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シマノ 2016 最注目はロードバイク スタンダードグレードコンポ「Tiagra」

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シマノフェスティバルに行ってきました。
シマノ製品が一同に集まる一般には非公開の輪界人向けイベントです。

shimano fes

2016年の目玉はマウンテンバイク上級グレードコンポ「DEORE XT」とロードバイクのスタンダードグレードの「Tiagra(ティアグラ)」です。

カタログや会場ではXTを押している様子がうかがえましたが、ロードバイク人気のせいか新しいTiagraの方が人だかりができていました。

shimano tiagra  shimano tiagra

新型Tiagraはカラーがシルバーから暗めのグレー系のラインナップになり、クランクアームが5アームから上位コンポ同様に4アームになりました。グレードとしては上から4番目のグループセットとなっています。

■shimanoのロードコンポーネントのグレード
[高] DURA ACE > ULTEGRA > 105 > Tiagra > SORA > Claris > Tourney [低]

1ランク上の105までがリア11速ギアなので、新しいTiagraが11速になるのではないかといった憶測も一部でありましたが旧モデル同様に10速のままでした。

また、同グレードでロードディスクブレーキ用コントロールレバーやフラットハンドル対応のブレーキレバーなどもリリースされていました。

shimano roaddisc

新しいTiagraは4700系の型番になり、従来の4600系のシルバーのTiagraは生産終了となります。

 

| 今後リリースされる新しいTiagra(4700系)を採用しているロードバイク
・GIANT DEFY2 (2016)   ¥125,000
・RALEIGH carlton-N (2016)  ¥128,000
・ARAYA   EXCELLA race (2016)  ¥130,000
・FELT F85 (2016) ¥134,000
・LOUIS GARNEAU  LGS-CTR(2016) ¥137,000
・GIOS AIRONE (2016) ¥140,000
・FUJI  ROUBAIX1.5 (2016)  ¥155,000 (クランクはOVAL社採用)

[2015年9月時点の税抜き価格]

 

 

 

 

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新シーズンの到来をつげる「シマノフェスティバル」

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今年のシマノフェスは9月9日(水)です。

一般には全くどうでもいいことなのですが、我々輪界にとって9月9日は2016年の方向性を確認する重要な日なのです。

 

自転車の駆動ギアパーツを生産するシマノ
自転車のフレームは生産せずにパーツを各自転車メーカーに供給するという企業スタイルから「輪界のインテル」といわれています。世界中の自転車に採用されていて、シマノなしではまともな自転車の組み立てができないほどです。

そんな盟主シマノが販売店やプレスに新商品を発表するのが「シマノフェスティバル」です。

ツール・ド・フランスなどで使用されるレース機材から低級品までシマノ社の取扱いの商品が一同に手にとってみることができる関係者のみの展示会で、国内では毎年9月の大阪をかわきりに東京、名古屋、福岡、札幌と順に開催されます。

シマノフェスティバル開催日は自転車店の経営者やプレスが集まるため、他のメーカーもおのおの新商品の展示会を催します。

今年はジャイアント、新家、フジ、ダホン等のブランドが9月9日に関西で同じように2016年の新商品の展示会を開催します。

そのほかのメーカーもおよそ同時期に新モデルが公開され、次週より年末にかけて次々に新車種がデリバリーされます。

シマノフェスは空気を一変させ、一気に新シーズンの始まりとなります。

 

シマノの生産する変速機やチェーンなどは地味で代り映えしないように思えますが、毎年進化を重ねていています。

2016年はどのような進化があるのでしょうか。
このブログでも9月9日以降にまた紹介していきたいと思います。

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今夏、登場「シャドーRDテクノロジー」採用の新しいシマノRD-M3000の進化

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大阪に世界最大の自転車パーツメーカーシマノがあります。

輪界のインテル」ともいわれるこのメーカーは低廉なママチャリのギアから世界最高峰のレースサイクル部品まで幅広手がけています。自転車の車体は一切製造せず、パーツのみを供給するという特徴があるメーカーです。

変速メカは特に独占状態でラインナップもかなりたくさんあるのですが、新たに中級グレードの9速用リア変速メカ「ACERA」が進化してこの夏リリースされるようです。

shimano rd-m3000

RD-M3000-SGSは、新たに「シャドーRDテクノロジー」を採用し、トラブルを起こしにくく、よりホイールの着脱しやすいように設計されているようです。

シマノの公式Facebookページ【公式】シマノ自転車部品【街乗り】に詳しい情報が掲載されています。

 

shimano rd-m3000

取付け部分がかなり従来よりかなり薄く設計されているようです。

このグレードはサイクルショップ203でも、補修でよく使用するのでどのような変速機なのか楽しみです。

また詳細が分かれば、紹介していきます。

 

 

 

 

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自転車の歴史がまるわかり!自転車博物館にいってみた。

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世界最大の自転車部品メーカーシマノ。本社は大阪の堺にあり、日本の製造業の肝「産業の米」ともいわれるベアリングやギアなどの製造で有名な会社です。自転車の車体を生産しないことから「輪界のインテル」といった紹介されることもよくあります。そのシマノが篤志で運営している自転車博物館 サイクルセンターに行ってきました。

bikemuse002

JR「百舌鳥」から歩くこと10分、仁徳天皇陵のすぐそば大仙公園内に3階だての博物館があります。1992年開業のようですが2007年にリニューアルしているようで館内は非常にきれいです。

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建物の2階が入口となっており、入館すると私以外に見学者は一人もいないようでした。係員の方が「館内は撮影が自由にできますのでどうぞ」と丁寧に案内してくれました。

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広くはありませんが、年代物の古い自転車や世界各地から収集した珍しい自転車250台がところせましと展示されています。

 

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1階が所蔵フロア(↑写真)。
2階が歴史フロア。
3階が自転車文化フロアとなっているようです。

 

 

 

|| 自転車博物館 サイクルセンター

bikemuse001

住所:大阪府堺市堺区大仙中町165-6 大仙公園内
運営:財団法人 シマノサイクル開発センター
アクセス:JR百舌鳥駅 徒歩10分
営業:10:00-16:30 (月曜閉館)
料金:一般 200円 (団体・学生・障がい者・高齢者割引有)

 

 

 

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