1903年創業の老舗メーカーARAYAからランドナー仕様を簡素にまとめたサイクリング車「FEDERAL」の2018モデルが発売されました。

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【メーカー】araya
【商品名】FED federal
【本体価格】¥60,000
【発売】2018年1月13日

 

発売中

 

サイクリング車入門者から中級者まで

スポーツ自転車の原点である移動する楽しみを万人向けに仕様を凝縮したベーシックなツーリングモデルで、ラグのないシンプルで伝統的なクロモリ鋼を使用したフレームに、日本のママチャリ標準径といえる26インチのタイヤを装備。嗜好性や実用性を損なうことなく低価格でスポーツ自転車の可能性を追求した同社115年の伝統に恥じない普及型モデルです。カラーは3色、定番のディープブルー、フォレストグリーンに加え、新色のキャニオンブラウンが発売されます。

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ディープブルー 人気の定番カラー

 

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フォレストグリーン  ツーリングキャリアカスタムイメージ

 

 


 

 

ARAYA   federal

 

¥ 60,000

 

【フレーム】クロモリ
【カラー】全3色
【サイズ】440_500_540mm
【重量】13.5kg
【変速】24(3×8)速
【ブレーキ】カンチブレーキ(補助レバー付き)
【タイヤ】26×1-3/8
【チューブ】英式バルブ

 

<サイズの目安>
440mm:145cm~160cm、
500mm:160cm~175cm、
540mm:170cm~185cm、

 

 


フォトギャラリー

araya fed

 araya federal

araya federal brown

 

araya federal 2018


 

 

■ これの違いってなんですか?


フェデラルとは….

「フェデラル」とは20世紀中頃のフランスを源流とするツーリング車の車種体系(シクロツーリズム)で、価格が比較的安く万人向きにつくられた車種のことです。
また、オーダーメイドブランド(身体の採寸をおこない自転車の製造をおこなうアトリエ型製造メーカー)が製造するレディメイドのツーリング車のことを指すこともあったようです。

フレームは円筒形の鉄製のパイプのダイヤモンド形状で、ドロップハンドルと多段外装変速を装備し、やや太めのタイヤで基本的にドロヨケ付きです。

フランスのシクロツーリズムは、競技用のロードバイクとは一線を画し、1970年代の日本のサイクリングブームに大きな影響を与えますが、1980年以降は米国発祥のマウンテンバイク(オフロード自転車)の登場によってあれよあれよと人気を失い、マイナーなジャンルになってしまいます。現在ではARAYAなど数ブランドが製造し、再評価されつつあります。

 

federal   gitan federal
左/ ReneHERSE「FEDERAL」1950~80年代
右/ gitan「FEDERAL」

 

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■フランス源流のシクロツーリズム体系

[長距離] キャンピング ≧ ディアゴナール ≧ ランドヌール(スポルティフ) ≧ ロンシャン ≧ フェデラル > プロムナード [短距離]

 

キャンピング 重装備の超長距離旅行向け
ディアゴナール フランス斜横断向け
ランドヌール 400~800km向け、究極の旅自転車(?)
ロンシャン  400km以下向け、こちら参考ください
フェデラル 大衆向けツーリング車
プロムナード 散歩用

 

※サイクルショップ203なりの解釈でいろいろな考え方があります。

 

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