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2019年04月の記事一覧

初心者の方にオススメの「U-10万円ロードバイク」7選【2019年版】

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東京五輪も翌年にひかえ盛り上がりを見せるロードバイク。
男子ロードバイクは大会初日の11時に東京都西部の調布市をスタートし、富士山を望む自動車サーキット「富士スピードウエイ」ゴールにコースも決まり、代表の選考も始まっています。

観戦するのも楽しみですが、乗ってみるとロードバイクの見方も変わるかもしれません。選手がレース使用するレーシングタイプは非常に高価で本体価格も100万円を超えます。カーボン製で超軽量、剛性が高く高速走行が可能です。一般的に初心者用は20万円くらいが相場とされていると思いますが、10万円以下でも買えるロードバイクを選んでみました。

 

 

| 初心者の方にオススメの「U-10万円ロードバイク」7選

 

 

giant contend 1【メーカー】GIANT
【商品名】CONTEND 1
【本体価格】¥98,000
【重量】9.8kg(500mm)
【フレーム】アルミ (+カーボンフォーク)
【ドライブトレイン】シマノ SORA(2×9速)
【カラー】ブルー/マットチャコール
【オススメ度】120%
【特徴】2017からラインナップされ「U-10万ロード」の決定版モデル。弟分のシマノClaris仕様の「contend 2」とあわせて圧倒的なコストパフォーマンス。

 

 

 

gios siera 2019【メーカー】GIOS
【商品名】SIERA
【本体価格】¥89,800
【重量】9.6kg
【フレーム】アルミ (+カーボンフォーク)
【ドライブトレイン】シマノ Claris (2×8速)
【カラー】ブラック/ホワイト/ブルー
【オススメ度】90%
【特徴】ホイールにシマノWH-R501採用。デザイン性など安定感と総合力が高いバランス型。

 

 

 

felt fr60【メーカー】FELT
【商品名】FR60
【本体価格】¥89,800
【フレーム】アルミ (+カーボンフォーク)
【ドライブトレイン】シマノ Claris (2×8速)
【カラー】レッド/マットチャコール(日本限定カラー)
【オススメ度】90
【特徴】30年以上フレームパイプの研究をつづけた「アルミの魔術師」ジム・フェルトの置き土産。トラクションを30%も向上し、タイヤが路面を確実に捉えパワーを推進力に変える独自の「FRテクノロジー」フレーム採用。

 

 

miyata freedom r
【メーカー】MIYATA
【商品名】freedom r
【本体価格】¥69,800
【重量】12.3kg
【フレーム】クロモリ
【ドライブトレイン】シマノ Claris (2×8速)
【カラー】ブルー/ブラック/ホワイト
【オススメ度】80%
【特徴】シマノClaris(2×8速)採用車では国内流通で最安値のロードバイク。クロモリ製ホリゾンタル型フレームのシルエットも美しい。

 

 

 

fuji  ballad r 2019【メーカー】FUJI
【商品名】ballad r
【本体価格】¥92,000
【重量】10.8kg
【フレーム】クロモリ
【ドライブトレイン】シマノ Claris (2×8速)
【カラー】グリーン/ダークシルバー
【オススメ度】80%
【特徴】6サイズ展開で小柄な女性から長身の方まで乗れるノスタルジックなクロモリ製ロードバイク。Sugino製5アームのクランクやスレッドステムでクラシカルな雰囲気。

 

 

raleigh crt
【メーカー】RALEIGH
【商品名】CRT Carlton-T
【本体価格】¥92,000
【重量】11.1kg
【フレーム】クロモリ
【ドライブトレイン】シマノ Claris (2×8速)
【カラー】ブルー/ブラック
【オススメ度】80%
【特徴】CRR > CRF > CRAとラインナップされているラレーのカールトンシリーズにU-10万の「CRT」が追加。ハイエンドの製作思想を継承したエントリーモデル。

 

 

 

basso gap1977【メーカー】BASSO
【商品名】GAP 1977
【本体価格】¥98,000
【重量】10.2kg
【フレーム】クロモリ
【ドライブトレイン】シマノ Claris (2×8速)
【カラー】ブラック/ホワイト
【オススメ度】50%
【特徴】1977年デザインのクロモリロード。Wレバーシフトにシマノの旧型Claris採用。

 


 

 

10万円以下だと駆動部品がほぼシマノClaris(2×8速)で、フレームはアルミか鉄(クロモリ)製となります。
他にも種類はいろいろとあると思いますが、リア8速以上でなければロードバイクとは言えないと思います。上の7台で気に入ったモデルがなければ、もう少し予算を上げると選択肢が増えます。

初心者の方はGIANTやMIYATAというメーカーにあまりなじみがなく「ブランドものでなくていい」と思うかもしれませんが、それは大きな間違いです。上の7つのメーカーは付加価値を付けたブランド品ではなく、スニーカーで例えるならNIKEやミズノといったコモディティです。ママチャリと比べると高価かもしれませんがこれ以上の低価格のロードバイクは望めるものではなく、スケールメリットのない小さなメーカーが同程度のパーツでロードバイクを組むと、むしろ割高になってしまいます。

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これぞヘッドライト、TOPEAK「Headlux」

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トピークからヘルメットにも装着可能なヘッドライト「Headlux」(ヘッドルクス)が3種類発売されました。

topeak hedlux

ラバーストラップが2種付属してて、ロードバイクなどに使用されるエアロ形状のハンドルやフロントフォークにも工具なしで装着ができるようになっています。

スタンダードモデル「Headlux 450 USB」は、リチウムイオン充電のUSBチャージライトで450ルーメン、67x47x27mmのアルミとエンジニアリングプラスチックのボディで73gです。付属のUSBケーブルを使用し2時間の充電で最大10時間使用できます。

 

topeak headlux

廉価版「Headlux 250 USB」もリチウムイオン充電タイプで明るさは250ルーメンとなっています。450 USBより少し小さめのポリマーボディで45gと軽量になっています。カラーもホワイトとブラックの2色展開です。

topeak cyclelight

 

単三電池タイプ「Headlux 150 AA」はプラスチックボディで電池を2本使用します(モニター電池付属)。大きさは75x51x33mmと上の2つよりひとまわりほど大きくなってしまいますが、最近では電池式ライトの新しい製品が、少なくなってきているので貴重な選択肢といえます。重量は45g(+単三電池2本)となります。

topeak hedlux aa

本体価格は
「Headlux 450 USB」¥5,400
「Headlux 250 USB」¥4,200
「Headlux 150 AA」¥3,000

ご使用目的にあわせてお選びください。

取り付け方が従来のライトと全く異なりますので不安な方はご相談ください。

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自転車博物館 特別展示「アメリカ自転車展」をみてきました

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自転車部品メーカーシマノが篤志で運営している自転車博物館 サイクルセンターで開催されている「アメリカ自転車展」を見に行ってきました。イタリア(2017)→フランス(2018)ときて今年はアメリカです。

 

american cycles

 

アメリカン自転車展 展示車
① クレセント 「女性用自転車」1903年
② チリオン「木製自転車」1910年
③ シュウイン「ライトウエイト」1970年
④ シュウイン「コットンピッカー」1970年
⑤ シュウイン「パラマウント」1972年
⑥ サイドバイサイド1975年
⑦ シュウイン「クルーザー サーカ」1978年
⑧ ブリーザー「マウンテンバイク」1978年
⑨ スペシャライズド「スタンプジャンパー」1981年
⑩ トレック「ロードバイク USポスタル」2003年
⑪ フリーエージェント「BMX」2008年

【常設車】トレック「ツール・ド・フランス準優勝車」2011年
【常設車】ハフィー「ジロ・デ・イタリア優勝車」1988年

 

 


展示車の一部を紹介いたします。

 

① クレセント
・米国では1880年代から女性が自転車に乗る機会が増加。チェーンケースやドレスガードなど日本のママチャリに似た仕様の女性用自転車。

clesent

clesent cycle  crecent cycle

 

 

 

④ シュウイン 「コットンピッカー」
・1960年代、米国の子供の間で「ハイライザー」ハンドルブームが起き、バナナサドル・スティックシフターを備えたシュウインの自転車が増産された。

schwinn cottonpicker

schwinn stingray  schwinn cottonpicker 1970

 

 

 

⑦ シュウイン「クルーザー サーカ」
・世界に類を見ないアメリカらしいクルーザータイプの自転車。
schwinn curseir  schwinn curseir 1978

 

 

 

⑧ ブリーザー「マウンテンバイク」
・世界で最初のマウンテンバイク。カリフォルニアでジョー・ブリーズによって10台製作されたうちの1台が展示されている
breezer   joe breeze

 

 

 

⑨スペシャライズド「スタンプジャンパー」
・世界初の大量生産のマウンテンバイク。日本製。
specialized stumpjumper  specialized stumpjumper

 

 

【常設展示車】トレック ツール・ド・フランス準優勝車
・2011年米国のチーム所属のアンディ・シュレックがマイヨ・ジョーヌを獲得
trek AndySchlec

 

 

 

【常設展示車】ジロ・デ・イタリア 優勝車
・1988年 米国人のアンディ・ハンプステン選手が使用したモデル

hufffy bike

 

 

特別展は、2019年12月末まで開催されます。

 


 

|| 自転車博物館 サイクルセンター

bikemuse001

住所:大阪府堺市堺区大仙中町165-6 大仙公園内
運営:財団法人 シマノサイクル開発センター
アクセス:JR百舌鳥駅 徒歩10分
営業:10:00-16:30 (月曜閉館)
料金:一般 200円 (団体・学生・障がい者・高齢者割引有)

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英国スタイルのクラブラン「ジェントルマン ラン 2019」

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大阪市内で毎年開催されているクラブラン「ジェントルマン・ラン」が今年も行わるというのでお話をうかがってきました。

gentlmanrua

このサイクリングイベントは、2015年まで大きな規模で行われていた「ツイード・ラン」というクラブランの参加者の一部が中心となり、2017年から毎年大阪市内で行われているイベントです。2019年は4月6日に開催され参加者は30人ほど、各々英国風の紳士的なコスチュームで10kmほどのグループサイクリングをおこないます。

 

 

gentlmanrun 2019

「今年は始まって以来の最高のサイクリング日和です」

主催者のあいさつに参加者から笑いがもれます。桜の見ごろの4月上旬に開催時期をあわせている同イベントは、今まで天候に泣かされきたようで、参加者は満開の桜のシーズンの到来を喜んでいる様子でした。

spring sakura

スタートは朝10時、大阪・西区の中心にある靭公園です。この公園は戦後に飛行場として使用され、その後整備され科学技術センターやバラ園などがある東西に長い大きな公園となり西区民の憩いの場となっています。公園内に入るとシュワード・ジョンソンJr.という作家の「始めての自転車 FIRST RIDE」という今にも動き出しそうな自転車のオブジェが出迎えてくれます。

firstride johnson

私は仕事の都合で参加できず、冒頭しか見ていませんが、一団は靭公園→通天閣→難波宮といくつか設けられたチェックポイントをめぐります。前回は「建築を見る」をテーマとしていたようですが、今年は少し距離が長く設定され休憩が少ないコースとなっています。

 

「周囲の迷惑にならないこれくらいの規模がいい」(自営業 男性)

 

参加者のほとんどの人は日ごろから自転車に乗り込み修理まで自分でしてしまう近所の自転車愛好家で、その延長線にこのイベントはあります。かつて開催されていた「ツイード・ラン」は規模が大きくスポンサーもついていました。このような商業化されたイベントは楽しい反面、とうしても道路使用許可や事故の際の責任など堅苦しい問題が発生し窮屈な感じがあったようです。

tweedrun

数人の小さな集団で走行し、詳しい参加者が建築物や史跡の説明をしてくれます。ドレスコードは厳密な規定はありませんが、さすがにみなさん素敵なスタイルでペダルを回していました。

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