サイクルショップ203の
ガジェット・小ネタBLOG

サイクルショップ203のガジェット・小ネタBLOG - サイクルショップ203のガジェット・小ネタBLOG - Page 79

【リリース情報】スマホとつながるキャットアイのサイクルコンピュータ

Pocket
Bookmark this on Google Bookmarks

自転車の走行時速や走行距離が測定できるサイクルコンピュータ、略してサイコンと言います。最近では多機能化が進み、ロードバイクユーザーはじめ多くの人が使用しています。日本のメーカーではキャットアイ社が有名です。

padrone

キャットアイから新しく発売されたCC-PA500B パドローネ スマートはブルートゥース採用のワイヤレスのサイコンです。最大の特徴はキャットアイ社のスマホアプリ「Cateye Cycling」に対応している点です。速度・心拍・ケイデンス(クランクの回転数)が測定できるだけでなく、ミラーモードでは電話・メール・SMSの着信をディスプレイとLEDで表示します。

cateyecycling

価格は¥9800(税抜)。
お得なスピード・ケイデンスセンサー(ISC-12)と心拍センサー(HR-12)がついたキットは¥24,000円(税抜)。心拍センサーのないモデルが¥16,000円(税抜)です。一部対応していないスマホもございますのでご確認ください。

*対応機種:http://www.cateye.com/data/resources/cc_phone_mail.pdf

 

 

 

CATEGORY

knogのシリコンワイヤーロックPartyLOCKシリーズの特徴をまとめてみました

Pocket
Bookmark this on Google Bookmarks

knogといえばUSB充電ライトBlinderシリーズが爆発的の売れていて最近はそのイメージが強いのですが、自転車用アクセサリーを多く手掛けており、医療品質のシリコンラバーロックParty LOCKシリーズはソーセージロックと呼ばれknogのポップで前衛的な社風をしめした代表的なアイテムです。

knog partylock

一見おもちゃにも見えるカラフルなシームレス・ラバーは自転車をキズつけにくい合理的なデザインというだけでなく、弾力性があり「つぶれるが、切れにくい」という革新的なアイデアが自転車錠の固定概念をくつがえした目から鱗のアイテムでした。

現在ではいくつかあるソーセージロックのうち国内で比較的容易に手に入る4種類の重量を比較して、特徴をまとめてみました。

 

PartyFRANK (パーティ・フランク)knog partyfrank
スタンダードモデルのPartyFRANKは最初に登場したモデルです。ストレートタイプ(撮影の為ねじっています)で手首に巻けるコイルバンドとスペアキーが3本ついています。登場時はかなり衝撃でした。

 

 

KABANA(カバナ)knog kabana
KABANAはインナースチールがPartyFRANKの2倍の太さがあり、他社の同レベル品の5倍の強度があるそうです。PartyFRANKと同じくストレートタイプ(撮影の為ねじっていますが、芯がしっかりしているため写真のような形状にして日常使用はできません)です。

 

 

PartyCOMBO(パーティ・コンボ)knog party combo
PartyFRANKのダイヤル版です。4桁のマイセットタイプです。

 

 

 

PartyCOIL(パーティ・コイル)knog party coil

PartyCOILは現在のベストセラーです。PartyFRANKをベースにスプリング状に形状記憶しており、およそ10cm程のとぐろになります。最長で130mmで手首やフレームにも巻きつけやすいモデルです。

 

 

 

※おまけ milkman(ミルクマン)knog milkman
ちなみにknogで一番軽い鍵はPartyシリーズではなくmilkmanというメジャー式ワイヤー錠です。あまり売れてませんけど…

CATEGORY

人間工学を追及したクッション性抜群のグリップ ERGON GE1

Pocket
Bookmark this on Google Bookmarks

マウンテンバイクの世界王者も使用しているグリップメーカーERGONから、人間工学を追及し高いグリップ力と疲労軽減の両立した「GE1」グリップに鮮烈なピンク色が登場しました。

ergonge1

乗車時に前傾姿勢になっているスポーツ自転車で、手首や手のひらに疲労を感じたり、ポジションが決まらない方は一度試してみてください。グリップを変えるだけで、前傾姿勢も苦にならなくなる場合があります。実際に使用したことがあるのですが、ERGONのグリップは一般的な円筒形のグリップとは使用感が全く違います。

握りやすさの秘訣は下図の二重構造にあります。

GE1

①手の回転に逆らうように配置された素材によりグリップ力が向上。
②親指への圧力を分散する形状。
③グリップコアのへこみにより手のひらのあたる部分のクッション性を確保。
④グリップコアにカットを設け、小指側によ優れたクッション性を確保。

 

長さは134mmで重量はペアで120g、カラーは5色です。
女性や手の小さい方向けのスリムタイプも製造しています。
本来はマウンテンバイクの長距離レース用に開発されたグリップですが、街乗り用にもいかがでしょうか。

自転車のグリップは製造のしやすさやコストが優先され、ERGONのように本当に使いやすさを追及しているメーカーは実に少ないという悲しい現状です。

 

 

CATEGORY

新家工業と新家熊吉の軌轍

Pocket
Bookmark this on Google Bookmarks

日本で唯一自転車のリムを生産している会社があります。

araya

新家工業。

大阪・南船場に本社があるこの東証一部上場企業の起源をたどると、100年以上前の北陸・加賀の山中温泉にたどりつきます。

大阪からサンダーバードで2時間。石川県の南西部福井県に接する加賀市。特急停車駅の加賀温泉駅からバスに乗り百万石の田園風景を20分程走ると、モヤかかった山に挟まれた渓谷に沿うよう形成された温泉街「山中温泉」につきます。温泉街の入れ口付近になると電柱広告に「アラヤパイプ」「アラヤリム」と交互に現れ、しばらくするとリムを生産する山中工場が見えてきます。

arayafactory  arayafactory

新家工業は戦後の混乱からいち早く再建するため創業者の出身地でもある石川県に山中工場を操業させます。精密な技術が必要な自転車パーツの製造に山中漆器、九谷焼などの伝統工芸で培われた職人技がいかされました。

kagakagakagakaga

1946(昭和21)年に完成車の生産を始めると、敗戦で焦土化し交通手段が乏しかった時代に移動目的で自転車が売れ「2台に勝る1台」といわれ高く評価されました。1982(昭和57)年には日本で初めてオフロード用自転車マウンテンバイクの量産に成功し世界にその名を知らしめることになります。

kagapresdentkagapresdent  kumakichi

近代化した工場に労働者が集まり加賀の地場産業として成長。大同工業や新家銀行(現在の北陸銀行)の礎を築いた創業者の長男の新家熊吉は初代加賀市長に選出され現在でも地元の名士として崇められています。

 

CATEGORY

自転車の歴史がまるわかり!自転車博物館にいってみた。

Pocket
Bookmark this on Google Bookmarks

世界最大の自転車部品メーカーシマノ。本社は大阪の堺にあり、日本の製造業の肝「産業の米」ともいわれるベアリングやギアなどの製造で有名な会社です。自転車の車体を生産しないことから「輪界のインテル」といった紹介されることもよくあります。そのシマノが篤志で運営している自転車博物館 サイクルセンターに行ってきました。

bikemuse002

JR「百舌鳥」から歩くこと10分、仁徳天皇陵のすぐそば大仙公園内に3階だての博物館があります。1992年開業のようですが2007年にリニューアルしているようで館内は非常にきれいです。

bikemuse003

建物の2階が入口となっており、入館すると私以外に見学者は一人もいないようでした。係員の方が「館内は撮影が自由にできますのでどうぞ」と丁寧に案内してくれました。

bikemuse006

広くはありませんが、年代物の古い自転車や世界各地から収集した珍しい自転車250台がところせましと展示されています。

 

bikemuse004

1階が所蔵フロア(↑写真)。
2階が歴史フロア。
3階が自転車文化フロアとなっているようです。

 

 

 

|| 自転車博物館 サイクルセンター

bikemuse001

住所:大阪府堺市堺区大仙中町165-6 大仙公園内
運営:財団法人 シマノサイクル開発センター
アクセス:JR百舌鳥駅 徒歩10分
営業:10:00-16:30 (月曜閉館)
料金:一般 200円 (団体・学生・障がい者・高齢者割引有)

 

 

 

CATEGORY

RECENT POST

CATEGORY

TAG CLOUD

ARCHIVES