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2020年02月の記事一覧

TOPEAKの新しいロールアップ型サドルバッグ「Burrito Pack」

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新型コロナウイルスの影響で、台湾で例年開催されている世界最大級の自転車の見本市「TAIPEI CYCLE」も中止となってしまいました。今後も、状況次第では自転車部品のサプライチェーンに影響が発生し、納期のずれ込みなどが懸念されています。今のところ影響は、限定的であると聞いていますが、一部では五輪開催を危ぶむ声も聞かれます。

taipei topeak
▲ 例年「TAIPEI CYCLE」で新商品を発表するTOPEAK (2018年撮影)

 

 

本来なら今年の「TAIPEI CYCLE」で、公開予定だったTOPEAKの新しいサドルバッグ「Burrito Pack」(ブリトー・パック)が、発売されました。

topeak burrito pack

同社では初となるロールアップ型のサドルバッグで、3分割されたコンパートメントによりチューブや小銭,補給食などを分けて収納することが可能です。

burrito pack

大きさはL150 x W105 x H20 mmの大きさを3分割しますのでかなり入るモノは限られそうですが、着脱が容易なので、使いようによっては便利なのかもしれません。

topeak taipei

サドル下だけでなくフレームやハンドルなど使いやすい場所に簡単に取り付けができます。

buriito pack 2020

重量は91g、
本体価格は3600円
2020年2月20日発売です。

 

 


 

TOPEAKは「Buritto Pack」以外にも、サドルバッグだけでも9つのシリーズ、40種以上を展開しています。かなり数が多いので、参考までに昨年の国内の販売ランキングと個人的なオススメを紹介させていただきます。

 

 

<TOPEAKのサドルバッグのシリーズの種類>
Wedge Packシリーズ (1992~2010) 生産終了
・Aero Wedge Packシリーズ (2001~) 1位
・Pro Packシリーズ (2007~)
・Wedge Dry Bagシリーズ(2010~)
・Wedge PackⅡシリーズ (2011~)
・Sidekick Wedge Packシリーズ (2011~)
・Mondo Packシリーズ (2011~)
・Dyna Wedgeシリーズ (2014~)
・Tri-Back Upシリーズ (2017~)
・Back loaderシリーズ (2017~)
Burrito Pack (2020~)  NEW

 

 

 

第1位
【商品名】Aero Wedge Pack (StrapMount)
【本体価格】¥1,700~2,700
【特徴】2001年発売の定番モデル。マイクロからLサイズまで4サイズあり。

aerowedgepaack strap

 

 

 

第2位
【商品名】BackLoader
【本体価格】¥6,600~8,800
【特徴】バイクパッキング向けの超大型サドルバッグ。6,10,15リットルの3サイズ展開。

backloader

 

 

 

第3位 
【商品名】 Aero Wedge Pack (Quick Click)
【本体価格】¥2,400~3,400
【特徴】第1位「Aero Wedge Pack」のクイッククリック仕様。サドルレールに取り付けたアタッチメントで着脱が容易。

aerowedgepaack quick

 

 

 

第4位
【商品名】 Wedge Pack Ⅱ
【本体価格】¥1,800~3,200
【特徴】クイッククリックを採用した水平ファスナータイプ。S~Lサイズにはレインカバーが付属しています。

wedgepack2

 

 

 

第5位
【商品名】 Wedge Dry Bag (StrapMount)
【本体価格】¥3,000~3,600
【特徴】防水性の高い素材を採用したロールクロージャ―タイプ。

wedgedrybag

 

 

–  –  –  –

 

定番シリーズが目立つなかで、第2位の大型リアバッグ「BackLoder」が注目です。
個人的にはベルクロテープで取り付けが容易な縦型フォルムの「Dyna Wedge」がもう少し売れてもいいのではないかと思っています。

 

オススメ

 

topaek dynawedge
▲ 空気抵抗軽減に効果的なエアロフォルムの「Dyna Wedge」
(こちらの商品はAmazon.co.jpでもご購入いただけます)

 

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トーキョーバイクの直営店「Tokyobike Shop&Rentals 谷中」に行ってきました

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tokyobikeから新しいミニベロ「CALIN」(カラン)が発売されます。
2月21日から予約開始で、納品は3月中旬になります。

先立って、都内で展示会が開催されたので、その帰りに、谷中の「Tokyobike Shop & Rentals」に行ってきました。

tokyobike yanaka

このお店は、都内に4店舗あるトーキョーバイクの直営店のうちのひとつで、自転車の販売だけでなく自転車部品や雑貨も販売していて、楽しい自転車生活を提案するショップになっています。

 

tokyobike shop

古い酒屋をリノベーションした店内は、明るく自転車販売店とは思えないおしゃれな空間になっています。

 

tokyobike moonstar

トーキョーバイクの自転車に最適なMOONSTARのスニーカー。シンプルで飽きのこないつくりは、トーキョーバイクの自転車と共通する部分があるのかもしれません。

 

tokyobike knog

サイクルショップ203でも人気のknog「Oi」や、本ブログでも先月紹介したMUNIのベルも展示。トーキョーバイクの完成車は基本的にベルが付属していないので、必須アイテムです。

 

tokyobikeshop little

子供用自転車もキックバイクの「PADDLE」、幼児用の「LITTLE」、身長115cmから使用できる小学生向けの「TOKYOBIKE jr.」と3タイプを展示。

 

tokyobike rentals

 

レンタルサイクルもできます。

 


 

 

Tokyobike Shop&Rentals 谷中

住所:東京都台東区谷中4-2-39
電話:03-5809-0980
営業時間: 平日 12:00〜18:00/土日祝 11:00〜18:00

 

 

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自転車文化センター「働く自転車展」を見てきました

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東京・目黒の自転車文化センターで開催中の「働く自転車展」を見てきました。

workingbike

自転車文化センターは財団法人日本自転車普及協会が運営する総合施設で、希少な自転車や関連文献の管理や研究をおこなっています。定期的にテーマ展示をおこなっていて、一般の人も自由に展示車や資料を閲覧することができます。

bicycleculturecenter

2019年12月18日から「働く自転車展」と題して、所蔵されている自転車が数台展示されてました。様々な業種により多目的に利用される自転車をその時代背景を交え、パネルで分かりやすく解説されていました。

work cycle

写真を撮ってきましたので、展示車の一部を紹介いたします。

 

 

① 荷物運搬用三輪自転車
workingcycle
荷物運搬の為の三輪自転車は明治から大正期にかけて業務用として利用された。大正中期以降はリヤカーが登場し、ハンドルの前に荷を置くタイプは衰退していく。

 

 

 

②RALEIGH 「オール・スチール・バイシクル」raleigh 1965
1888年にフランク・ボーデンがイングランドのノッティンガムの自転車工房を買い取りRALEIGHを設立。ハンドルを動かしても、バスケットがふら付かない設計で、現在でもヨーロッパの移動商店として街角で見られる。

 

 

③ 警視庁警官用自転車police bike
主に駐在所や交番にパトロールや警察活動の移動手段として使用されている自転車の最新モデル。市販のママチャリに近いが、両フォークサイドに「停止用指示棒入れ」など警察官用の特別仕様となっている。

 

 

④ 郵便配達用自転車postman cycle
実用車をベースにハンドル幅を広くとるなど郵便物や小包を運搬しやすいようにカスタマイズされている。昭和63年製の展示車は、フレーム・キャリア・チェーンケース・ドロヨケがシンボルカラーの赤色に塗装されている。

 

 

⑤ 安藤自転車「威力号」storyteller bike
戦後まもない1950年代の大ヒット車。当時の典型的な荷物を運ぶ自転車として、子供たちの食べるお菓子や紙芝居の道具を乗せた箱を乗せ移動した。車重は30kg以上、荷台に50kgほどの荷物を載せて運ぶことができる。

 

 

 

⑥ ロバートホーニング「車いす付き自転車」roberthhoning
1989年、ドイツ製の車いす付き自転車。スピードを上げても安定走行が可能で、介助用品というよりサイクリングを楽しむというレジャー用品にみえる。

 

 

⑦Nihola「Cigar Family」nihola
デンマークのママチャリ(?)。日本のように自転車が進化したのではなく、荷物運搬用台車やベビーカーの変形。運転にしにくく、値段も高額。大きすぎて日本では道路交通法違反になるため、歩道を走行できません。

 

 


 

 

自転車文化センター

  • 〒141-0021 東京都品川区上大崎3-3-1 自転車総合ビル1F
  • Tel. 03-4334-7953
  • [開館時間] 9:30〜17:00(最終入館16:45)
  • [定 休 日] 月曜日(祭日の場合は翌平日)・年末年始
  • [入 館 料] 無料

 


 

偶然にも、現在配布中のフリーマガジン「CYCLE」no.44が同じような特集をして、あわせて読むと面白いのではないかと思います。

freepapar cycle

同紙は、11年前にも「はたらく自転車」の特集をしていて、この先10年は、「カーゴバイク」が定番化しそうであるとしています。また、2016年に上陸した「Uber EATS」が、東京や大阪など全国7都市で展開され拡大していることから、特に「運ぶ」というキーワードに注目しているようです。

 

<冬号の特集>

21世紀のはたらく自転車

● 手書きマップをつくろう!
● レポート「必ず行きたい自転車銭湯」千鳥温泉
● 七つの渡し船を巡るポタリング
● 遠のり近のり 和歌山県 有田

バックナンバーも無料配布しています。
ご用命ください。

no40 あり
no41 あり
no42 あり
no43 あり

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第5回サイクルパーツ合同展示会に行ってきました

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東京・浅草で開催された「第5回 サイクルパーツ合同展示会」に行ってきました。

kaminarimon

1月21日(火)・22日(水)の2日間、会場は浅草寺のすぐ近くにある東京都立産業貿易センター・台東館の4~7階の4フロアに分かれ開催されました。国内メーカーの新商品発表や商談ができる業界向けイベントです。一般の方は入場できないため、より交渉など深い話がなされます。

asakusa bilding

昨年も本ブログでの様子を紹介いたしましたが、2020年は過去最大の203社400ブランドが出展、来場者数も2日間合計で2130人という過去最多となったようです。私は今回が3回目の訪問で、22日(水)に3時間ほどという短い時間ですが、新しい製品を見てきました。

panasonic cycle

有名国内ブランドのPanasonicは、ダイナモ式ライトと電池式前照灯を展示。充電式のライトは開発中とのこと。リチウムバッテリーや照明の評判の高い同社ではありますが、そのテクノロジーが自転車部門に転用されることはないそうです。

shimano grx

ギアやブレーキなどコンポネントのブランドとして圧倒的な技術力を持つSHIMANOは、以前にも本ブログで紹介したグラベルロード用の「GRX」を展示。レーシングではない新しい自転車の価値観を創造するメカになっています。

 

ogk muni

ベビーシートでおなじみのOGK技研は、新しいサイクル用品ブランド「MUNI」(ムニ)を展示。得意の樹脂加工技術を生かしたライトや自転車スタンドなどデザイン性の高い製品ラインアップ。

muc off

輸入品に目を向けると、英国のバイククリーナーブランドMac-Offが上陸。1991年、環境に優しく、且つ洗浄効果に優れ、自転車の繊細な塗装や部品に損傷を与えないクリーナーの開発を目指し、界面活性剤技術の研究しているそうです。

 

birzman

自転車工具のブランドBirzmanは、バイクパッキングブームにのりバッグ類を豊富に展示。工具よりバッグの方が売れるかもね。

guee bartape

GUEEはバリエーション豊富なバーテープを展示。

abus helmet

自転車錠のABUSはヘルメットを精力的に展示していました。

 

2021年も1月26日(火)と27日(水)の2日間、開催されることが決まっているようです。
今回のブログで紹介した商品も、サイクルショップ203の店に並ぶ日が来るかもしれません。

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こういうのでいいんだよ、knogの自転車ライト「Plug」

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本ブログでも度々紹介し、毎回新しい価値観をし続け、自転車業界に新しい風を吹き込んでいるオーストラリアのブランドknogから、割りいい感じのUSB充電ライトが発売されます。

いままでの商品のような斬新さはありませんが、同社の30年の開発キャリアが結実したような製品となっています。

knog the plugknog  plug

 

「Plug」は、前照灯「Plug Front」と赤色に光る尾灯「Plug Rear」の2種がラインアップされています。

「Plug Front」は250ルーメンと前照灯としては標準的な水準で、フォルムも昔からある単一電池型の形状をとっています。本当に今までエポックメイキングな製品を送り出してきたknogの新商品なのかと思いたくなるような、普通のUSB充電のライトです。本体価格も¥3500くらいと安くも高くもない普通のライトです。

knog  plug

「Plug Rear」は10ルーメンと決してハイスペックとは言えない、普通のテールライトとなっています。

koog plug light

ボディーカラーは3色を予定、
2020年3月入荷予定です。

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