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TAG: ツーリング

拡張できる大容量トランクバッグTOPEAK「MTX TrunkBag EXP」

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TOPEAKのリアトランクバッグ「MTX Trunk」シリーズは同社のリアキャリア「Uni Super Tourist」と合わせて使用することでワンタッチで簡単に着脱が可能なポリエステル製のリアトランクバッグのシリーズです。

 

topeak trunbag

MTX クイック トラック システムというシステムでカチッと取り付けが可能で、荷ひもでしばる必要もなく非常に便利なバッグです。

topeak trunbag

新しく発売された「MTX TrunkBag EXP」は普段はトランクバッグとして使用でき、両サイドを開くことで最大16.6ℓまで拡張しパニアバッグ(サイドバッグ)になるバッグです。

topeak MTXtrunbag

topeak MTXtrunbagEXP

topeak MTX EXP

クッション性に優れた厚手のポリエステルは軽量で丈夫です。
衣料や袋類をまとめておくのに便利なバンジーコードやライト類を取付けできるクリップホルダーを装備、
安全性に配慮しサイドには3M反射テープが配置されています。

本体価格は9000円、
取り付けが難しい車種もありますのご相談ください。

topeak MTXtrunbagEXP ▲取り付け時のイメージ

 

ストラップも付属しています。取り外した際にストラップを使用するとそのままショルダーバッグになります。

topeak MTX EXP
レインカバーも付属しています。

スポーツ自転車に前カゴは全くおすすめしません。ハンドル前側の高い位置に荷を据えると自転車のスポーツ性能は根本から失われます。機動性,操作性,バランス性能,強度などあらゆる機能が著しく低下します。

日常使用でどうしても必要に感じた際はまずこちらの「MTX TrunkBag」をご検討ください。

こちらの製品がもし気にいらなくても、ハンドルの前側の高い位置ではなく、リアキャリアなどを使用して取り付けができるカゴやバッグからご検討をお願いします。とにかく、前カゴをつけると自転車開発者や製造者の努力が一気に台無しになってしまいます。じっくり煮込んだインドカレーにソースをドバドバかけるようなナンセンスなカスタムですので、くれぐれも安直に選択されないようにお願いたします。

 


MTX TrunkBag EXP」の取り付けには同社のリアキャリア「ユニスーパーツーリスト が別途必要です。

・Uni Super Tourist   ¥ 6,200

topeak rack
24″~29″,700c対応のリアキャリア。アルミ製795g。

 

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BROOKS 150周年Anniversary Meeting in京都

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1866年にジョン・ボルトビー・ブルックスによって英国で創業されたサドルブランド「BROOKS」は今年で創業150年をむかえました。革新的なアイデアと職人による変わらぬ生産によって世紀を超えて上質でオーセンティックな商品を生み出し続けています。

今年は150周年を記念して多くの記念モデルやコラボ商品など精力的に新アイテムがリリースされています。英国からマーケティングマネージャーのジャン・マルコ氏が来日し、京都でディーラーミーティングが開催されたので行ってきました。

 

brooks helmet
まずは、イタリアのKASK社とのコラボヘルメット
左 / ISLAND ¥18,500
右/ HARRIER ¥ 26,000

brooks  2016    brooks island

それぞれMとLサイズがあり、
マッシュルームヘッド(キノコ頭)になりにくいように設計されています。

 

サドルに関してはスライドを使い徹底的に研究していることを熱弁。

brooks meeting

1928年から同社が研究しているラバーサドルがついに今シーズン製品化されました。
その名は「CAMBIUM」。
ロードバイクのデビッド・ミラー選手が使用しているハイパフォーマンスサドルです。

brooks cambium  brooks cambiumsaddle
左/ CAMBIUMカーボンレール C13 ¥26,000
右/ CAMBIUM C17 ¥18,000

 

初公開となる「COMFORT GRIP CAMBIUM」はオーガニックコットンとラバーで生産された同社らしいグリップ。ERGON社と共同開発したエルゴノミクスグリップ「GP 1レザー」も非常に興味が沸く逸品です。

brooks cambiumgrip  brooks ergon
左/COMFORT GRIP CAMBIUM  ¥5,200
右/GP1 LEATHER GRIP ¥12,400

 

 

ラインナップに本革製のバーテープは今までありましたが、ラバー製バーテープは確か今回初登場では(?)
なんの説明もなくポンとおいてありました。7色展開みたいです。

brooks bartape  brooks barend
左/RUBBER BAR TAPE  ¥5,200
右/BAR END CAP コルク製 ¥600 (写真上)
ラバー製 ¥1,000(写真下)

 

 

もちろん同社の代名詞の英国製本革サドル&サドルバッグも健在です。

brooks saddles   brooks saddlebag
左/LEATHER SADDLE  ¥14,600~
右/CHALLENGE BAG    ¥11,400~

 

 

雨合羽レベルの防水性があるというファブリックサドルバッグや小物も充実。

brooks glenbrook  brooks tools
左/ MILLBROOK  ¥20,600
右/ MULTI TOOL(限定品) ¥5,400~

 


老舗企業が多い日本でさえ30年以内に99.98%の企業が消滅してしまうそうです。
世紀を超え、国境を越え、トップブランドであり続ける「BROOKS」。
その原動力はまさしく革新と職人魂であると改めて認識させられる会合となりました。

 

サイクルショップ203が所有する戦後の古い資料に昭和初期のBROOKSの品質に関して面白いエピソードが記載されていたので紹介したいと思います。brooks in japan

….昭和時代に入るや国産品の生産はますます本格化し藤田、大東、関東、南葛各社共増産体制を取り始めたが、それでも完成車用マーク入りのもの以外は大部分ブルツクスマークを使用せざるをえなかつた。

それほどサドルといえばブルツクスというくらい有名であつたので一般補修用にはいやでもブルツクスの名をつけざるを得なかつたのである。ところがこのような日本側の態度に怒つたブルツクスでは東京出張員FWホスレー氏との間にブルツクスの商標権をめぐつて紛争が生じ使用禁止されるやらテンヤワンヤと騒いだこともあつた。それでも昭和十年頃には…

 

 

日本製サドルは1907年に藤田弥四郎によって東京で初めて生産されました。
1902年に日英同盟が締結されると英国からの自転車輸入が増加し、1907年には1000台を超える英国製自転車が輸入されました。藤田は英国から輸入された自転車の付属しているサドルのライト社、ライセット社、ブルックス社の3メーカーからブルックス社を模倣しサドルの生産を始めましたが、良質なブルックスのサドルとは似ても似つかない幼稚なものしか製造できませんでした。当時でもサドルといえばブルックスで、ライト社やライセット社もその後競争に敗れブルックスに吸収されてしまいます。

昭和初期には自転車パーツは国産化が進むのですが、サドルだけはどうしても品質でブルックスにおよばず、この資料には日本のサドルメーカー各社はコピー商品を生産し、商標権をめぐって紛争が起きるという今では考えられないエピソードが掲載されています。登場している日本のサドルメーカーがすべて倒産していることはいうまでもありませんが、ブルックスの歴史や品質が抜きんでていることを記す貴重な内容となっています。

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BROOKS「CAMBIUM C15」穴あきサドルにナチュラルな新色追加

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英国老舗サドルメーカーBROOKSのオーガニックコットンサドルCambiumシリーズの穴あき加工サドル「Cambium C15 Carved」に新色ブラックトップナチュラルラバーが追加されました。

brooks c15
天然ゴムのナチュラルベースをブラックの繊維キャンバストップで覆った新色はレーシングなロードバイクから雰囲気をこだわるランドナースタイルなど様々なシーンの自転車に合わせやすい自然派サドルです。

 

brooks saddle

これで既発の ブラック, スレートグレーとあわせて
Cambium C15 Carved」は3色展開になります。

brooks cambium

穴あきサドルは通気性の向上、軽量化だけでなく
鼠蹊部の圧迫を回避し、通常のハンモックよりもしなり体への負担を減らす効果が期待できます。

シートレールはスチール製で
重量は395g
本体価格は18,600円です。

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日本のサイクルリング車の発展に寄与したダニエル・ルブールの「Rene HERSE」線画カタログ

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戦後、日本のサイクリング車はイギリスやフランスの影響を受け発展しました。

1954年 自転車研究家の鳥山新一氏によってフランスのRene HERSE(ルネ・エルス)の自転車が日本に初めて輸入され、62年に自転車雑誌「サイクル」に紹介されるとその美しさは多くサイクリストに衝撃を与えました。

フランスの小さな工房で1台1台ハンドメイドされるエルスの自転車は当時の日本人サイクリストの憧れの逸品で、当然簡単には所有できず、今となっては現車を目にすることすらかなわない幻の自転車です。

完全オーダーメイドのエルスの自転車は自転車研究家のダニエル・ルブールによるスケッチカタログをみてオーダーシート(※下参照)を使用し注文していました。ルブールの描く線画スケッチは緻密で美しく、自転車の理想形として遠く離れた日本で高い評価を得ることになり、その後の日本の自転車製造に大きな影響を与えました。

比較的新しい1970年代〔第3期〕のカタログをサイクルショップ203にて1部管理所有していますの画像にて紹介しています。
rene herse
〔表紙〕 RANDONNESE ランドヌーズ

 

 

herse montfaron
|モンファン (ロードバイク)

ウオルバー社タイヤに同社のリムブランドのスーパーシャンピオンを装備したモデル。

【フレーム】レイノルズ5/10
【チェーンホイール】ストロングライト
【ハブ】カンパニョーロ
【リム】スーパーシャンピオン
【タイヤ】ウオルバー トランスアルピノ
【ディレイラー】サンプレックス スーパーコンペティション
【ブレーキ】ユニバーサル68
【サドル】ユニカ 皮貼
【ハンドル】チネリ

 

 

herse milan-sanremo
| ミラノ-サンレモ (ロードバイク)

イタリアンロード風のフル=カンパ仕様。平坦地の多い春のイタリアのレースのイメージ。エルスのロードバイクはいずれも日本人にはあまりなじみが薄い。

【フレーム】レイノルズ7/10
【トランスミッション】カンパニョーロ フルセット
【リム】スーパーシャンピオン
【タイヤ】クレメン
【サドル】ユニカ 皮貼
【ハンドル】チネリ
【ポンプ】ミルレモ

 

 

herse ile-de-france
|イル・ド・フランス (ロードバイク)

ユレ―の10(2×5)ギアなどフランス製パーツのロードバイク。

【フレーム】レイノルズ 3本
【チェーンホイール】ストロングライト
【ハブ】ノルマンディ コンペティション
【リム】マビック
【タイヤ】ウオルバー
【ディレイラー】ユレ― スベルト10スピード
【ブレーキ】ワインマン 500
【サドル】イデアル クーラ
【ハンドル】フィリップス
【ポンプ】ゼファール

 

 

herse paris-roubaix
パリ- ルーベ (ロードバイク)

過酷な石畳のワンデーレース仕様。

【フレーム】レイノルズ チェーンステーとブリッジ補強
【ヘッドセット】ストロングライト
【チェーンホイール】TA プロフェショナル
【ハブ】ノルマンディ コンペティション
【リム】マビック
【タイヤ】ドルドワーニュ
【ディレイラー】ユレ― コンペティション10スピード
【ブレーキ】マファック レーサー
【サドル】イデアル ならし済
【ハンドル】フィリップス
【ポンプ】ゼファール

 

 

herse piste
|ピスト (トラックレーサー)

バンク競技向け自転車。

【フレーム】レイノルズ
【ヘッドセット】ストロングライト
【チェーンホイール】TA
【ハブ】カンパニョーロ
【スポーク】ユニオン 結束
【リム】マビック
【タイヤ】クレメン
【ペダル】リオタール
【サドル】ブルックス
【ハンドル】フィリップス

 

 

herse longchamp
|ロンシャン (ディアゴナール)

ロードレーサーに簡易マットガードが付いただけの高速タイプ。車名はフランスの地名。

【フレーム】コロンブス
【ヘッドセット】ストロングライト
【チェーンホイール】ストロングライト
【ハブ】カンパニョーロ
【リム】マビック
【タイヤ】カネッティ
【ディレイラー】ユレ― コンペティション10スピード
【ブレーキ】ワインマン直付け
【サドル】ブルックス
【ハンドル】チネリ
【マッドガード】ブルーメル 着脱可

 

 

herse paris-brest
|パリ-ブレス (ブルぺ クルース)

時間制限のある長距離ブルぺ競技用モデル。

【フレーム】レイノルズ5/10 前ブレーキワイヤー内蔵
【チェーンリング】エルス
【クランク】エルス
【ディレイラー】ユレ― コンペティション10スピード
【サドル】ユニカ 皮貼
【ハンドル】フィリップス
【マッドガード】ブルーメル

 

 

herse federal|フェデラル (サイクリング)

市街地の移動やちょっとしたスポーツライドもできるよう簡素にまとめられた普及品。

【フレーム】ビッチュ
【ヘッドセット】ストロングライト
【チェーンホイール】TA
【ハブ】ノルマンディ
【リム】マビック
【タイヤ】ウオルバーWO
【ディレイラー】ユレ― スベルト10スピード
【ブレーキ】レーサー CLB
【サドル】プリマ
【ハンドル】フィリップ
【ランプ】シビエ

 

 

herse demontable
|デモンタブル (分割輪行車)

フレームが分割できるツーリングタイプ。第三期(1970年代)エルスを代表するモデル。70年代にこのようなモデルはフランスと日本以外にはほとんど存在しない。

【フレーム】ビッチュ
【ヘッドセット】ストロングライト
【チェーンホイール】TA
【ハブ】ノルマンディー コンペティション
【リム】スーパーシャンピオン
【タイヤ】ミシュラン WO
【ディレイラー】ユレ― ツーリング
【ブレーキ】ワインマン
【ランプ】スービッテ

 

 

herse randonneuse
ランドヌーズ (スポルティーフ)

表紙にもなっているエルスを代表するツーリングモデル。「ランドヌーズこそ最上の自転車」という幻影を追っている日本人サイクリストは現在でも多い。

【フレーム】レイノルズ チェーンステーとブリッジ補強
【ヘッドセット】ストロングライト
【チェーンホイール】エルス
【ベアリング】SKF
【ハブ】マキシカー
【ディレイラー】ユレ― スーパーツーリング15スピード
【クイックシャフト】カンパニョーロ
【ランプ】スービッテ

 

 

herse globetrotter
グローブトロッター (ツーリング)

前後にコンパクトなキャリアを装備したモデル。

【フレーム】レイノルズ
【ヘッドセット】ストロングライト
【チェーンホイール】エルス
【ハブ】マキシカー
【ディレイラー】サンプレックス スーパーコンペティション15スピード
【ブレーキ】ワインマン
【サドル】ブルックス
【ペダル】ベルテ

 

 

herse champing
キャンピング (ツーリング)

前後にサイドバックが取り付けできるキャリアを装備したモデル。

【フレーム】ビッチュ
【ヘッドセット】ストロングライト
【チェーンホイール】エルス
【ハブ】ノルマンディ
【ディレイラー】ユレ― スーパーツーリング10スピード
【ブレーキ】マファック クリテリウム
【ハンドルバー】ランドナー
【ステム】エルス
【サドル】イデアル
【ランプ】シビエ

 

 

herse weekend
ウイークエンド (プロムナード車)

女性向けピクニックモデル。

【フレーム】レイノルズ ミキスト
【ヘッドセット】ストロングライト
【チェーンホイール】エルス
【ディレイラー】ユレ― ツーリング5スピード
【ブレーキ】ワインマン
【ランプ】シビエ
【ポンプ】ゼファール

 

 

herse gentlman
ジェントルマン (プロムナード車)

紳士向けシティモデル。日本に輸入されたエルスはおおくても累計数百台、なかでもシティモデルは現存数が少なく希少とされる。

【フレーム】レイノルズ
【ヘッドセット】ストロングライト
【ディレイラー】ユレ― 5スピード
【ハブ】ノルマンディー
【リム】スーパーシャンピオン
【タイヤ】ミシュラン WO
【ブレーキ】マファック
【マッドガード】ルパオン
【サドル】ブルックス
【ランプ】スービッテ

 

 

herse camps-elyseesシャンゼリゼ (内装変速式プロムナード車)

スタメの内装式変速搭載のシティモデル。

【フレーム】ビッチュ
【ヘッドセット】ストロングライト
【フロントハブ】マイヤール
【リアハブ】スターメーアーチャー 4スピード
【ブレーキ】マファック
【サドル】ブルックス
【ランプ】スービッテ
【チェーンケース】ケス―
【マッドガード】ルパオン

 

 

herse vacances
バカンス (タンデム=サイクリング車)

ダブルダイヤモンド型フレームのタンデム車。

【フレーム】レイノルズ
【ヘッドセット】ストロングライト
【チェーンホイール】エルス
【ディレイラー】ユレ― ツーリング15スピード
【ハブ】マキシカー
【サドル】イデアル
【ペダル】リオタール
【ランプ】シビエ

 

 

 

herse chanteloup
シャンルト―  (タンデム競技車)

男女混成タンデムレース向けモデル。湾曲した後シートチューブが特徴。

【フレーム】レイノルズ 特製
【ヘッドセット】ストロングライト
【ハンガー】SKF
【ディレイラー】ユレ― ツーリング18スピード
【ハブ】マキシカー
【ブレーキ】マファック ティジェール
【サドル】イデアル
【ペダル】マイヤール
【ランプ】スービッテ

 

意外にもロードバイクなどレーシングタイプのラインナップが多いが、エルスの自転車はロードレースより「ポリー」という自転車の品質と性能を競う国内の技術コンクールで高く評価された。エルスは1986年廃業し、フランス国内でも、もはやその名を知る者は少なくなり歴史の中に消えてゆきつつある。しかし、昭和期の日本のスポーツ自転車文化に大きな影響を与え、死後30年以上経過した今でも遠く離れた日本のサイクリストたちに高く評価されている。

 

 

2016年7月末までカタログを店に置いておきますのご覧になりたい方はスタッフお伝えください。

 


 

エルスのオーダーシート
1940年から79年までパリ近郊のルバロア・ペル(LEVALLOIS-PERRET)の工房で自転車を製作。ルネは76年に死去し、その後工房は区画整理によって移転、子供たちにブランドは受け継ぐが1986年にその歴史に幕を閉じる。移転以後も住所の部分にシールを張ってオーダーシートはそのままの書式で使用された。

herse order

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昭和の古いカタログ ナショナル自転車 ツーリング車「ユニパック」

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古本市で1970年代の古い自転車のカタログが売っていいたので購入してみました。
愛好家の放出品なのかナショナル自転車(現 パナソニックサイクルテック)のスポーツ車「UNIPAC(ユニパック)」のカタログやチラシ等がまとまった形で保管されていて状態もよく興味深い内容だったので紹介させていただきます。

ナショナル自転車 スポーツ車 「ユニパック」とは-
かつて日本で製造されていたスポーツ自転車。ナショナル自転車製造。輪行での小旅行などを目的としたスチール製ツーリング自転車。専用の輪行バッグと自転車がセットで販売された。

<パンフレット類>

▼ ユニパック B-501U(M)
B-501U(B)M

▼ ユニパック B-501U(B)F
B-501U(B)F

▼ ニューユニパック B-5U1NL
B-5U1NL

 

▼ ユニパック・デモンタブル B-10UID(T)
B-10UID

B-10U1D(T)

B-10U1D(T)

デモンタブルは分割型フレームで汽車・船・飛行機を利用し輪行を楽しむというサイクリングの新しい方法を提案。

<チラシ>

national unipac

組み立てに12分…
結構時間かかるんですね

national unipac

発売時には全日空とのコラボでエアーサイクリングという新たな輪行方を提案

新発売unipac

 

まだマウンテンバイクが発明されていない時代の古き良き日本のサイクリング用自転車です。

national unipac

 

<POP>
national unipac
▲ 当時の自転車にぶら下げる販促物

 

<取り扱い説明書>
national unipac
▲ ユニパックの取り扱い説明書
仕様や使用方法などが細かく記載されている。

national unipac
▲分割式フレームのニューユニパック<デ・モンタブル>の取り扱い説明書(全13ページ)

 


※ 現在サイクルショップ203はパナソニックサイクルの自転車の取り扱いはありません。現車もなく詳細は分かりませんので電話やメールでのお問い合わせはご遠慮下さい。資料は2016年5月末まで店頭にてどなたでもご覧いただけます。スタッフにご用命ください。

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