2022年5月22日、国内最大級のビンテージ自転車やパーツのスワップミート「シクロジャンブル」に行ってきました。

シクロジャンブルは大阪北部・豊中市の服部緑地公園で年2回春と秋に開催される中古自転車と部品のフリーマーケットで、西日本最大の自転車蚤の市です。1999年から毎年春秋と2回実施されていましたが、コロナの影響で中止していて、3年ぶりの開催となりました。多くの自転車マニアの集うおなじみのイベントですが99年当時は、自転車専門誌「ニューサイクリング」に寄稿していた読者の内輪ノリのような身内の会合だったようです。

最寄り駅は北大阪急行「緑地公園駅」で、地下鉄御堂筋線を利用すると大阪中心部や新大阪駅からも交通アクセスがよく多くの自転車マニアが遠方からも集まります。会場は緑地公園駅から公園内を歩くこと15分の「古民家集落広場」という多目的広場で行われます。
実行委員会の安田さんによると、開場は初開催から同広場で行われ、初めの5年間は地元のサイクリングクラブや自転車店など500通ほどハガキを郵送し地道に活動をしていたようです。

2010年頃になるとSNSの普及などの影響で出店数や参加者など来場者が増加、本来は大阪府公園条例で公園内での商行為は禁止されていますが、本ブログなどがフリーマーケットと「誤情報」を勝手に流していることが問題視され、公園管理事務所の責任者が変わるたびに委員会が主旨の説明をしてくださり、今に至っています。
前日まで天気が曇り空で開催が危ぶまれていましたが、当日は晴天に恵まれ、暑いくらいでした。

3年ぶりということもあり、広場には多くの自転車ファンが集まっていました。開始時間は9時ということになっているみたいですが、なるべく早く行った方が掘り出しモノが見つけられると思います。
出店は誰でも可能で自転車パーツコレクターから自転車関係業者など約40ブース、自転車パーツが多く、貴重なビンテージパーツから不用品まで様々な自転車関連の品々が交換取引されています。アンティークなスポーツ自転車は見ているだけでも楽しいですが、持ち主に交渉次第では譲ってもらえるかもしれません。

車体の出品はそれほど多くなく、メインはロードバイク・マウンテンバイク・ランドナー・BMX・ミニベロ・クロスバイク・実用車などの部品で、ジャンルや新旧を問わず扱われています。
値札のようなものに数字が書いている場合もありますが、気になる部品があれば出展者の方に交渉してみるといいのではないでしょうか。出品者は金儲けで来ている訳ではないので、手さげ袋・小銭・メジャー・ノギスなどは持参した方がいいかもしれません。

今回、自転車関連の書籍類の出品が多く「自転車の一世紀」というゲットしました。
市立図書館にも所蔵があり読んだことがあったのですが、ネットオークションではプレ値がついている書籍です。

今まで、このイベントはFacebookページでの告知がメインだったのですが、今春からTwitter等でも情報発信を始動しているようですので、そちらもチェックするとより詳細な情報が得られると思います。
個人的には仕事があるためいつも10時で帰るので、前夜祭や打ち上げイベントとかがあったらいいなと思っています。


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