】ほぼすべてのトップBMXレーサーに使用されているタイヤブランド「TIOGA」。実は日本のメーカーです。

 

 

 

 

 

 

 

第7位
topeak roadie da
【メーカー】topeak
【商品名】roadie DA
【本体価格】2,200円+税
【特徴】押しても、引いてもエアが入るダブルアクション(DA)のロードバイク専用ポンプ。

 

 

 

 第8位
topeak toploader
【メーカー】topeak
【商品名】toploader
【本体価格】3,300円+税
【特徴】近頃、自転車バッグの主役がサドルバッグからトップチューブに取り付けるタイプになってきています。スマホ等を収納するのに向いているのかも。

 

 

 

第9位
Ergon ga2
【メーカー】Ergon
【商品名】GA2 grip
【本体価格】3,600円+税
【特徴】人間工学に基づいた形状のマウンテンバイク用グリップ。豊富なカラー展開で人気上昇。クロスバイクにもご使用いただけます。

 

 

第10位
topeak freeloader
【メーカー】topeak
【商品名】freeloader
【本体価格】3,600円+税
【特徴】ステム脇に取り付けて使用する多目的バッグ。ペットボトルやスマホ等を入れるのに便利。

 

 

 

 


 

アジアの規範「台湾製」の圧倒的支持

コロナ禍で利用者が増加している通信販売ですが、サプライチェーンが不安定になり自転車パーツの供給にも影響が出てきています。大幅な納期の遅れや生産中止が相次ぎ、各社は緊急措置として、仕様や価格の変更など異変がみられるようになってきました。

驚いたことに2020年のランキングベスト10はすべて台湾製でした。

オードリー・タンIT大臣の迅速な判断でコロナを最小限に抑えたことで注目された台湾は、世界最高水準の高品質な自転車パーツを安定して供給しています。最近では中国製の品質も向上していますが、Amzon.co.jpの中国製自転車パーツは玉石混交でレビューも信頼できないのも不人気の要因にあるのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※ Amazon.co.jpでの自転車本体の販売はおこなっていません。販売はパーツのみとなり、店頭の自転車パーツと少しラインナップがことなります。

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UBER配達員におススメの三種の神器【中級者向け】

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緊急事態宣言が延長につき引き続き、感染拡大防止のため通常より営業時間を1時間縮小し、期間中、19時までの営業とさせていただきます。ご迷惑をおかけしますが、ご協力お願いいたします。

 

 

コロナの影響で、街中には多くのフードデリバリーの自転車を見かけるようになりました。

このまでの経緯を少し振り返ると、まず2016年UBER EATSが日本に上陸、18年4月にようやく大阪でもサービスが開始されると事業は急拡大、19年4月に店前で調査すると日曜昼には実に自転車のおよそ3%の自転車が配達鞄の通称「Uバッグ」(ウバッグ)を持っているまでになりました。

20年4月、吉村知事がコロナ対策としてフードデリバリーにポイント還元の仕組みを導入し推進すると、中国大手のDiDiが東京ではなく大阪でサービスを開始、7月にはMENU、12月にはFOOD PANDAなどが相次ぎ参入、同調査では11%まで使用率が上昇し、大阪はフードデリバリーの主戦場となります。

当初はタクシー配車事業の一事業部という見立てもありましたが、ウィズ・コロナ時代の成長産業として、また、営業自粛要請にあった飲食店の元従業員や雇止めにあったベトナム人実習生などの雇用の受け皿として注目されています。

food delivery 2021

 

独走するUBER EATS、DiDiが猛追

所属先の調査を行うと先行するUBER EATSがおよそ7割、それを猛追するDiDiという構図になっています。この調査は、一人一人に所属先を聞いた訳ではなく、稼働・非稼働を問わず所有バッグを目視でチェックしたもので、指定鞄を使用していなかったり、2社を掛け持ちしたりしているパートナーも多いので、正確な比率ではないかもしれません。

 

deliverybike2021

 

自転車に目を移すと、スポーツ自転車は全体の約半数で、そのほとんどはクロスバイクを使用しています。いわゆる「ガチ勢」とされる人は本当に一握りで、ほとんどが始めたばかりのパートナーであるという印象を受けます。経験の浅いパートナーによる配達ミスや交通違反はしばしばニュースになり、批判の種となっています。また、急増する配達員に仕事が回らず、マクドの前で仕事待ちをする「UBER地蔵」の出現など新たな課題も出てきています。

 

 

 

フードデリバリー業を加速させる厳選アイテム 3選

以前に配達にオススメのクロスバイク(フラットバーロード)を紹介しましたが、本稿ではすでに配達員を始めているパートナーの方への仕事を効率化する3アイテムを紹介したいと思います。

3アイテムは「バイク・バッグ・スマホ」の必須装備ではなく、中級者向けのアイテムとなります。情報サイトやYouTubeでも同じような企画はあるみたいですが、割と’’スマホのホルダー’’といったアバウトな内容が多かったので、具体的に商品を紹介したいと思います。

商品選定にあたっては、1日20件以上の配達をこなし本業としている「ガチ勢」の方の意見やインターネットの情報、そして2019年12月に登録し実際に配達も経験した元パートナーの私の感想を総合していますので、是非ご参考ください。

 

 

① TOPEAK スマホマウント「RIDECASE」
topeak ridecase
【メーカー】TOPEAK
【商品名】RIDECASE
【本体価格】¥6200+税
【詳細】ステムやハンドルバーに装着できる自転車用iPhoneマウント。
【推奨ポイント】乗車しながら地図やアプリを起動できるスマホマウント。低廉な製品を使用し高額なスマホを落下させて壊しては元も子ありません。いわんやポケットに入れているようでは仕事にならないため、まず初めに用意したい必須アイテムです。(iPhone12シリーズは2021年6月発売予定)

 

 

② knog 前照灯「pwr」
knog pwr
【メーカー】knog
【商品名】pwr commuter
【本体価格】¥5800+税
【詳細】USBチャージでモバイルバッテリーとしても使用できる前照灯
【推奨ポイント】夜間配達の必須アイテム前照灯。knog「pwr」はアウトドア製品として設計され450ルーメンの明るさと高い防水性を兼ね備えています。加えてモバイルバッテリーとしても使用でき、スマホマウントと合わせて使用することで、走行しながらスマホを充電することができる他に類をみない画期的なライトです。

 

 

 

③ 昭和インダストリー リアキャリア「FIX CATCH」
showa fixcatch
【メーカー】昭和インダストリー
【商品名】FIX CATCH
【本体価格】¥3000+税
【詳細】リアキャリアに取り付ける拡張荷台
【推奨ポイント】Uバッグ用に開発された訳ではなく、既製品「FIX CATCH」がたまたまバッグのサイズにピッタリだったとユーチューバーが喧伝し、一時はメーカー在庫がなくなり品薄状態になった荷台です。基本的にはママチャリ向け製品ですがクロスバイクやロードバイクにつけている配達員もいます。配達自転車の100台に3台くらい使用しています。
– –

 

 

 進化する、くいだおれの街

弊社の通販でADEPT「TRUSS PORTER RACK」が、コロナ以後、急激に売れるようになりました。この製品は大型のフロント用ラックで、スポーツサイクルをデリバリーバイクスタイルにしてくれる便利な荷台です。Uバッグが乗る大きさではありませんが、個人の飲食店などがデリバリー用に使用されているのではないかと思います。

このADEPTというメーカーは割と新しい国内のスポーツ自転車用パーツ&アクセサリーのメーカーなのですが、マーケティング調査や開発意欲が旺盛で、是非これから注目していただきたいブランドです。

 

adept trussporterrack
ADEPT「TRUSS PORTER RACK」を使用したデリバリーバイク

 

 

厳しい自然環境において、生物がほかの生物と共存し、両者が互いに影響を及ぼしながら進化していくことを生物学で「共進化」と言うようです。

このサイトのトップページにもあるようにサイクルショップ203は「ひと・都市・自転車」の共進化を標榜しています。競技レースやサイクルリングの楽しみを提案しているスポーツ自転車専門店が大勢を占める中、弊社が訴求しているのは「まちづくり」です。

コロナ禍、
ひとはライフスタイルを変え、
フードデリバリーの増加で街の景色が変化を見せています。

共進化を掲げるなら、フードデリバリーに特化したスポーツ自転車や関連アイテムを速やかに開発・提供すべきなのですが、コロナの影響は自転車のサプライチェーンまで及んでいて、新製品の開発はおろか、予定していた製品の供給もままならない状況に陥ってしまっています。この状況は少なくとも今秋くらいまでは続く見通しで、長期間に渡ってご迷惑をおかけしますが、ご理解をよろしくお願いいたします。

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自転車パーツ店舗売上ベスト10【2020年】

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2020年のパーツの売り上げ点数ランキングトップ10です。

 

 

第1位
abus 5805combo
【メーカー】ABUS
【商品名】5805C
【本体価格】3980円+税
【特徴】ドイツブランドABUSの4桁のチェーン錠。長さ110cmで、ダイヤルは好みの番号に設定することができる。

 

 

第2位
knog blinder
【メーカー】knog
【商品名】blinder mini
【本体価格】3200円+税
【特徴】USB充電式のコンパクトなLEDライト。防水性も高く、工具なしで簡単に自転車に取り付けができる

 

 

 

第3位
abus 5805
【メーカー】ABUS
【商品名】5805K
【本体価格】3980円+税
【特徴】第1位の「5805C」のキータイプ。スペアキー付きで、盗難見舞金[2万円]対象モデル(要登録)

 

 

第4位
maxxis refuse
【メーカー】MAXXIS
【商品名】re-fuse
【本体価格】4000円+税
【特徴】耐パンク性の高いブレーカー入りのタイヤ。クロスバイクのパンク修理で来られた方に、選択肢のひとつとして提案していて、高評価をいただいております。

 

 

第5位
lezyne minidrive
【メーカー】LEZYNE
【商品名】mini drive400
【本体価格】3990円+税
【特徴】美しい仕上げのアルミボディに400ルーメンの高輝度の前照灯。ハイテクノロジーな台湾製の自転車部品を象徴する充電式ライト。

 

 

 

第6位
maxxis  detonator
【メーカー】MAXXIS
【商品名】Detonator
【本体価格】3~4000円+税
【特徴】GIANTのクロスバイク「ESCAPE」等に採用されていたオーソドックスなタイヤ。消耗で片輪のみの交換に来られた方は、前後が同じタイヤになるようにご希望される傾向が強くみられます。

 

 

第7位
lezyne classicdrive
【メーカー】LEZYNE
【商品名】classic drive 500
【本体価格】4980円+税
【特徴】円筒型のクラシックなフォルムながら500ルーメンの高輝度ハイテクノロジーな充電式の前照灯。クロモリ製自転車にも似合う雰囲気。

 

 

第8位
knog 2021
【メーカー】knog
【商品名】Oi
【本体価格】2300円+税
【特徴】クラウドファウンディングKICKSTARTERで資金を調達し開発された、革新的な自転車用ベル。

 

 

第9位
abus 1500
【メーカー】ABUS
【商品名】1500
【本体価格】2390円+税
【特徴】ABUSの110cmのチェーン錠で最もリーズナブルなタイプ。

 

 

 

第10位
abus 4804k
【メーカー】ABUS
【商品名】4804K
【本体価格】2980円+税
【特徴】第3位「5805K」より少し細い4mmのチェーン錠。510gで束ねると小さくなり使いやすい。

 

 

※キックスタンド,チューブ,シマノのブレーキシュー・ワイヤー・チェーンを除いたランキングとなっています。

 


 

 

ABUS・MAXXISのベーシックなアイテムが人気 

ABUSのカギ、MAXXISのタイヤが上位を占めています。
当店の販売自転車はほぼすべて自転車にカギが付属していないため、自転車が売れると自動的にほぼ1点カギが売れます。なかでも人気はドイツのABUSのチェーン錠です。スペアキーや盗難見舞金など国内のサポート体制も整っている信頼のブランドです。
タイヤはパンクなどの補修で使用するため、販売点数が多い商材です。耐パンク性の高い製品が選好されています。

自転車パーツの店頭販売は、画期的なアイテムや新製品より、ベーシックで高性能な商品の方が上位になる傾向があるような気がします。ベーシックなロングセラー商品の創出こそが、メーカーの信頼を高める最善の方法なのかもしれません。

 

 

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大阪にはなぜ公営競技場が少ないのか - 鳴尾事件の爪痕 -

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9日、大阪にもようやく緊急事態宣言が発令されました。
大阪府全域で2月7日まで飲食店は夜の8時までの営業の時短営業となります。
サイクルショップ203は飲食店ではありませんが、感染拡大防止のため、通常より営業時間を1時間縮小し、期間中、19時までの営業とさせていただきます。ご迷惑をおかけしますが、ご理解お願いいたします。

コロナ以前、大阪は外国人観光客でにぎわい市中は活気がでていました。しかし、状況は一変し、観光業や飲食店の経営者から悲痛な声が聞こえてきます。政府は新型コロナ対策として、売り上げが前年同月比で50%以上減少している飲食業などに100万~200万円の「持続化給付金」を支給する緊急措置を決定、一時はコロナも沈静化したものの、関東1都3県を中心に再拡大し、大阪でも爆増しています。

 

このままでは、大阪の経済がもたない

緊急事態宣言の発令に伴う時短要請に応じた店舗には、1日当たり6万円の協力金が支給され、府の負担は最大350億円に上る可能性があるとされていて、維新体制の下、緊縮財政を続けていた府民には一層の負担が強いられます。

仮にワクチンや特効薬が開発されコロナが収束しても、飲食店や観光業から見返りとなる徴税ができるようになるのは、まだまだ先、それまで大阪はコロナが増える度に協力金をだすのでしょうか。もともとの財政状態が厳しいため、それも限界あります。

では、増税以外で必要なお金をねん出する方法があるのでしょうか。
「そんな、都合のいい方法があるなら、どこの都道府県でもやってるよ!」と思うかもしれませんが、大阪には他府県が精力的に行っている歳入を増やすある方法を放棄してしまった過去があるのです。

 

大阪には公営競技場が少ない現状

全国にはおよそ100施設の公営競技場があります。
公営競技とは、中央競馬・地方競馬・ボートレース・競輪・オートレースのことで、これらは都市部を中心に各地に点在しています。

 

全国の公営競技場の会場数
koueikyougi

地方の財政に大きな恩恵をもたらす公営競技ですが、大阪は岸和田市「岸和田競輪場」と住之江区「住之江ボートレース場」の2施設のみと、人口が多い割には地方都市並みの少なさとなっています。

大阪にはなぜ公営競技場が少ないのか ―
そう疑問を持ち調べてみると、そこには熱狂と混乱、そして「天皇」とまで揶揄された一人の知事の独断が影を落としていました。

 

keirin 2018
大阪府下唯一の競輪場「岸和田競輪場」(2018年撮影)

 

競輪場が大阪にもたらした熱狂と混乱

競輪は戦後間もない1948年に成立した自転車競走法に基づき福岡県・小倉競輪場にて始まり、翌月には大阪も住之江公園内の大阪住之江競輪場にて競走が催されるようになります。インターネットはおろか、テレビもまだ普及していない時代に競輪は瞬く間に人気を博し、53年までの5年間で全国各地に60を超える施設が突貫工事で次々に建設されていきます。大阪には、長居公園内に大阪中央競輪場、豊中市緑地公園内に豊中競輪場、岸和田市春木に岸和田競輪場の合計4施設が矢継ぎ早に建設され、熱狂はさらに過熱、競輪は公営ギャンブルの王座となり最盛期を迎えます。

売り上げが順調に推移していた競輪も順風満帆という訳ではなく、人気に伴い問題も続発するようになります。49年4月に住之江競輪場で八百長騒ぎが起こり、観客が走路内に侵入し抗議、これに対し主催者はあろうことか車券の払い戻しで対応してしまいます。さらに20日後にも同じような騒ぎが同会場で再発し不穏な状況になります。極めつけに翌50年、兵庫県の鳴尾競輪場にて、競輪の運営を問われる大事件が発生してしまいます。

 

鳴尾事件により窮地に立つ競輪

甲子園球場の南側にかつて甲子園競輪場という施設が存在しました。西宮市が中心となり運営していた施設ですが、残念ながら2002年に廃止となりました。同施設の前身となる鳴尾競輪場は1949年に開設されましたが、翌年50年のジェーン台風で大きな被害を受けてしまいます。当時の施設は突貫工事で作られただけでなく、競争法により戦災で倒壊した家屋の廃材の利用が競輪場の建設に義務付けられていて脆く、屋根が吹き飛ばされるなど開催継続が危ぶまれるほどだったそうです。

そのような状況にも関わらず主催者は災害救援と銘打ち競争を強行、そして三たび八百長騒ぎが発生し観客は暴徒化、スタンドは放火され、現金を強奪しようとした観客に威嚇射撃した流れ弾に当たり死者が出る騒擾事件が起きてしまいます。この「鳴尾事件」を契機に新聞各紙は競輪廃止論を社説で展開、政府内でも存廃が議論され瀬戸際に追いやられてしまいます。

 

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甲子園競輪場跡 (2021年1月撮影) 現在はマンションが建設され当時の痕跡はなくなっている

 

 

運営が厳しく制限され各自治体の出方に注目が集まるなか、大阪府は全国で初めて運営するの競輪・競馬の全廃を決意、難色を強く示した岸和田市を除き、府下の公営競技場は廃止に至ります。

 

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▲1955(昭和30)年3月22日 朝日新聞より

 

 

独断で全廃を決意した「赤間天皇」

当時の大阪の知事は赤間文三[在任期間:1947-1959年]、戦後初めて投票によって選ばれた公選知事です。第1回大阪知事選には社会党が早々と候補を立て優勢とされていて、対する自民はなかなか候補が決まらず、官僚出身の地味な赤間を擁立、結果は赤間が勝ち、3期12年在任し、先のジェーン台風への早期対応や千里ニュータウン構想などに尽力した人物です。

 

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初代 大阪府知事 赤間文三

 

 

一方で在任期間が長期化するにつれて高姿勢な態度をとり一部では「赤間天皇」と言われ不興を買ったようです。赤間は府下の施行都市や関連執務員に何の相談もなく公営競技の廃止を決定、「青少年に悪影響がある」と兼ねてからの考えで、朝日新聞は「知事選を控えてのこの決定は知事の人気とり政策」であると批判をしています。

そして、この赤間の決断は結果的に、裏目に出てしまいます。

赤間の知事退任後、大阪では市中のパチンコ店が遊戯施設から賭博場へと変質化、景品交換場を経由する「三店方式(大阪方式)」は、違法性を指摘されながらも警察は事実上黙認し、その後全国へと拡大、脱ギャンブルどころか至る所で賭博が行われ、もたらされるはずの自治体の収益は散逸してしまいます。

一方で競輪は事件後、伊豆に競輪学校を設けるなど組織を強化し健全化され、次第にギャンブル廃止論は下火となっていきます。しかるべき議論を経ずに勇み足を踏んだ大阪は、56年に笹川良一が箕面市主催の競艇(モーターボート)を開催したものの、現在も岸和田競輪場と住之江競艇場の2施設のみと、ほかの大都市と比較して少ないままとなっており財政悪化はこの時点から必定であったのではないでしょうか。

 

万博跡地に競輪場の新設を!

競輪場の新設はこの熱狂の時代を最期に60年以上もなく、2003年に石原慎太郎知事が東京都議会の所信表明で意欲を示すも、地域住民の合意をえれず実現化には至りませんでした。

競輪は公営競技という側面以外に、競技スポーツとしての存在意義があります。
以前の投稿でも触れましたが、2000年に国際的な競技ルールが変更され、日本各地の競輪場も室内型に建て替える必要性も出てきています。関西にはまだ屋根付きの競輪場がなく、選手は雨の中でもレースを実施しなければなりません。

私は大阪の財政健全化のためにも、夢洲で行われる万博会場跡地、すなわちカジノ横に、外国人も楽しめるような新施設を建設し、競輪ファンの新陳代謝を行う時期ではないかと思っています。

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自転車売上 -ブランド別・ジャンル別-【2020】

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昨年の売り上げ動向です。
2020年はコロナの影響で春ごろから販売台数が伸びた一方で、生産が予定通りにいかず秋以降に各メーカーが品不足におちいるなど波乱の一年でした。国内での自転車流通の正常化は目途がたたず、仮にコロナのワクチンや特効薬ができたとしても、本年の秋くらいまでは不安定な状態が続く見通しとなっています。

ご迷惑をおかけすると思いますが、ご理解をお願いいたします。

 

<サイクルショップ203のブランド別売上台数ランキング2020>

 

第1位(1)→  FUJI フジ

第2位(2)→ tokyobike トーキョーバイク  

第3位(5)↑ Tern ターン

第4位(6)↑ GIANT ジャイアント

第5位(3)↓   GIOS ジオス

 

(カッコ内は前年の順位)

 

 

 

自転車の供給が乱れた1年

 

昨年に引き続きサイクルショップ203では、FUJIとtokyobikeが売れていています。2020年は特に完成車用変速機のサプライチェーンが乱れていました。スポーツ自転車の変速機はシマノの寡占状態ゆえに影響は大きく、変速機のないシングルスピードをラインナップしているFUJIとtokyobikeは売り上げを伸ばしました。

2020年3月にリリースされたFUJI「DECLARATION」(デクラレーション)は米国向けピストバイクだったのですが、2021モデルでは正式に国内でもカタログやオフィシャルサイトでも掲載されました。同モデルはサイクルショップ203の年間販売台数第1位となりました。

 

2020 bestseller bike
▲ 2020年販売台数第1位のFUJI「DECLARATION」

 

第2位のtokyobikeもシングルスピード「MONO」(モノ)と3月に発売された女性用ミニベロ「CALIN」(カラン)が人気となりました。シンプルで飽きの来ないデザインで203でも創業の2004年から指名買いが多いブランドとなっています。

 

tokyobike mono
変速がなくシンプルなtokyobike「MONO」

 

 

第3位のTernは国内規格の「ROJI」シリーズのミニベロ「CREST」(クレスト)と「AMP」(アンプ)が人気が急上昇です。コロナの影響で自転車の供給ができず、夏以降販売台数が伸び悩みましたが、上位の2ブランドに匹敵するほどの引き合いがありました。

tern amp
▲ Tern「AMP」は10ヶ月待ち

 

 

– –

 

<サイクルショップ203のタイプ別自転車販売の動向 2020>

クロスバイク 34%
シングルスピード 24%
ミニベロ 21%
ツーリング 7%
マウンテンバイク 3%
その他 11%

 

昨年は46%を占めていたクロスバイクが34%と低下、これといった傾向はなく全体的にばらけた印象です。ここ数年の傾向としては、タイヤがやや太い車種が人気です。かつてはクロスバイクでも700x28cの販売が多かったのですが、30~32cくらいの少しエアボリュームがあるものに人気が移行しています。ロードやミニベロも以前より太いタイヤの車種が増えています。

「その他」はBMXや子供用、クルーザーなどです。弊社はいわゆるママチャリの取り扱いがなく、販売は基本的にスポーツ自転車(+ミニベロ)というラインナップになります。

 

 

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