サイクルショップ203の
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今夏、登場「シャドーRDテクノロジー」採用の新しいシマノRD-M3000の進化

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大阪に世界最大の自転車パーツメーカーシマノがあります。

輪界のインテル」ともいわれるこのメーカーは低廉なママチャリのギアから世界最高峰のレースサイクル部品まで幅広手がけています。自転車の車体は一切製造せず、パーツのみを供給するという特徴があるメーカーです。

変速メカは特に独占状態でラインナップもかなりたくさんあるのですが、新たに中級グレードの9速用リア変速メカ「ACERA」が進化してこの夏リリースされるようです。

shimano rd-m3000

RD-M3000-SGSは、新たに「シャドーRDテクノロジー」を採用し、トラブルを起こしにくく、よりホイールの着脱しやすいように設計されているようです。

シマノの公式Facebookページ【公式】シマノ自転車部品【街乗り】に詳しい情報が掲載されています。

 

shimano rd-m3000

取付け部分がかなり従来よりかなり薄く設計されているようです。

このグレードはサイクルショップ203でも、補修でよく使用するのでどのような変速機なのか楽しみです。

また詳細が分かれば、紹介していきます。

 

 

 

 

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【リリース情報】待望のknogの新作メジャー式錠milkmanCOMBOが便利そう。

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しばらく、新商品がリリースされていなかったknogから待望の新作の登場です。
昨年knogは、iPhone用ライトやGoPro用の撮影アクセサリーなど自転車と関連の薄い商品を展開していて、久しぶりの自転車用品です。

knog milkman combo

メジャー式の自転車ロックでMilkmanシリーズのダイヤル版のようです。

Milkman(牛乳配達員)という商品名は「ちょっとの間、駐輪する」という意味です。
ちょっとコンビニ行く際やサドル盗難防止などのセカンドロックにも使いやすいと思います。

knog milkman combo  knog milkman combo

大きさは75×75mmでポケットにも収納できるサイズでデザインも良く、使い勝手も申し分ないと思います。
10000通りのナンバーは好きな番号に設定でき便利。ポリカーボネートのボディは軽量で、ブラック,ホワイト,インディゴ,レッドの4色展開。価格は3,570円(本体価格)で、近日入荷予定です。

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ERGONは目のつけどころが違う!自転車を押しやすいSRX3サドル。

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以前にERGONというパーツメーカーの着眼点と研究がいかに凄いかというのをご紹介しました。

参照:グリップを握る手首の角度は148°だ!人間工学グリップ「ERGON」を実際に使ってみました。

人間工学に基づいた設計と研究によって製品化されたグリップは、コスト優先の他社製品とはまるで違う使用感があるという話です。その時、ERGONをグリップメーカーと紹介しましたが、それは正確ではありません。グリップは確かに傑出していてすばらしいのですが、同じく人間工学の粋をつくした自転車サドルSRX3にも注目です。

ergon srx3

このSRX3サドルは、人間工学の研究によって乗車時にライダーの疲労する形状をしており、太ももに接触するサイド部は摩擦を軽減するシリコンでコーティングされていてぺダリング効率を高める構造になっています。前後への大きな動きに対応できるVシェイプのシルエットをしていてフィット感を考慮したスポーツサドルになっています。

驚きはこのサドルが自転車を押すときに考慮されたテールデザインを採用している点です。確かに自転車は乗るだけでなく、押しますもんね。

もともとSRX3はシクロクロス(※)という自転車競技用に開発されていて、悪路や激しい乗車や長時間のぺダリングにでもお尻への痛みや疲労を緩和する設計になっています。

レール素材は軽量のカーボン ,耐久性の高いチタン合金 , コストパフォーマンスに優れたスチールの3種類。サイズもSとMの2サイズ製造しています。

 


 

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※ シクロクロス オフロード自転車競技の一。日本でも競技人口が増加しているが、オリンピック競技には採用されていない中距離自転車レース。

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グリップを握る手首の角度は148°だ!人間工学グリップ「ERGON」を実際に使ってみました。

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自転車グリップメーカーERGONによると、バックスイープ角のないフラット形状のハンドルバーでは自転車乗車時に腕は手首に対して148°になるそうです。自転車に乗っていなくても、普段と異なる手首の角度を維持したままだと疲れてしまいます。

経験のある方は多いかもしれませんが、ドロップハンドルのように持ちかえのできないストレートハンドルでは、疲れは脚からではなく手首からくるのです。長時間、悪条件ほど手のひらや手首が圧迫され、痛みや疲れがでてきます。

ERGONは見落としがちで実は非常に重要なこの事実に、真剣に立ち向かう自転車グリップメーカーです。

他社製品とはまるで違う。グリップを「科学」にしているスゴい研究!

今回は数多いERGONのラインナップの中からエンデューログリップGA1 Evoを実際に使ってみました。

カラーはホワイト,ブルー,レッド,グリーン,新色のグレーと今回使用したブラックの6色展開。

 

ergon ga1evoergon ga1evo

ergon ga1evoergon ga1evo

 

硬質のプラッチックの芯にクッション性の高いラバーが配され、4mmの六角レンチ工具(付属していませんので、ご用意ください)で固定するようになっています。

ergon ga1evo   ergon ga1evo

GA1 Evoには上下・左右があります。一般的なグリップは単なる円筒形のゴムで、このような指定のあるグリップ自体、非常に珍しいといえます。

研究、実験、また研究…..
ERGONは自転車エンデューロレースのトップ選手もサポートしています。

正直、グリップをなめてました・・・・

 

ergon ga1evo

GA1 Evoのグリップ長は134mm。ハンドルバーの水平部が端から、最低134mm以上なければ使用できません。使用中のグリップより長い場合はシフターとブレーキレバーを内側にずらしてください。一般的な自転車のグリップ長は130-135mmです。

 

ergon ga1evo

4mmの六角ネジ1本でしっかり固定されます。人間工学に基づいていて設計されていて、握ってみると吸いつくようなフィーリングでグローブなしでも滑りません。

一応、英語の説明書が付属していますが、見なくても簡単に取り付けができます。サイクルショップ203で購入いただいた方は付け替えも無料でおこなっていますのでご安心ください。

ergon ga1evo    ergon ga1evo

 

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knogのマウントレスUSBライト「Blinder4」を実際に使ってみました

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「これまでにないものを作りたい」
knogの革新的な製品作りは創造的で感動させられます。

特に自転車用USBライト「Blinder(ブラインダー)」は従来の乾電池仕様のプラスチックマウント式の自転車前照灯を完全に過去の製品にしてしまいました。耐久性,デザイン,使いやすさ,コストパフォーマンス,重量,明るさ,防水性能,コンパクト….そのすべてにおいて従来の電池式LEDライトに対し優位性を打ち出した、まさに革新的商品だったのです。

試して分かった、「Blinder4」の驚くべき性能。

今回はBlinderシリーズでも定番の4灯タイプ「Blinder 4」のフロント用を実際に使用してみました。

knog blinder   knog blinder
ハンドルバーに工具なしで簡単につけることができます。クリップ式でマウントがないので昼間走行時にハンドルバーにプラスチックマウントが無駄についているなんてこともありませんし、共用もしやすいでしょう。アルミ製のフェイスはおよそ4×4cm、リチウムポリマーバッテリーを使用することによって自由な形状になりコンパクトです。重量は39gと軽量です。従来品はどうしても乾電池が重く、大きさも電池より必ず大きくなってしまいます。

knog blinder   knog blinder
スイッチを長押しすると点灯します。ノックでモードが変わり点滅となります。フロントは白い光で44ルーメン、直接見るとしばらく目が見えなくなります。照射角は120°で視認距離は800mです。明るいを越して、眩しいです。
※上の点灯中の写真はiPhone6のノーマルモードで撮影したもので、加工は一切していません。

knog blinder knog waterproof

充電が切れかかるとサイドのインジケーターが赤く光ります。5時間の充電で点灯モードで3時間、エコフラッシュ点滅モードで50時間使用できるようです。

雨でも使用できる高い防水性も自宅の風呂で確認してみました。水温40℃、水深0.5mに5分間つけてみましたが特に異常はないようです。

「OH,YEAH!!」で世の中を変える。

knogは世の中から1つでも事故をなくなるように真剣に考えBlinderのようなプロダクトを開発しているようです。それは時にオーバースペックで、ユーモアがあり、手に取った人が「OH,YEAH!!」と思わず声にしてしまうような製品です。今回、私も実際に使用してみてやっぱりknogはすごいなと思いました。

knog site
↑knogの本国サイトより

サイクルショップ203の調べでは、大阪・ミナミではなんと76.5%が自転車の夜間走行時に前照灯を使用していませんでした。夜間の無灯火自転車走行は道路交通法違反で、いくらミナミの風紀がよくないといっても、かなりはずかしいレベルだと思います。ただこれは自転車ユーザーだけの責任でなくて、ライトの販売や製造、警察の意識にも問題があるのかもしれません(注:法的にはユーザーの責任)。自転車のライトをつけることが楽しくなればきっと76.5%の人も変わるはずです。

knogはオーストラリアの企業なのですが、毎年必ずクルーが来日します。日本の街を歩き、トレンドやマーケットの調査をしています。そして、そこから得たヒントを持ちかえり、製品作りのアイデアにしているようです。

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