東京・目黒の自転車文化センターで開催中の「働く自転車展」を見てきました。

自転車文化センターは財団法人日本自転車普及協会が運営する総合施設で、希少な自転車や関連文献の管理や研究をおこなっています。定期的にテーマ展示をおこなっていて、一般の人も自由に展示車や資料を閲覧することができます。

2019年12月18日から「働く自転車展」と題して、所蔵されている自転車が数台展示されてました。様々な業種により多目的に利用される自転車をその時代背景を交え、パネルで分かりやすく解説されていました。

写真を撮ってきましたので、展示車の一部を紹介いたします。
① 荷物運搬用三輪自転車

荷物運搬の為の三輪自転車は明治から大正期にかけて業務用として利用された。大正中期以降はリヤカーが登場し、ハンドルの前に荷を置くタイプは衰退していく。
②RALEIGH 「オール・スチール・バイシクル」
1888年にフランク・ボーデンがイングランドのノッティンガムの自転車工房を買い取りRALEIGHを設立。ハンドルを動かしても、バスケットがふら付かない設計で、現在でもヨーロッパの移動商店として街角で見られる。
③ 警視庁警官用自転車
主に駐在所や交番にパトロールや警察活動の移動手段として使用されている自転車の最新モデル。市販のママチャリに近いが、両フォークサイドに「停止用指示棒入れ」など警察官用の特別仕様となっている。
④ 郵便配達用自転車
実用車をベースにハンドル幅を広くとるなど郵便物や小包を運搬しやすいようにカスタマイズされている。昭和63年製の展示車は、フレーム・キャリア・チェーンケース・ドロヨケがシンボルカラーの赤色に塗装されている。
⑤ 安藤自転車「威力号」
戦後まもない1950年代の大ヒット車。当時の典型的な荷物を運ぶ自転車として、子供たちの食べるお菓子や紙芝居の道具を乗せた箱を乗せ移動した。車重は30kg以上、荷台に50kgほどの荷物を載せて運ぶことができる。
⑥ ロバートホーニング「車いす付き自転車」
1989年、ドイツ製の車いす付き自転車。スピードを上げても安定走行が可能で、介助用品というよりサイクリングを楽しむというレジャー用品にみえる。
⑦Nihola「Cigar Family」
デンマークのママチャリ(?)。日本のように自転車が進化したのではなく、荷物運搬用台車やベビーカーの変形。運転にしにくく、値段も高額。大きすぎて日本では道路交通法違反になるため、歩道を走行できません。
|自転車文化センター
- 〒141-0021 東京都品川区上大崎3-3-1 自転車総合ビル1F
- Tel. 03-4334-7953
- [開館時間] 9:30〜17:00(最終入館16:45)
- [定 休 日] 月曜日(祭日の場合は翌平日)・年末年始
- [入 館 料] 無料
偶然にも、現在配布中のフリーマガジン「CYCLE」no.44が同じような特集をして、あわせて読むと面白いのではないかと思います。

同紙は、11年前にも「はたらく自転車」の特集をしていて、この先10年は、「カーゴバイク」が定番化しそうであるとしています。また、2016年に上陸した「Uber EATS」が、東京や大阪など全国7都市で展開され拡大していることから、特に「運ぶ」というキーワードに注目しているようです。
<冬号の特集>
21世紀のはたらく自転車
● 手書きマップをつくろう!
● レポート「必ず行きたい自転車銭湯」千鳥温泉
● 七つの渡し船を巡るポタリング
● 遠のり近のり 和歌山県 有田
バックナンバーも無料配布しています。
ご用命ください。
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