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グリップを握る手首の角度は148°だ!人間工学グリップ「ERGON」を実際に使ってみました。

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自転車グリップメーカーERGONによると、バックスイープ角のないフラット形状のハンドルバーでは自転車乗車時に腕は手首に対して148°になるそうです。自転車に乗っていなくても、普段と異なる手首の角度を維持したままだと疲れてしまいます。

経験のある方は多いかもしれませんが、ドロップハンドルのように持ちかえのできないストレートハンドルでは、疲れは脚からではなく手首からくるのです。長時間、悪条件ほど手のひらや手首が圧迫され、痛みや疲れがでてきます。

ERGONは見落としがちで実は非常に重要なこの事実に、真剣に立ち向かう自転車グリップメーカーです。

他社製品とはまるで違う。グリップを「科学」にしているスゴい研究!

今回は数多いERGONのラインナップの中からエンデューログリップGA1 Evoを実際に使ってみました。

カラーはホワイト,ブルー,レッド,グリーン,新色のグレーと今回使用したブラックの6色展開。

 

ergon ga1evoergon ga1evo

ergon ga1evoergon ga1evo

 

硬質のプラッチックの芯にクッション性の高いラバーが配され、4mmの六角レンチ工具(付属していませんので、ご用意ください)で固定するようになっています。

ergon ga1evo   ergon ga1evo

GA1 Evoには上下・左右があります。一般的なグリップは単なる円筒形のゴムで、このような指定のあるグリップ自体、非常に珍しいといえます。

研究、実験、また研究…..
ERGONは自転車エンデューロレースのトップ選手もサポートしています。

正直、グリップをなめてました・・・・

 

ergon ga1evo

GA1 Evoのグリップ長は134mm。ハンドルバーの水平部が端から、最低134mm以上なければ使用できません。使用中のグリップより長い場合はシフターとブレーキレバーを内側にずらしてください。一般的な自転車のグリップ長は130-135mmです。

 

ergon ga1evo

4mmの六角ネジ1本でしっかり固定されます。人間工学に基づいていて設計されていて、握ってみると吸いつくようなフィーリングでグローブなしでも滑りません。

一応、英語の説明書が付属していますが、見なくても簡単に取り付けができます。サイクルショップ203で購入いただいた方は付け替えも無料でおこなっていますのでご安心ください。

ergon ga1evo    ergon ga1evo

 

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人間工学を追及したクッション性抜群のグリップ ERGON GE1

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マウンテンバイクの世界王者も使用しているグリップメーカーERGONから、人間工学を追及し高いグリップ力と疲労軽減の両立した「GE1」グリップに鮮烈なピンク色が登場しました。

ergonge1

乗車時に前傾姿勢になっているスポーツ自転車で、手首や手のひらに疲労を感じたり、ポジションが決まらない方は一度試してみてください。グリップを変えるだけで、前傾姿勢も苦にならなくなる場合があります。実際に使用したことがあるのですが、ERGONのグリップは一般的な円筒形のグリップとは使用感が全く違います。

握りやすさの秘訣は下図の二重構造にあります。

GE1

①手の回転に逆らうように配置された素材によりグリップ力が向上。
②親指への圧力を分散する形状。
③グリップコアのへこみにより手のひらのあたる部分のクッション性を確保。
④グリップコアにカットを設け、小指側によ優れたクッション性を確保。

 

長さは134mmで重量はペアで120g、カラーは5色です。
女性や手の小さい方向けのスリムタイプも製造しています。
本来はマウンテンバイクの長距離レース用に開発されたグリップですが、街乗り用にもいかがでしょうか。

自転車のグリップは製造のしやすさやコストが優先され、ERGONのように本当に使いやすさを追及しているメーカーは実に少ないという悲しい現状です。

 

 

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