国内最大級のヴィンテージ自転車やパーツのスワップミート「シクロジャンブル」に行ってきました。

大阪北部・豊中市の服部緑地公園で年2回、春と秋に開催される中古自転車と部品のフリーマーケットで2018年春は5月20日(日)に開催されました。

公園内の「古民家集落広場」という多目的広場にて開催され、全国各地から自転車マニアが集まるイベントとなっています。

出店は誰でも可能で自転車パーツコレクターから自転車関係業者など30ブース以上、小銭で購入できるジャンクパーツからマニア垂涎の逸品、珍品、自作品、不用品、なつかしの自転車などまさしくジャンブル(ごちゃまぜ)です。
当日に自転車や自転車部品などの購入をお考えなら、手さげ袋、小銭、メジャー、ノギスなど必要なものは持参した方がいいかもしれません。

ハンドメイドのサイリングキャップや現在の規格には全く合わなくなってしまったディレーラやハブなどの自転車部品等々、値札がついていない商品も多く、交渉次第ではインターネット通販やリサイクルショップで買うより安く購入することができます。

富士自転車「オールド・フェザー」やコロンバス製チューブのデローザのロード車など時代を物語る旧車や銘品を見ているだけでも楽しくなります。

昭和の自転車愛好家のバイブル「ニュー・サイクリング」誌も大量に販売されています。1962年から発行される月刊誌で、インターネットもない時代の貴重な情報源としてサイクリング文化を啓蒙し続けてきましたが、10年程前から休刊状態のようです。

緑地公園駅から徒歩10分くらいかかるため自転車で来ている人も多く、これがまた各々個性的です。
午前10時から昼頃までという開催時間なのですが、なるべく早く行った方が掘り出しモノに巡り合えると思います。

今回の戦利品
・「SUNTOUR CATALOG」マエダ工業〔1986年?〕
・「自転車センターのあゆみ」関西サイクルスポーツセンター〔2004年〕
・NITTOカタログ 〔1993年〕
・ワンゲルチェーンの店「ARAI-CYCLE」紙袋
・「JEXジャーナル VOL.1」JEXジャーナル編集部〔1975年〕
・「スギノジャーナル 第23号 昭和42年 復刻版」杉野鉄工所 〔1975(昭50)年〕
業界紙の「JEXジャーナル」や「スギノジャーナル」はなかなか他では入手できないモノで興味深い内容になっているので、またの機会に紹介したいと思います。なぜ「スギノジャーナル第23号」は8年後に再発行されたんでしょうか…そのあたりの謎にもせまってみたいと思います。




街は楽しい、清澄白河「TOKYOBIKE TOKYO」
大阪公立大 森ノ宮キャンパス爆誕、北猪飼野は「ヒガシ」となるのか
国内最大級自転車販売店のための展示会「JAPAN BIKE SHOW 2025」
国内最大級のヴィンテージ自転車部品蚤の市「シクロジャンブル」2025 秋
大阪・関西万博閉幕、「夢洲レガシー」をどう活用すべきなのか
丸尾良昭「朝来町 自転車店糾弾事件」 荊の葛藤
戦後大阪の光と影、NHKドラマ「大阪激流伝」
シャンゼリゼを埋め尽くした自転車「天安門事件」反対デモ
小林一三は不滅の「阪急ブランド」をいかに築いたのか
違法モペッド販売店「G+DOCTOR」中国籍の劉玥(41)逮捕