昨年に続き、アジア最大の国際自転車ショー〝台北サイクルショー”こと「TAIPEI CYCLE 2017」に行ってきました。台北サイクルショーは、ユーロバイク(8/30-9/2)とインターバイク(9/20-22)と並び、世界三大自転車ショーといわれています。

2017年は3月22日(水)から3月25日(土)までの4日間、
会場は昨年と同じ、台北中心部から少し離れた「南港展覧会」というインテックス大阪のような大きな会場で開催されました。メインは4階、パーツメーカーは1階といったように分かれていて、会場周りや他のフロアでも多くの来場者がいて商談などがおこなわれていました。

近年の台湾の自転車産業の発展は目覚ましいものがあり、パソコンでいうところのシリコンバレーのような状況になっていて、中国や日本企業はもちろん、欧米からも多く企業が出展しています。

格安航空(LCC)の就航で、台湾はより身近な存在となり、私も挨拶がてら初日の22日に日帰りで、各メーカーをまわってきました。

シマノやジャイアント、フジなどの世界的なメーカーももちろん出展しているのですが、大半は名前も聞いたことのない小規模メーカーで「第二のジャイアント」を目指し新製品を投入してきます。

会場でひときわ大きな人だかりができていたのは、大手パーツメーカーTOPEAK。このブログでも少し前に紹介したバイクパッキング用の新製品のローダーシリーズを中心に注目を集めていました。

TIOGAはグラベルロード向けタイヤや新型スパーダーサドルを展示。
米国で人気のパーツメーカーですが、実は日本のメーカーです。
写真の女性は台湾人で、少し日本語を話すことができました。

FELTはロードバイクを展示。
会場内には電動自転車の展示も少し展示してある以外は、ほとんどはスポーツ自転車となっています。
「自転車=ママチャリ」というのは、日本独特の概念かもしれません。

スピード性能をアピールするDAHONのブース

おびただし数のブレーキシュー

オリタタミ自転車を持って歩くマスコット

「TAIPEI CYCLE 2018」は10/31から11/3のようです。

3月末は日本では繁忙期になっていて時期的に出展や来場が難しいとの声も多く、欧米メーカーもインターバイクやユーロバイクにあわせて新商品を発表していてテクノロジーの進化が早い昨今は台北ショーに来る頃には型遅れになってしまってるという事態もありうるということなので、11月への移行することで欧米との時間差がなくなり、より最新の情報がえられるようになるのではないでしょうか。




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