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2020年01月の記事一覧

自転車博物館「オリンピック出場自転車展」見てきました

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昨年に世界遺産に認定された仁徳天皇陵。
さぞかし盛り上がっているのだろうと思い、行ってみましたが、誰一人として観光客はいませんでした。

nintoku

きっと、これから盛り上がるんや!

仁徳陵の盛り上がりは今後に期待するとして、本当の目的はその近くにある自転車博物館で開催されるている特別展「オリンピック出場自転車展」をみるためです。

同博物館は毎年1つのテーマを掲げ特別展を開催していて、本ブログでも毎回紹介させていただいています。

今年は「オリンピック出場自転車展」ということで合計6台の競技車両が展示されています。
<展示車種>
①東京五輪(1964) 片倉工業製 ロードバイク 現物
②東京五輪(1964) チネリ社製 ピストバイク 70年代に作成されたレプリカ
③シドニー五輪(2000) カレラ社製 ロードバイク 現物
④アテネ五輪(2004) カレラ社製 ロードバイク 現物
⑤東京五輪(2020)出場予定 ブリヂストン社製 ピストバイク 同型モデル
⑥東京五輪(2020)出場予定 ジャイアント社製 ロードバイク 同型モデル

 

一番の注目は1964年東京五輪に使用された歴史的にも貴重な片倉工業製のロードバイクです。日本の自転車産業史の一里塚として燦然と輝く、めったに見ることのできない1台で、当時の資料と共に公開されています。

katakura silk

tokyo1964 cycling

katakuraindustry

katakuraindustry 1964

tokyoolympic cycling

silk cycling

 

展示期間 : 2020年1月5日(日)~12月6日(日)まで

 

|| 自転車博物館 サイクルセンター

bikemuse001

住所:大阪府堺市堺区大仙中町18-2 大仙公園内
アクセス:JR百舌鳥駅 徒歩10分
営業:10:00-16:30 (月曜閉館)
料金:一般 200円 (団体・学生・障がい者・高齢者割引有)

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自転車売上  -ブランド別・ジャンル別-【2019】

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あけましておめでとうございます。
昨年は元号が平成から令和に変わり、一つの時代が終わったとう節目の年でした。
国内の自転車産業は「平成=衰退」と表現してもいいほどで、多くのメーカーが廃業となり、世界の自転車産業の主役が中台へと拠点を移す傾向が強く表れた時代でした。

令和は一体、どのような時代になるのでしょうか。
日本の自転車産業は復活するのでしょうか。
それとも、中台の企業による支配が一層強まってしまうのでしょうか。
あるいは、予想もしない、未来がまっているのでしょうか。

令和はまだ始まったばかりです。
本年も、よろしくお願いいたします。

 

– – – –

昨年のサイクルショップ203の販売動向がでました。
前年と大きく変わったわけではありませんが、自転車の購入などの参考にしてみて下さい。

 

<サイクルショップ203のブランド別売上台数ランキング2019>

 

第1位(1)→  FUJI フジ

第2位(2)→ tokyobike トーキョーバイク  

第3位(5)↑ GIOS ジオス 

第4位(6)↑ LOUIS GARNEAU ルイガノ

第5位(3)→   Tern ターン 

 

(カッコ内は前年の順位)

 

 

 

前年に続き、FUJI ・tokyobikeが販売好調 、GIANTが低迷

昨年に引き続き販売台数・合計金額ともにFUJIが首位、
サイクルショップ203はFUJIのLアドバンスド・ディーラー(FAD)という特約店に指定されていますので、そのあたりの影響もあるかもしれません。ピストバイク「FEATHER」や「TRACK ARCV」、クロモリ製のロードバイクやクロスバイクなど幅広く支持されています。

 

fuji feather▲ 定番のピストバイクFUJI「FEATHER」

 

 

第2位のtokyobikeは、クロスバイクの「SPORT 9s」「26」を中心に女性用やミニベロが相変わらずよく売れます。また展示はしていませんが、子供車の注文も多くいただいていています。「SPORT 9s」「26」はレンタル(¥2500/日)もしていますので、購入を検討している方は使用感を試してから購入してもいいかもしれません。

第3位のGIOSは、コストパフォーマンスの高さからクロスバイクやミニベロが人気。特に今春の限定のクロスバイク「MISTRAL LTD」が好調でランクアップしました。依然として「MISTRAL」はメーカー在庫切れが常態化していてまだまだ売れそうな余力があるブランドです。

第4位のルイガノは女性を中心に人気を集め、電動アシスト車のラインナップ強化により久しぶりのトップ5入りです。そして、なんとGIANTがついにトップ5から陥落、2020モデルは新型ミニベロ・グラベルバイクが投入され巻き返しがみられるか、といった感じです。

 

 

<サイクルショップ203のタイプ別自転車販売の動向 2019>

クロスバイク 46%
ピストバイク 17%
ミニベロ 13%
ロードバイク 4%
その他 20%

 

サイクルショップ203では販売の約半数がクロスバイクとなっています。展示車もそれにあわせてクロスが多くなっています。

2019年はロードバイクの販売が半減し、人気に陰りがみられます。
「その他」はBMXや子供用、クルーザー、マウンテンバイクなどです。弊社はいわゆるママチャリの取り扱いがなく、販売は基本的にスポーツ自転車(+ミニベロ)というラインナップになります。

ただロードが売れにくいというのは他店の方も口にされているので驚きではなく、時代の流れなのだと思います。

– – –

 

2020年は何といっても東京五輪があります。

もちろん自転車競技も開催されます。
メダルゼロと惨敗に終わった前回大会の口惜しさをバネに今大会は悲願の金を獲得して、業界を盛り上げていただきたいと思っています。

私の日本代表選手のメダル予想は、自転車競技だけで

金 1
銀 2
銅 1

史上最高の成績を期待しています。
内訳は、男子トラック競技 金1 銀2
女子BMX競技 銅1、といった感じです。

まだチケットは購入していませんが、7月29日のロード個人タイムトライアルは、応援に行きたいと思っています。

日本人の活躍次第では、203の自転車の販売動向も変わるかもしれません。

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