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2018年11月の記事一覧

TOPEAK バイクパッキング向け新ケージ「Versa Cage」

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TOPEAKからバイクパッキングに便利な新ケージ「Versa Cage」(ヴァ―サケージ)が発売されます。

topeak versacage

2018モデルから割とみられるようになったフロントフォークに取り付け台座が据えられているシクロクロスなどに使えるエンジニアリングポリマー製の多用途ケージで、付属のストラップを使用しシュラフや輪行袋などを積載することができます。

topeak versa cage

同社ですでに人気の「ローダー」シリーズと組み合わせて、輪行や長距離ツーリングをサポートしてくれます。

 

 

topeak bikepacking cage

マウントが3個付属していて取付台座がない自転車にも装着可能です。

topeak bikepacking

versamount

重量は128g、
最大3kgまで荷物を積載することが可能です。

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自転車のフリーマーケット「シクロジャンブル2018・秋」に行ってきました

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国内最大級のヴィンテージ自転車やパーツのスワップミート「シクロジャンブル」に行ってきました。

cycle freemarket

大阪北部・豊中市の服部緑地公園で年2回春と秋に開催される中古自転車と部品のフリーマーケットで2018年秋は11月18日(日)に開催されました。

ryokuchikouen

緑地公園駅から公園内を歩くこと15分ほどのところにある「古民家集落広場」という多目的広場で毎回開催されるイベントです。朝9時開始となっていますが、掘り出しモノを見つけるにはなるべく早くから行かれた方がいいと思います。この日は天気も良く、歩いているだけでもとてもいい気持ちになります。

cyclojumble 2018

出店は誰でも可能で自転車パーツコレクターから自転車関係業者など30ブース以上、小銭で購入できるジャンクパーツからマニア垂涎の逸品、珍品、自作品、不用品、なつかしの自転車などまさしくジャンブル(ごちゃまぜ)です。

自転車や自転車部品などの購入をお考えならメジャー、ノギスなど必要なものは持参しましょう。また小銭やビニール袋なども持っていった方がいいでしょう。

alexmolton

半世紀以上前のレアもの自転車やウールジャージや現在の規格には全く合わなくなってしまった変速機やハブなどの自転車部品等々、値札がついていない商品も多く、交渉次第ではインターネット通販や中古店で買うより安く買えるかもしれません。

 

cycle junk

「もう帰るから、持ってって! 荷物なるだけやから」
終了間際の昼頃は商品はなくなってきますが、さらに安くなったりサービスをしてくれるかもしれません。

 

15個つくるのに30万円かかった(笑)

世界初、クイックビンディング式トークリップ「SUNUP」(サンアップ)というアイデア商品。自転車に乗車しながら、ストラップ部をペダル本体から外すことができる安全性と機能性を考えたペダルのようです。考案したのは、京都在住の普通のサラリーマンの方。

sunup peddle

toeclip

 

 

cyclojumble2019

次回は2019年春頃に開催されると思いますが、公式のホームページなどが存在しないようで開催日はフェイスブックにて告知されている緩いイベントです。交流会といった側面もあり話をしたり、雰囲気を楽しむだけでも楽しいので自転車に興味のない方も是非行ってみてください。

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世界最大級の自転車見本市「TAIPEI CYCLE2018」に行ってきました

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アジア最大の国際自転車ショー〝台北サイクルショー”こと「TAIPEI CYCLE 2018」に行ってきました。台北サイクルショーは、ユーロバイクとインターバイクと並び、世界三大自転車ショーといわれています。

taipeicycle2018

このイベントは毎年3月に開催されるのですが、2018年は変則的で10月31日(水)-11月3日(土)までの4日間です。場所は昨年までと同じ台北中心部から少し離れた南港(ナンガン)の「南港展覧会」という大きな会場でメインは4階、パーツメーカーは1階といったように分かれていて、会場周りや他のフロアでも多くの来場者がいて商談などがおこなわれていました。

taiwan girl

台湾の業者だけでなく欧州や米国、日本、中国などとにかく多くの自転車関連企業が出展しています。

taipeicycleshow

有名メーカーのレース用ロードバイク、マウンテンバイクはもちろんサイクリング用やオリタタミ自転車など色々なタイプの自転車が数千台展示されていますが、いわゆる日本の「ママチャリ」は1台もありません。こういうところに来ると日本のママチャリ文化がいかに特異なのかを思い知ります。

taiwan cycle

 

 

cycleshow ivent▲オリタタミ自転車の折り畳み時間を競うイベント。早い人は4秒台で折りたたんでいました。

gios taipei
▲青一色のGIOSのブース

taipei shimano
▲SHIMANOは特に新商品の発表はありませんでした

taipei topeak
▲台湾最大の自転車アクセサリーメーカーTOPEAKのブース

taipei giant
▲GIANTのE-BIKE

48E2C29E-A2D4-487F-8712-752C9074F7C0▲台湾最大のタイヤメーカーMAXXIS

fuji taipei▲FUJIのカラフルなロードバイク

taipei fuji

hamax 2018▲日本でも人気のHAMAXのベビーシート

lezyne 2018
▲LEZYNEのライトはサイクルショップ203でもすでに入荷していますね

 

guee grip
▲こちらも当店で人気のGUEEのシリコングリップ

 

guee taiwan

 

私は台北ショーは3回目ですが、今回は日本の自転車店の方も多く来場されていました。

日本の見本市は規模が小さいため台北ショーには出店するけど日本の見本市には出展しないという日本の自転車企業もあります。かつては世界の中心として華やかだった日本の自転車産業は斜陽化、その主役はいまや台湾、そして中国へと移りかわっています。

中台の自転車産業に詳しいジャーナリストの野島剛氏は、このような状況に強く警鐘をならしています。

こうしたデータは自転車産業に身を置く人々にとっては当たり前かもしれない。しかし私のような一般人からすると、ホラー以外の何物でもない。一つの産業が滅んでいくということは、こういうことであり、恐ろしいのは、日本の自転車メーカーも、自転車産業をサポートするべき政治家も、もちろん経産省などの省庁も、誰一人として真剣に警告を鳴らすシグナルを発していないことだ。ー「銀輪の巨人」野島剛〔2012,東洋経済〕

 

台湾は貿易黒字の10%以上を自転車輸出で稼ぐようになり、見本市も国際色を強めています。野島氏は特に日本の完成車メーカーは「ひん死状態」であり、その原因は「日本市場のガラパゴス化」であると指摘しています。特異な日本のママチャリ文化はグローバル化している市場には通用せず、東アジアの中でもとり残されているとしています。

全体の7~8割もママチャリが占めている国は他にはない。特にビジネススーツの男性までママチャリに乗っている姿は、奇観だと言わざるをえない。それが日本の産業にいくばくかの貢献をなしているならば別だが、ほとんどが中国製であり、日本メーカーが作っていたとしてもその利ざやは微々たるものである以上、日本という国家にとってママチャリを乗り続ける意味を考える時期が来ているのではないか。

同著で野島氏はシマノや唐沢ブレーキなど日本の自転車企業の成功例をいくつかあげ、日本の自転車産業の復活の可能性を示唆しています。ただ、別の記事でその「再起は10年はかかる」と述べています。今回もシマノ、TIOGA、クロップスなどは大きなブースを出していましたが、やはり台湾企業が目立ちます。

 

japan cycle
▲日本の自転車企業を集めた「日本館」というブース

ogk giken
▲ OGK技研のベビーシート

pearl izumi
▲パールイズミのサイクルウエア

powermater
▲シマノのクランクに装着されたパイオニアのパワーメーター

 

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