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2019年02月の記事一覧

乗って楽しい!ミニベロロード 7選 【2019年版】

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小径車輪なのにロードバイクのようにドロップハンドルが装備されたミニベロを最近「ミニベロロード」と呼ぶそうです。20インチの451(20×1-1/8)規格の車輪径が主戦場となっていて、各メーカーから色々なタイプが発売されています。

実用的で乗って楽しい「ミニベロロード」を7台ご紹介いたします。
店頭にはあまり展示していないのですが、メーカー在庫があれば数日でご用意できますので、ご参考ください。

 

 

| ドロップハンドルの小径車「ミニベロロード」7選

 

① fuji   helion rfuji herion

【メーカー】fuji
【商品名】helion r
【本体価格】¥89,000
【フレーム】クロモリ
【重量】10.2kg
【サイズ】S,M,L
【カラー】マットブラック,シルバー,ミント
【変速】16(2×8)速
【タイヤ】20×1-1/8[451]
【ブレーキ】ロードタイプ

<製品の特長>
自転車の理想形、クロモリ製ホリゾンタル型フレームを採用したお手本のようなミニベロロード。シマノClaris 2×8速は、最低限のロード性能を備えたトランスミッション。

 

 

 

 

② louis garneau   easel advanced 1lgs easel-advanced1

【メーカー】louis garneau
【商品名】easel advanced 1
【本体価格】¥85,000
【フレーム】クロモリ
【重量】10.7kg
【サイズ】S,M,L
【カラー】ゴールド,ホワイト
【変速】16(2×8)速
【タイヤ】20×1-1/8[451]
【ブレーキ】カンチ

<製品の特長>
カンチブレーキに泥ロケを装備したツーリングテイストのミニベロロード。コスパも高く、日常使用にもオススメ。

 

 

 

 

 ③ gios   felucagios feluca

【メーカー】gios
【商品名】feluca
【本体価格】¥85,000
【フレーム】クロモリ
【重量】10.7kg
【サイズ】S,M
【カラー】ブラック,ホワイト,ブルー
【変速】16(2×8)速
【タイヤ】20×1-1/8[451]
【ブレーキ】ロードタイプ

<製品の特長>
王道スタイルのクロモリホリゾンタルのミニベロロード。GIOSは同車以外にも「panto」「antico」などスポーツ小径のラインナップが豊富。

 

 

 

 

 ④ giant  idiom 0giant idiom0

【メーカー】giant
【商品名】idiom 0
【本体価格】¥135,000
【フレーム】アルミ
【重量】9.0kg
【対象身長】155-180cm
【カラー】マットブラック
【変速】20(2×10)速
【タイヤ】20×1-1/8[451]
【ブレーキ】ロードタイプ

<製品の特長>
同社のロードバイクにも採用されている上級グレードのアルミフレームにカーボン製フォークを採用。ミニベロながらロード並みの高速走行が体感できるハイグレードモデル。

 

 

 

⑤ tern  surgetern surge

【メーカー】tern
【商品名】surge
【本体価格】¥92,000
【フレーム】アルミ
【重量】10.0kg
【サイズ】S,M
【カラー】マットブラック,ミッドナイト
【変速】16(2×8)速
【タイヤ】20×1-1/8[451]
【ブレーキ】ロードタイプ

<製品の特長>
エアロシェイプされたアルミフレームが都会的な印象のミニベロロード。フレームに穴がありワイヤーが内装されよりシンプルになっている。

 

 

 

⑥ bruno  venturabruno ventura

【メーカー】bruno
【商品名】ventura
【本体価格】¥126,000
【フレーム】クロモリ
【重量】9.9kg
【対象身長】155-180cm
【カラー】マットブラック,マットモス
【変速】16(2×8)速
【タイヤ】20×1-1/8[451]
【ブレーキ】カンチ

<製品の特長>
フレームにコロンバス社製のパイプを使用。弓なりにしなったシートステイや3本構成のトップチューブ、パウダーコーティング塗装などフレームにとことんこだわっている。BROOKSサドルやシフトレバーがWレバー式など個性がでている。

 

 

⑦ raleigh   RSC Carltonraleigh RSC

 

【メーカー】raleigh
【商品名】RSC Carlton
【本体価格】¥162,000
【フレーム】クロモリ
【重量】9.7kg
【サイズ】S,M
【カラー】キャニオンレッド,スチールグレー
【変速】22(2×11)速
【タイヤ】20×1-1/8[451]
【ブレーキ】ロードタイプ

<製品の特長>
レイノルズ社製フレームパイプにカーボンフォーク採用。シマノ最新メカ2×11速ドライブの最高峰のミニベロロード。

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私が選ぶ、ベスト自転車本 【2018年】

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本ブログでも今まで数冊自転車関連の書籍を紹介してきましたが、これから私が個人的に読んで面白かった推薦書を毎年一冊、ベスト自転車本として紹介していきたいと思います。

仕事がら自転車関連の書籍は読むことが多く、雑誌や論文、小説を含めて年間数十冊読んでいることになります。カタログ類も本とみなすなら100冊は超えていることでしょう。全部の本、全部の記事を事細かに暗記するように読んでいる訳ではありませんが、発行書籍に目を通し日々変化する自転車のあり方を考察し店舗運営に反映することは非常に重要だと考えています。

2018年最も印象に残った1冊

あくまで個人的な意見で、個人的なベストです。売り上げランキングではありません、まして文学的価値などは評価する能力をもちあわせていません。おもしろかった、読んでよかった、その年らしい新しい一冊。この辺りを判断材料に前年読んだ中から一冊選んでいきたいと思います。

 

私が選ぶ、ベスト自転車本 2018
一青妙 著「環島 ぐるっと台湾一周の旅」

kantou hitototae
「環島」ぐるっと台湾一周の旅
著者  一青 妙(ひとと たえ)
東洋経済新報社発行

– –

著者はミュージシャン一青窈さんの姉で、女優・歯科医の一青妙さん。
一青さんは台湾人の父と日本人の母との間に生まれ幼少期を台湾で過ごし、エッセイストとしても活躍されていて、台湾関連の著書も数冊出版されています。

2017年末に出版された「環島 ぐるっと台湾一周の旅」は、著者が2016年に8泊9日かけて自転車で台湾を一周した環島体験を中心に台湾の歴史や文化などを紹介する日本で初めての「環島」(ホアンダオ)をテーマに書かれた本です。

 

 台湾を自転車で一周する「環島」

台湾では2007年に聴覚障害者の青年が自転車で島を一周するドキュメンタリー風の台湾映画「練習曲」が上映され、国内で「環島」という言葉が注目をあびるようになります。

そして映画を見た当時73歳のGIANT創業者である劉金標が映画の主人公のように台湾を環島し、その様子がテレビや新聞で大々的報道されると、環島は一気に盛り上がり以降は成人を迎える若者の「儀式」となるほど浸透しているようです。

スペイン・オランダ・清朝に支配され、1895年の日清戦争後の下関条約で日本に割譲された歴史を持つ台湾。民主化が進むにつれ「台湾人である」という感情が高まる台湾社会。

著者は旅を終え同じ場所に再び立ったとき、旅の中で自分の何かが触発され見える景色が変わったといっています。

同著は9日間の旅行記や各観光地、グルメの紹介を中心に、簡単な自転車旅行の装備や現地エピソードが分かりやすく綴られていて、手引書とし手順に従えば、サイクリングの経験が浅い人でもツアーに参加できるように構成されています。また、鉄道やバスを利用した環島や日本の四国、佐渡、屋久島一周など発展的な提案もなされていて、単なる体験記の枠を超え非常に参考になる内容となっていました。

私は仕事で数回台湾を訪れたことはあり、現地の知人も多くいて、それなりに詳しいつもりでしたが、台湾のまた違った魅力が紹介されていて自分が知っている台湾など極々一部にすぎないのだと感じました。一青妙さんについても、歌手・一青窈さんの姉という程度しか知りませんでしたが、意外と活動的に自転車のイベントに参加されているようで今後も注目です。

 


 

 

■ あわせて読みたい書籍

 

 

taiwan cycling
「美麗島・台湾 自転車紀行」神谷昌秀 (ブイツーソリューション 2018)

 

korea cycle
「韓国 反日街道をゆく」前川仁之 (小学館 2016)

 

giant book
「銀輪の巨人」野島剛 (東洋経済 2012)

 

bikepacking taiwan
「バイクパッキングBOOK」北澤 肯 (山と渓谷社 2017)

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