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暗くなると自動点灯するオートスイッチモード付ライトMOON「METEOR-X AUTO」

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MOONから暗くなると自動点灯するオートスイッチ機能付きの前照灯「METEOR-X AUTO」が発売されます。

moon meteor-x

88x30x34mmとコンパクトで450ルーメンの明るさ、生活防水で全7モードに切りかえができます。特にオート機能はトンネル走行などに便利です。USB充電式で常時点灯時間は10時間です。

usb cycle

ブラケットはゴムバンド式で22~35mm径のハンドルバーに対応、エアロ系ハンドルにも工具なしで装着が可能です。

重量は約85g、
本体価格は4300円で
2019年5月末発売です。

 

 

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USBライト400~500ルーメン 人気モデル【価格比較】

① LEZYNE  「HECTODRIVE400」 ¥3990
② MOON「METEOR-X AUTO」¥4300 ←New
③ TOPEAK 「HEADLUX450」  ¥5400
④ GIANT 「RECON HL500」¥5500
⑤ knog 「PWR commuter」  ¥5800
⑥ KRYPTONITE 「STREET」 ¥5800
⑦ CATEYE  「VOLT400」   ¥8500

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400~500ルーメンは前照灯としては標準的な明るさとなります。より明るいライトをお求めの方には650ルーメンのハイパワー版「METEOR-X AUTO PRO」も登場予定です。

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チェーン式自転車誕生から140年、1/8と3/32規格が広く普及

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しばらく投稿しないうちに時代が平成から令和になってしまいました。
令和元年、おめでとうございます。

令和元年、西暦2019年はチェーンドライブ式自転車が誕生してちょうど140年になります。現在では一般的な前ギアと後ギアを使用する後輪駆動のチェーン式自転車は、1879年に英国人のローソンが発明しました。これにより自転車の速度や安定性が向上し、以前までの前輪が大きなダルマ型自転車は消滅してしまいました。

この140年間、ベルト式やシャフトドライブなど様々な駆動方法が生まれましたが、自転車の駆動方法はチェーンドライブにまさるものはないように思います。オリンピックやツール・ド・フランスなどの参加車はすべてチェンドライブであり、耐久性やメンテナンス性、重量、生産コストなどを総合的に考えても、令和時代も引き続き自転車の駆動方法はチェーン式となるのは間違いないでしょう。

izumi plated

チェーンはリア変速の数や規格で厚みや種類が変わります。2019年4月に大阪市内で使用されている自転車288台を調べたところ、変速なし自転車や内装式変速に使用される1/8(レギュラーチェーン)と呼ばれる規格のチェーンの使用率が52.8%と最も高く、ついでリア6~8速ギア用の3/32(ナローチェーン)が44.8%でした。ロードバイクなどに使用される多段用の薄歯のスーパーナローやニュースーパーナローチェーンは合算しても2.4%にとどまり、メーカーの開発意欲がユーザーにあまり伝わっていないことがわかります。

 

大阪の自転車チェーンの使用規格
1/8チェーン
  52.8%
3/32チェーン 44.8%
その他の規格 2.4%

 

調査車両の約半数の48.6%の自転車には変速がなく、変速機付の自転車は内装・外装式問わず100%シマノの変速機を使用していました。またフロント変速がついている自転車は全体の9.3%となり、高低差の少ない大阪を如実にあらわす調査結果となりました。


大阪の自転車のリア変速数
変速なし
 48.6%(※)
外装6速 28.8%
外装7速  8.3%
外装8速 7.6%
内装3速 4.2%(※)
その他 2.4%

※は1/8チェーンを使用

 

国内で多く流通している自転車チェーンはシマノ・和泉チェン・KMCの3社です。他にも製造メーカーはありますが、当店ではこの3社の製品しか在庫していません。
和泉チェンは米国代表とパートナー契約をしている大正5年創業の大阪・阪南市の専業メーカーです。日本製で当ブログの水没実験でも高い防錆性を確認しました。
KMCは台湾No1の専業メーカーで意欲的に新しい製品の開発に取り組んでいる企業です。ミッシングリンクやスナップオンクリップといったメンテナンスのしやすいチェーンジョイントを採用しています。

 

■1/8チェーン
シマノ CN-NX10 (チェーンピン式)  ¥986
和泉 410NP (スプリングクリップ式) ¥1500~2000
KMC  S1  (スナップオンクリップ式) ¥1700

■3/32チェーン
シマノ CN-HG71 (チェーンピン式)  ¥2625
和泉 410C NP  (チェーンピン式) ¥1970
KMC  Z8.3 (ミッシングリンク式) ¥1980

価格は2019年5月5日時点の売価 (税抜き)

 

spring-clip
▲スプリングクリップ式チェーンジョイント

 
※チェーンにこだわりのある方は交換の際、ご指定下さい。
ご指定のない場合、なるべく同じメーカーのチェーンで交換します。
交換工賃は1000円です。

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初心者の方にオススメの「U-10万円ロードバイク」7選【2019年版】

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東京五輪も翌年にひかえ盛り上がりを見せるロードバイク。
男子ロードバイクは大会初日の11時に東京都西部の調布市をスタートし、富士山を望む自動車サーキット「富士スピードウエイ」ゴールにコースも決まり、代表の選考も始まっています。

観戦するのも楽しみですが、乗ってみるとロードバイクの見方も変わるかもしれません。選手がレース使用するレーシングタイプは非常に高価で本体価格も100万円を超えます。カーボン製で超軽量、剛性が高く高速走行が可能です。一般的に初心者用は20万円くらいが相場とされていると思いますが、10万円以下でも買えるロードバイクを選んでみました。

 

 

| 初心者の方にオススメの「U-10万円ロードバイク」7選

 

 

giant contend 1【メーカー】GIANT
【商品名】CONTEND 1
【本体価格】¥98,000
【重量】9.8kg(500mm)
【フレーム】アルミ (+カーボンフォーク)
【ドライブトレイン】シマノ SORA(2×9速)
【カラー】ブルー/マットチャコール
【オススメ度】120%
【特徴】2017からラインナップされ「U-10万ロード」の決定版モデル。弟分のシマノClaris仕様の「contend 2」とあわせて圧倒的なコストパフォーマンス。

 

 

 

gios siera 2019【メーカー】GIOS
【商品名】SIERA
【本体価格】¥89,800
【重量】9.6kg
【フレーム】アルミ (+カーボンフォーク)
【ドライブトレイン】シマノ Claris (2×8速)
【カラー】ブラック/ホワイト/ブルー
【オススメ度】90%
【特徴】ホイールにシマノWH-R501採用。デザイン性など安定感と総合力が高いバランス型。

 

 

 

felt fr60【メーカー】FELT
【商品名】FR60
【本体価格】¥89,800
【フレーム】アルミ (+カーボンフォーク)
【ドライブトレイン】シマノ Claris (2×8速)
【カラー】レッド/マットチャコール(日本限定カラー)
【オススメ度】90
【特徴】30年以上フレームパイプの研究をつづけた「アルミの魔術師」ジム・フェルトの置き土産。トラクションを30%も向上し、タイヤが路面を確実に捉えパワーを推進力に変える独自の「FRテクノロジー」フレーム採用。

 

 

miyata freedom r
【メーカー】MIYATA
【商品名】freedom r
【本体価格】¥69,800
【重量】12.3kg
【フレーム】クロモリ
【ドライブトレイン】シマノ Claris (2×8速)
【カラー】ブルー/ブラック/ホワイト
【オススメ度】80%
【特徴】シマノClaris(2×8速)採用車では国内流通で最安値のロードバイク。クロモリ製ホリゾンタル型フレームのシルエットも美しい。

 

 

 

fuji  ballad r 2019【メーカー】FUJI
【商品名】ballad r
【本体価格】¥92,000
【重量】10.8kg
【フレーム】クロモリ
【ドライブトレイン】シマノ Claris (2×8速)
【カラー】グリーン/ダークシルバー
【オススメ度】80%
【特徴】6サイズ展開で小柄な女性から長身の方まで乗れるノスタルジックなクロモリ製ロードバイク。Sugino製5アームのクランクやスレッドステムでクラシカルな雰囲気。

 

 

raleigh crt
【メーカー】RALEIGH
【商品名】CRT Carlton-T
【本体価格】¥92,000
【重量】11.1kg
【フレーム】クロモリ
【ドライブトレイン】シマノ Claris (2×8速)
【カラー】ブルー/ブラック
【オススメ度】80%
【特徴】CRR > CRF > CRAとラインナップされているラレーのカールトンシリーズにU-10万の「CRT」が追加。ハイエンドの製作思想を継承したエントリーモデル。

 

 

 

basso gap1977【メーカー】BASSO
【商品名】GAP 1977
【本体価格】¥98,000
【重量】10.2kg
【フレーム】クロモリ
【ドライブトレイン】シマノ Claris (2×8速)
【カラー】ブラック/ホワイト
【オススメ度】50%
【特徴】1977年デザインのクロモリロード。Wレバーシフトにシマノの旧型Claris採用。

 


 

 

10万円以下だと駆動部品がほぼシマノClaris(2×8速)で、フレームはアルミか鉄(クロモリ)製となります。
他にも種類はいろいろとあると思いますが、リア8速以上でなければロードバイクとは言えないと思います。上の7台で気に入ったモデルがなければ、もう少し予算を上げると選択肢が増えます。

初心者の方はGIANTやMIYATAというメーカーにあまりなじみがなく「ブランドものでなくていい」と思うかもしれませんが、それは大きな間違いです。上の7つのメーカーは付加価値を付けたブランド品ではなく、スニーカーで例えるならNIKEやミズノといったコモディティです。ママチャリと比べると高価かもしれませんがこれ以上の低価格のロードバイクは望めるものではなく、スケールメリットのない小さなメーカーが同程度のパーツでロードバイクを組むと、むしろ割高になってしまいます。

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これぞヘッドライト、TOPEAK「Headlux」

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トピークからヘルメットにも装着可能なヘッドライト「Headlux」(ヘッドルクス)が3種類発売されました。

topeak hedlux

ラバーストラップが2種付属してて、ロードバイクなどに使用されるエアロ形状のハンドルやフロントフォークにも工具なしで装着ができるようになっています。

スタンダードモデル「Headlux 450 USB」は、リチウムイオン充電のUSBチャージライトで450ルーメン、67x47x27mmのアルミとエンジニアリングプラスチックのボディで73gです。付属のUSBケーブルを使用し2時間の充電で最大10時間使用できます。

 

topeak headlux

廉価版「Headlux 250 USB」もリチウムイオン充電タイプで明るさは250ルーメンとなっています。450 USBより少し小さめのポリマーボディで45gと軽量になっています。カラーもホワイトとブラックの2色展開です。

topeak cyclelight

 

単三電池タイプ「Headlux 150 AA」はプラスチックボディで電池を2本使用します(モニター電池付属)。大きさは75x51x33mmと上の2つよりひとまわりほど大きくなってしまいますが、最近では電池式ライトの新しい製品が、少なくなってきているので貴重な選択肢といえます。重量は45g(+単三電池2本)となります。

topeak hedlux aa

本体価格は
「Headlux 450 USB」¥5,400
「Headlux 250 USB」¥4,200
「Headlux 150 AA」¥3,000

ご使用目的にあわせてお選びください。

取り付け方が従来のライトと全く異なりますので不安な方はご相談ください。

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自転車博物館 特別展示「アメリカ自転車展」をみてきました

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自転車部品メーカーシマノが篤志で運営している自転車博物館 サイクルセンターで開催されている「アメリカ自転車展」を見に行ってきました。イタリア(2017)→フランス(2018)ときて今年はアメリカです。

 

american cycles

 

アメリカン自転車展 展示車
① クレセント 「女性用自転車」1903年
② チリオン「木製自転車」1910年
③ シュウイン「ライトウエイト」1970年
④ シュウイン「コットンピッカー」1970年
⑤ シュウイン「パラマウント」1972年
⑥ サイドバイサイド1975年
⑦ シュウイン「クルーザー サーカ」1978年
⑧ ブリーザー「マウンテンバイク」1978年
⑨ スペシャライズド「スタンプジャンパー」1981年
⑩ トレック「ロードバイク USポスタル」2003年
⑪ フリーエージェント「BMX」2008年

【常設車】トレック「ツール・ド・フランス準優勝車」2011年
【常設車】ハフィー「ジロ・デ・イタリア優勝車」1988年

 

 


展示車の一部を紹介いたします。

 

① クレセント
・米国では1880年代から女性が自転車に乗る機会が増加。チェーンケースやドレスガードなど日本のママチャリに似た仕様の女性用自転車。

clesent

clesent cycle  crecent cycle

 

 

 

④ シュウイン 「コットンピッカー」
・1960年代、米国の子供の間で「ハイライザー」ハンドルブームが起き、バナナサドル・スティックシフターを備えたシュウインの自転車が増産された。

schwinn cottonpicker

schwinn stingray  schwinn cottonpicker 1970

 

 

 

⑦ シュウイン「クルーザー サーカ」
・世界に類を見ないアメリカらしいクルーザータイプの自転車。
schwinn curseir  schwinn curseir 1978

 

 

 

⑧ ブリーザー「マウンテンバイク」
・世界で最初のマウンテンバイク。カリフォルニアでジョー・ブリーズによって10台製作されたうちの1台が展示されている
breezer   joe breeze

 

 

 

⑨スペシャライズド「スタンプジャンパー」
・世界初の大量生産のマウンテンバイク。日本製。
specialized stumpjumper  specialized stumpjumper

 

 

【常設展示車】トレック ツール・ド・フランス準優勝車
・2011年米国のチーム所属のアンディ・シュレックがマイヨ・ジョーヌを獲得
trek AndySchlec

 

 

 

【常設展示車】ジロ・デ・イタリア 優勝車
・1988年 米国人のアンディ・ハンプステン選手が使用したモデル

hufffy bike

 

 

特別展は、2019年12月末まで開催されます。

 


 

|| 自転車博物館 サイクルセンター

bikemuse001

住所:大阪府堺市堺区大仙中町165-6 大仙公園内
運営:財団法人 シマノサイクル開発センター
アクセス:JR百舌鳥駅 徒歩10分
営業:10:00-16:30 (月曜閉館)
料金:一般 200円 (団体・学生・障がい者・高齢者割引有)

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