1月28、29日東京・浅草「東京都立産業貿易センター台東館」で開催された「第10回サイクルパーツ合同展示会」に行ってきました。
同展示会は2016年からメーカーと自転車店を結ぶ展示会として始まり、国内最大の自転車部品の展示会となっています。国内メーカーだけでなく輸入業社もあわせて160社以上の企業が参加、新商品が実際に手に取って確かめられ、ビジネスの場として業界では認知されてきています。
▲海外でも人気のPanaracerの国産タイヤ「GRAVELKING」
10回目となるイベントは両日あわせて2000名以上の関係者が来場、おなじみのメーカーから新規参入の事業者まで、これからの自転車産業の今、未来が分かる新製品が集結しています。本ブログでは毎年のようにうにこの展示会を紹介していますが、今年は為替の影響か国内メーカーの勢いが復活しているように感じました。
▲メードインジャパンのnarifuri(ナリフリ)の自転車カジュアルウエア
注目されていたのはヘルメット。2023年から自転車使用時のヘルメット着用が努力義務化となり、ようやく新製品が投入されてきていました。国民服となりつつあるOGK KABUTO「Canvas」の新カラーや「GIRO」「ABUS」「KASK」など海外の有名メーカーの新製品にも人だかりができていました。
▲努力義務化で売れているOGK「Canvas」は新色発売
高品質なハンドルバーなど「SIXTHCOMPONENTS」というブランドを手掛けるROCKBIKESの西山直人さんはYouTubeのチャンネルを開設、ユーチューバーとしてプロモーションに力をいれているそうです。
「YouTubeの反響がすごいんですよ、ホントはあんまり話するの得意じゃないんだけどね…」
西山さんは動画配信によって手掛けるブランド認知度が向上、これからはSNSなども活用してより多くのファンを獲得していきたいと今後の展望を語っていました。
▲ユーチューバーとしても活躍中のROCKBIKESの西山直人さん
コロナ需要の反動で一時期自転車が供給過多になっていましたが、国内部品メーカーは輸出などが好調のようです。新製品の入荷は情報はTwitter(現X)にて確認していただきますようにお願いいたします。