以前にERGONというパーツメーカーの着眼点と研究がいかに凄いかというのをご紹介しました。
参照:グリップを握る手首の角度は148°だ!人間工学グリップ「ERGON」を実際に使ってみました。
人間工学に基づいた設計と研究によって製品化されたグリップは、コスト優先の他社製品とはまるで違う使用感があるという話です。その時、ERGONをグリップメーカーと紹介しましたが、それは正確ではありません。グリップは確かに傑出していてすばらしいのですが、同じく人間工学の粋をつくした自転車サドルSRX3にも注目です。

このSRX3サドルは、人間工学の研究によって乗車時にライダーの疲労する形状をしており、太ももに接触するサイド部は摩擦を軽減するシリコンでコーティングされていてぺダリング効率を高める構造になっています。前後への大きな動きに対応できるVシェイプのシルエットをしていてフィット感を考慮したスポーツサドルになっています。
驚きはこのサドルが自転車を押すときに考慮されたテールデザインを採用している点です。確かに自転車は乗るだけでなく、押しますもんね。
もともとSRX3はシクロクロス(※)という自転車競技用に開発されていて、悪路や激しい乗車や長時間のぺダリングにでもお尻への痛みや疲労を緩和する設計になっています。
レール素材は軽量のカーボン ,耐久性の高いチタン合金 , コストパフォーマンスに優れたスチールの3種類。サイズもSとMの2サイズ製造しています。
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※ シクロクロス オフロード自転車競技の一。日本でも競技人口が増加しているが、オリンピック競技には採用されていない中距離自転車レース。




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