服部緑地公園で開催のシクロジャンブルに行ってきました。
シクロジャンブルは西日本最大の自転車のスワップミートで1999年から毎年、春と秋の2回開催されています。2025年秋は10月12日、北大阪急行「緑地公園駅」に近い「東中央広場」で開催されました。

朝9時スタートとなっていますが、9時にはすでに約40ブース出店され盛り上がっていました。出店は協力金1000円を払えば誰でも可能でコレクターから業者など様々な品々が交換取引されています。車体の出品は盗品売買の怖れから制約があるため出品は少なく、パーツ中心で不用品から博物館級の年代物まであり、関西だけでなく中部や関東地方からも日帰り遠征に来ている方も結構います。
私は10時ころにまでいましたが11時以降はあいにくの雨模様でした。

出品側はプロという訳ではないので雨天の際の用意はほとんどしていないため、事実上の中止となります。また金儲けで来ている訳ではなりませんので、目ぼしい代物がある際は手さげ袋・小銭・メジャー・ノギスなど工具は持参した方がいいかもしれません。

欲しいものがなくとも、1960年代前半の初期ALEX MOULTON(アレックス・モールトン)や110年前のPEUGEOT(プジョー)のレストア車など品評会クラスの普段目にすることができない貴重なモノが無造作に駐輪されていたりします。
このイベントの運営「NPO法人 シクロジャンブルコミニティ」は本年7月に豊中文化芸術センターでポルトガル映画「サイクリストの魂~ゆっくり走る人々」の上映を企画、予想を上回る来場者が訪れ好評だったことから、来年も同様の自転車関連映画の上映を企画しているようです。

今回の戦利品は謎の工具、出品者の方に話を聞くとリベットの工具だといいます。サドルやドロヨケの鋲打ちに使えるのでしょうか?? ちょっと分かりませんが、100円だったので勉強代ですね。

このイベントは趣味人だけでなく周辺コミュニティの活性化の一役を担い、地域のブランディングに間違いなく貢献し、自然発生的な参加型イベントのロールモデルとして今後も継続してもらいたいと思います。イベントは基本的にFacebookやXで情報を発信していますので、詳しいこと知りたければフォローするといいと思います
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