自転車関連の展示会はこれまでメーカー、輸入元、卸会社が各々個別で開催し、その会社の取扱い商品のみを展示するというのが業界の慣習でした。
また自転車のイベントでサイクルモードという6万人以上来場する大型の展示会はありますが、一般の消費者やマスコミなど多くの人が押し寄せるため商談や商品説明などは決してやりやすい場ではありませんでした。
東京・浅草でこれまでの垣根を取り払った自転車パーツの合同展示会が初めて開催されました。

2016年1月13日と14日の2日間、
東京スカイツリーからも近い浅草の東京都産業貿易センターの台東館で開催されました。
「初日は行列ができるほどの多くの方が来場されました」(出展関係者)
一般の入場は不可(通販業者も入場不可)、自転車本体はなく自転車のパーツと用品のみという絞った展示会ながら初日の会場時には全国から多くの人が長蛇の列をつくったそうです。
私は2日目の午後というひと段落したときに訪問しましたが、それでも多くの方が商談(談笑?)していました。

出展企業はおよそ100社。
自転車錠、ライト、ベルはもちろんスポークやウエアまで5階から7階まで3フロアを使用して行われました。




自転車パーツメーカーはその多くが零細企業で個別で単独で展示会を開催しても多くの集客が見込めません。
またサイクルモードなどのイベントは出展料が高く採算が合わないという声を聞きます。
今回の合同展示会はその溝をうめビジネスチャンスの場を提供する新しい試みでした。
是非来年は大阪でも開催してもらいたいです(日帰り疲れた、、、)。



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