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今年のシマノフェスは9月9日(水)です。

一般には全くどうでもいいことなのですが、我々輪界にとって9月9日は2016年の方向性を確認する重要な日なのです。

 

自転車の駆動ギアパーツを生産するシマノ
自転車のフレームは生産せずにパーツを各自転車メーカーに供給するという企業スタイルから「輪界のインテル」といわれています。世界中の自転車に採用されていて、シマノなしではまともな自転車の組み立てができないほどです。

そんな盟主シマノが販売店やプレスに新商品を発表するのが「シマノフェスティバル」です。

ツール・ド・フランスなどで使用されるレース機材から低級品までシマノ社の取扱いの商品が一同に手にとってみることができる関係者のみの展示会で、国内では毎年9月の大阪をかわきりに東京、名古屋、福岡、札幌と順に開催されます。

シマノフェスティバル開催日は自転車店の経営者やプレスが集まるため、他のメーカーもおのおの新商品の展示会を催します。

今年はジャイアント、新家、フジ、ダホン等のブランドが9月9日に関西で同じように2016年の新商品の展示会を開催します。

そのほかのメーカーもおよそ同時期に新モデルが公開され、次週より年末にかけて次々に新車種がデリバリーされます。

シマノフェスは空気を一変させ、一気に新シーズンの始まりとなります。

 

シマノの生産する変速機やチェーンなどは地味で代り映えしないように思えますが、毎年進化を重ねていています。

2016年はどのような進化があるのでしょうか。
このブログでも9月9日以降にまた紹介していきたいと思います。