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女性のレインコート320枚、怪盗「かっぱ男」依田淑雄(51)逮捕

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本ブログでは以前に大阪は人身事故や放置自転車数が全国ワーストである投稿をしました。人口が多く、自転車の保有率が全国2位の大阪は不名誉にも自転車関連の犯罪が多く、自転車盗難率も全国ワーストとなって、街頭犯罪の80%が「自転車盗」となっています。これは「ひったくり」の60倍で、大阪の警官は自転車の盗難の書類作りが日課となっている状況なのです。

 

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大阪市中央区の街頭犯罪  自転車の盗難が大半をしめている

 

大阪府は2008年に橋下知事(当時)が「街頭犯罪 全国ワースト1」の返上を表明、自転車盗「脱ワースト1」を公表していましたが、2014年に大阪府警による組織的統計偽装が発覚、全65署おいて8万件の街頭犯罪のを過少計上し、統計偽装に関わった90人の警官を口頭注意など処分をしています。8万件のうち45%占める3万7000件の自転車盗を統計に加えると偽装期間の2008~12年も全国最悪で、防犯登録所である弊社にも「警察が被害届を受理してくれない」などのクレームが寄せられていました。

 

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戦後最大の集団偽装事件、大阪府警による組織的治安偽装 産経新聞 2014年7月31日

 

 

 

自転車には「防犯登録」が義務付けられていて足が付き易いため、最近ではライトなど付属している部品を盗み、インターネットオークションやフリマアプリで売却する手口が横行しています。特に、電動アシスト自転車のバッテリーを狙った被害が急増していて大阪府は警戒を呼びかけています。

サイクルショップ203では、常時30種100錠以上の自転車錠をストック、「iPhoneを探す」で位置が分かる最新のバイクファインダーknog「SCOUT」も店頭販売しています。街頭犯罪ワースト脱却のためにも、ぜひ愛車に「SCOUT」を装備するなど自衛策をお願いいたします。

 

そしてまたしても、我が街大阪でとんでもない窃盗犯が逮捕されました。

 

「かっぱ男」窃盗疑い逮捕 320着押収

自転車のかごから女性用の雨がっぱを繰り返し盗んだなどとして、大阪府警阿倍野署は22日までに、窃盗などの疑いで大阪市東住吉区、会社員依田淑雄容疑者(51)を逮捕、追送検した。自宅から雨がっぱ約320着を押収。雨がっぱばかりを狙う手口から、捜査員の間で「かっぱ男」と呼ばれていた。  

署によると、依田容疑者は「女性の肌に触れる雨がっぱを見ると、下着と同じような感じがして興味があり、2009年ごろから始めた」と供述。雨天時に雨がっぱを着た女性の後を付けたり、止めてあった自転車の前かごに干されていた雨がっぱを物色したりしていた。  (共同通信 2022年9月22日)

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▲毎日新聞 大阪版 2022年9月23日

 

窃盗の疑いで逮捕・送検された東住吉区桑津1丁目の新聞配達員・依田淑雄容疑者は、2013年12月から今年5月までの間、大阪市や東大阪市で雨の日に女性のあとをつけ、脱いだレインコートを盗むなど、100件以上の窃盗を繰り返し、警察は「かっぱ男」として男の行方を追っていました。

依田容疑者のように定期的に現れるパラフィリア障害とみられる自転車部品盗は、今までサドルに限定されていたため、自転車の前カゴに入ったレインコートという社会通念から大きく逸脱した異常な性的嗜好には困惑してしまいます。また、2020年に発覚した須田広昭による大量サドル盗難事件と犯行時期・エリアが重なることから、両者は地下で熾烈な犯行合戦が繰り広げていたということとなり、大阪府警にとってはまさに汚名返上となる逮捕で、地域に住むの女性はようやく安心して眠れます。

 

 

こうした収集癖が起こす事件はたびたびニュースで目にしますが「変態」や「フェチ」などと一言で片づけられ、なぜ窃盗を起こすのかという本質に迫ることはありませんでした。文筆家のインベカヲリ★氏は、2013年に横浜で発生した連続サドル盗事件で逮捕された近藤丈司(35)を取材、メディアが事実を大げさに歪曲し近藤を異常性癖者のように報道されたことを不服とし訴状が提起されている事実を明るみにし、コメントを得ることに成功、「新潮45」(2016年4月)に投稿しました。

 

 

「新潮45」によると2013年神奈川県横浜市にて自転車のサドルを200個を盗んだとして35歳の男が逮捕、1日平均3~4個、最高で8個のサドルを盗んだとしています。

 

「匂いを嗅いだり舐めたりした」
「サドルに若い主婦の股部が付いている姿に興奮し舐めてみたいと思うようになった」

 

男は自慰行為によってたまらなく性欲が満たされ、次々に盗むようになったと供述しているとしています。神奈川県警は2012年12月頃から県内で自転車のサドル盗事件が頻発していたため、プロジェクトチームを編成し捜査、狙われるサドルはベビーシートが付いているなど一目で女性が使用していると推測ができる自転車であるという共通性があり警戒を強めていました。

 

男はその後に不起訴となり、報道したメディア6社と神奈川県に対し深刻な名誉毀損を受けたとして提訴、

「サドルに対して性的な興奮を覚えるフェチではない」
「盗んだサドルの匂いを嗅いだり舐めたりしたことがあったのは事実であるが、それが盗みの目的ではなかった」

男は犯行の動機は行きつけの日焼けサロンでの「人間関係のストレス」であり、性的な目線は一切なくテレビ報道で「仰天!サドルフェチ男」などと陳列された200個の押収品の映像とともにデフォルメされた報道に不快感を持ち、さらに2015年に受けた知能検査で成人の平均がIQ100に対し、それをはるかに下回るIQ50という知能指数の低さに苦しみ通院歴があり、薬物治療を続けていることを神奈川県警が発表しなかったことで記事が不本意に拡散したとしている。これに対し、県警は普通免許を所持している点や犯行の際に指紋を残さないように黒手袋を着用している点などから「責任能力がない訳ではない」としています。

犯行時の精神的疾患や障害の程度は分かりませんが、犯行が狡猾で計画性があり逮捕時の供述を修正しているため近藤の主張を受け入れるにはさらに詳しい説明が必要となります。また、近藤は革製品が好きでサドルの「革」のにおいや質感がたまらないと供述していようですが、ママチャリ用のサドルはポリウレタン製の合成皮革であり本革ではありません。ストレスが原因で「サドル盗」を引き起こすという心理も極めて難解です。真相は分かりませんが、自転車店という立場から見ると近藤が変態かどうかは問題ではなく、自転車製品を繰り返し盗むことが大迷惑で許しがたい行為なのです。

「かっぱ男」こと依田淑雄が今後どのような処罰がくだされるか、本ブログでも注目していきたいと思います。

 

 

<自転車関連の街頭犯罪事件簿>

① 2013年4月 横浜 サドル盗事件 近藤丈司(35)
② 2019年10月 東京 大田区 サドル盗事件 羽鳥秋夫(61)
③ 2018年6月 長野県議 自転車サドル器物破損事件 生出光(28)
④ 2020年2月 トラック運転手 サドル盗事件  須田広昭(57)
⑤ 2022年9月  大阪 かっぱ男事件 依田淑雄(51) ←New

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【ケース①】近藤 丈司

女性の自転車のサドルを盗んだとして、神奈川県警山手署は24日、窃盗の疑いで、横浜市中区立野、無職、近藤丈司(じょうじ)容疑者(35)を逮捕した。

1月ごろから、女性が使っているとみられる自転車から革製のサドルだけを選んで盗みを重ねていたといい、同署は自宅からポリ袋に入ったサドル計200個(計120万円相当)を発見、押収した。(2013年8月25日 サイクリスト)

 

 

【ケース②】羽鳥 秋夫

自転車のサドルを盗んだとして、警視庁蒲田署は窃盗の疑いで、東京都大田区南六郷、アルバイト、羽鳥秋夫容疑者(61)を逮捕した。同署によると「去年の夏ごろにサドルを盗まれて買い直し、他人に同じ思いを味わわせてやろうと、腹いせに盗むようになった」と供述している。

自宅からサドル159個を押収。羽鳥容疑者が自転車の前かごに複数のサドルを入れて走行する姿が防犯カメラで確認されており裏付けを進めている (2019年10月3日 産経ニュース)

 

【ケース③】生出 光

長野地検は21日、器物損壊罪で元長野市議の生出光容疑者(28)=長野市伊勢宮=を起訴した。認否は明らかにしていない。起訴状によると、生出被告は1月30日午後11時50分ごろ、市内の住宅敷地に駐輪されていた自転車のサドルに体液を付けて汚し、損壊したとしている。器物損壊容疑で5日に逮捕されており、同7日に市議を辞職していた。一方、県警長野中央署は21日、強制わいせつの容疑で生出被告を再逮捕した。逮捕容疑は4月19日午後7時40分ごろ、市内の路上で、通行中の10代の女性の身体を触るなどしたとしている。関係者によると、生出容疑者は、いずれの事件についても、容疑を認めているという。(産経ニュース 2018年6月21日)

 

【ケース④】須田広昭

大阪府東大阪市で自転車のサドルを盗んだとして、河内署は28日までに、窃盗の疑いで静岡県沼津市、トラック運転手須田広昭容疑者(57)を逮捕した。署によると「約25年前に仕事のストレス解消で東京や大阪で盗み始め、収集がだんだん楽しくなった」と容疑を認めており、署は須田容疑者が借りていた貸倉庫からサドル約5800個を押収した。

 署によると、これだけの量のサドルを押収するのは異例。大半は一つずつポリ袋に入れられて保管されていた。須田容疑者は各地をトラックで回りながら、都市圏を中心に、行く先々でサドル窃盗を繰り返していたとみられている(2020年2月28日 共同通信)

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人身事故 全国ワースト1、魔の交差点「法円坂交差点」

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昨年末の本ブログで、大阪市「新今宮駅」の放置自転車が全国ワースト1であるという投稿をしました。大阪市による駐輪場数が不十分であり撤去自転車が他の自治体と比べ桁違いで、その背景をたどると在日朝鮮人による「鉄くず」収集という非常にデリケートな歴史的問題に行き着き、一筋縄にはいかないという内容であるという投稿です。この問題は引き続き本ブログで考察していきたいと思いますが、大阪には改善して欲しい社会問題がまだまだあります。

 

人身事故 全国ワースト1 「法円坂交差点」

日本損害保険協会「全国交通事故多発交差点マップ」によると2020年の交通事故の全国ワーストが大阪の「法円坂交差点」だそうです。協会によると人身事故件は交差点に集中、件数の多い交差点のランキングを公開しています。

 

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第1位 法円坂交差点 (大阪府) 22件
第1位 針摺交差点   (福岡県) 22件
第3位 梅新東交差点 (大阪府) 18件
第4位 讃良川交差点 (大阪府) 16件
第4位 西本町交差点 (大阪府) 16件
第6位  谷町9丁目交差点(大阪府) 15件
第6位  樋口町交差点 (大阪府) 15件
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法円坂交差点の人身事故件数は22件、福岡県の交差点と同数でワーストとなっていますが、上位の大半が大阪府下の交差点となっています。大阪は人や自動車が密集しているため、全体として上位になりやすいのかもしれませんが、それ以外にも何か理由があるのでしょうか。自転車利用者としても事故に巻き込まれないため、現地がどのようなところなのか調査してきました。

 

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大阪市中央区法円坂、交差点は南北に走る「上町筋」と東西に貫く「中央大通」が交差する場所で、大阪城天守の南西側、要するに大阪のド真中に位置しています。法円という名称からもわかる通り、高低差があり坂の頂上付近で、十字だけでなく高架道と合わせて上下にも交差した複雑な構造となっています。大阪は比較的平坦で坂道は少なく、大きな坂「大」の地名もこの上町台地の高低差に由来し、歴史的にも重要な坂となります。

それだけではなく、この交差点は「日本」「天皇」という呼称など自国史の起源となる重要な地なのです。

 

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「中央大通」は今から1400年程前の7世紀の史跡「難波宮」の中を貫き敷設されています。難波宮と聞いてピンと来ない方は「大化の改新」が行われた場所と説明すると分かりやすいかもしれません。「大化の改新」は古事記や日本書記などの最古級の歴史書が編成される以前の出来事で、その正確な所在地は長らくミステリーとされてきました。

 

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「我、幻の大極殿を見たり!」

 

1952年、堀江出身の考古学者・山根徳太郎は、それまで正確な所在が分かっていなかった「難波宮」を発見、古代国家史上最大の国政変革は戦後になってからの発掘でその詳細が分かるようになりました。日本人にとって非常に重要な難波宮は割と最近まで地中に埋まったため、道路が先んじて敷設されしまったのです。

このように国史上、重要な古都「難波宮」ですが、「平城京」や「平安京」などと比べ、イマイチ知名度が低い感じが否めません。そこで、大阪市と大阪府は難波宮遷都2050年に向けて国指定の史跡を再整備し、NTT都市開発を中心としたグループを指定し、レストランやカフェなどを整備し2024年の工事完成を目指し観光地化する計画となっているようです。

 

そうなると、ただでさえ全国ワーストの危険交差点がより、事故が増加しないのかという懸念が残ります。

この交差点での事故を分析すると、自転車は歩道橋を押して走行する構造になっているため、自転車事故は少なく、自動車の動静不注視による追突事故が多いようです。協会は十分な車間距離を取るようにドライバーに呼び掛けていますが、複雑に行き交う走行路や交通標識などに問題はないのかを再検証する必要性があるように感じます。

 

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2020年は全体として交通事故死者数が統計開始以来初めて3000人を下回ったそうです。交通事故発生件数もこの20年間減少を続け、30万件を下回る水準になってきています。減少の理由として、自転車レーンの設置や交通安全教育・悪質運転の取り締まりの強化などで自動車・自転車利用者のマナーが向上が主要因で、コロナの影響で外出機会が減りさらに大きく減少しました。

マスコミの印象操作やSNSデマで「危険!自転車交通事故は増えている!」などという内容を目にすることがあります。これは事実はありません。大前提として近年は交通事故は大激減しているというファクトと合わせて考察し、まちづくりしていくことが重要となります。

データは交通事故低減のヒントとなり、毎年取りまとめられて交差点改良の参考資料となります。今後も法円坂交差点の事故がどのようになるか注視していきたいと思います。

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大阪市、撤去自転車売却「6万台」の闇

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2021年はコロナが追い風となり、自転車産業の好調が続いています。自転車販売の最大手の株式会社あさひは過去最高の売上高となり店舗数も500店を突破し全国に販売網を拡大、自転車の販売だけでなく自転車部品の輸入代理店業も2017年から開始し「KENDA」のタイヤや「TEKTRO」のブレーキを独占契約するほか、「WELGO」のペダルや「3T」のハンドル、ルイガノのスポーツ車なども取り扱い、勢いが止まりません。

あさひは1949年創業の在阪企業で、社名も大阪市旭区のあさひに由来しています。2007年には東証1部上場し、国内の自転車の10台に1台はあさひの販売車といわれるほどのガリバー企業で、青森・沖縄を除く全国45都道府県進出しています。

しかしながら、あさひは地元の大阪市で苦戦をしています。

大阪市内のあさひの店舗数は13店舗で第4位、
首位のR社は34店舗、第2位のT社は24店舗と地元ローカルチェーン店に大きく差をつけられています。なぜ、あさひは地元で支持されないのか、それは上位の業態の特長が関係しています。上位3社いずれも「中古自転車」をメインにした低価格店で、在日朝鮮人が関わる会社を運営しているのです。

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古書店の「ブックオフ」が講談社や集英社など出版業界と接点がないのと同様に、大阪の中古自転車店も一般的な国内の自転車産業とかかわりが薄く、シマノやジャイアント、ブリヂストンサイクルなどの企業と共存関係になく、異質な存在となっています。大阪市内にてこのような企業が1社だけでなく複数存在し、しかも主流になりつつある現状は、市内で自転車店を経営する私にとっても脅威といえます。本稿ではこれらの企業の正体、そしてなぜ大阪市だけこのような異質な市場が形成されたのかを詳説したいと思います。

 

 

年間撤去数19万台、広すぎる大阪市の「駐輪禁止エリア」

先月、「新今宮」の放置自転車数が全国ワースト1であり、駐輪禁止区域に指定できない複雑な事情があると本ブログで少し触れました。大阪市では1988年に「自転車等の駐車適正化に関する条例」を独自で制定、放置禁止区域を定め区域内での駐輪を管理してきました。駐輪禁止区域は広域に設定され、かつては路上駐輪が当たり前の光景だった大阪も、民間委託された有料の駐輪場を利用しなければ撤去されるため気軽に利用できず、ドア・ツー・ドアで利用できる自転車のメリットも損なわれているような気がします。

このようなきっかけは心斎橋筋商店街から始まり、条例は拡大解釈され駅前の迷惑車の撤去だけでなく商店街の利用客も自転車を使用できなくなりました。その背景には、商店主たちのビジネス的な思惑があり、戦略は見事に当たり、ご存じの通り心斎橋筋商店街には多くの外国人観光客で賑わう国内屈指の商店街へと生まれ変わりました。

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中央区全域に広がる放置禁止区域 (広報「ちゅうおう」2017年6月号より)

一方で放置禁止区域内の年間自転車撤去数はおよそ19万台にのぼり、撤去保管料が2500円かかることから引き取りに来ない人も多く、自転車の返却率は54%となっています。2017年発行のフリーペーパー季刊紙「CYCLE」(33,34号)では、引き取られなかった自転車のその後を追跡取材をしています。

同紙のライターは南港のアジア太平洋トレードセンター(ATC)内の大阪市建設局と平野区内の「二次保管所」を取材、集められた自転車は「山」という単位で売却され、取材日の入札は2件あり「3山」が290万円で落札され、収益は市の一般財源となっているとしています。市の担当者は事業の目的を「安全で快適な生活環境を確保するため」と説明、2016年は3億円の収益を出しているが、ライターはその収益が快適な自転車利用環境整備に活用できているのか疑問を投げかけています。

 

大阪市による撤去自転車売却「6万台」の闇

私の記憶では放置禁止区域は15年ほど前から拡大、2006年に撤去事業を市が民間に委託したのも影響があったようにも思います。同時期に市内では無料の駐輪場が次々と廃止、2012年頃から歩道上に有料の駐輪施設が設置され、民間事業者が管理運営する現在のスタイルとなります。このように大阪では中古自転車が低価格で容易に入手できるため、「鉄くず」収集などの静脈産業を生業としていた在日朝鮮人よってこの数年間で「中古自転車チェーン」が産業化され、あさひをしのぐ勢いとなっているのです。

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撤去される自転車 条例により放置時間の長さに関係なく撤去される

 

自転車の撤去に関する条例は多くの自治体で採用され、大阪市と同じように競売にかけられています。しかし、大阪市の売却台数は、年間6万台以上と他の自治体と比べ桁外れに多く、私は少しやりすぎなのではないかと思っています。

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大阪市 6万1590台
神戸市 8799台
横浜市 5665台
さいたま市 3261台
広島市  1294台
浜松市 1195台
(令和2年 国土交通省 交通安全対策室資料)

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市内で中古自転車店を経営する個人店の方に話を聞くと、最近では高まる中古需要に対し京都や奈良まで入札に出ているそうです。繰り返しリサイクルされる大阪の中古車は状態が悪く、京都の大学生が4年程使用した自転車は高く再販売できるといいます。京都の大学生の「お古」に大阪人が飛びついている光景は、業界人として少し寂しく感じ、何とかしないといけないという気持ちになります。

さらに悪いことに、大阪の在日支配は決して盤石ではなく、近年、中国人が運営する中古自転車店が急増しているのです。これらの店舗はチェーン店ではなくブローカーによって中国から来日した日本語もままならないスタッフがそれぞれが独立し運営されています。在日朝鮮人方式をロールモデルとしていますが実態はつかみにくく、整備技術や安全に対する知識が劣っています。このような店舗の増殖は、大阪の自転車文化の低下につながってしまいます。

コロナのまん延で、世界的な自転車不足となっています。この影響は中古自転車市場にもあり、価格も高騰しているようです。「CYCLE」の追跡取材では、「山」の自転車は北朝鮮など開発途上国に「日本製の自転車」として人気があり、貿易されているとしていますが、最貧国相手に「鉄くず」同然の中国製自転車を日本製と偽り、輸出する姿勢も全く賛成できません。

自転車は大阪の地場産業であり、利用率も世界最高水準で「世界首都」を自称できるレベルです。私は、大阪市は方針を転換し自転車を中心にしたまちづくりに徹するべきだと思います。

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放置自転車、全国ワースト1「新今宮」

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大阪のシンボルでもある通天閣がある「新世界」は、地下鉄御堂筋線「動物園前」の北側にあり、最近では観光客も増え地下鉄のサインも「動物園前(新世界)」と併記されるようになっています。JR・南海「新今宮」と乗り換え駅で利便性が良く関西でも屈指の乗降数を誇り、多くの人が行き交う場所です。

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自転車の利用者も非常に多くみられ、駅前には溢れんばかりの駐輪車がみられます。
国土交通省の調べによると同駅の放置自転車の数は1062台、この数は梅田や久屋大通(名古屋市)を上回り、全国ワースト1の放置数だそうです。一体、なぜこのような状況になってしまったのか、現地に向かい現状を調査してきました。

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新今宮は難波の南側で天王寺の西側、浪速区と西成区の境界に位置します。
サイクルショップ203からも自転車で20分ほどの場所で、本ブログでも「じゃりんこチエ」の舞台として紹介しています。

 

社会問題が山積みの失敗都市「新今宮」

大阪市は「自転車等の駐車の適正化に関する条例」が定められ「放置禁止区域」に自転車を放置してはならないとしています。新今宮は、駅出口前の歩道のほんの一部が禁止区域に指定されていますが、ほとんどは禁止区域ではありません。したがって、市民生活に著しく阻害されるほど長期間継続して放置しない限り撤去されず、駐輪されている自転車が多い理由と一つと考えられます。

 

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周辺には無料で利用できる駐輪場があり合計で2800台以上収容できるようですが、利用者が多いため駐輪場は満車状態でスペースがなく、路上に駐輪しなければならない状況です。

新今宮駅の南側は「あいりん地区」と呼ばれる「ドヤ」が集中する地区で、路上生活が多く、維新が市政を担う以前は、暴動や路上強盗等が頻繁に発生するハードボイルドな地区で、2007年には英語講師リンゼイ・アン・ホーカーさん殺害事件の犯人・市橋達也が逃亡中に身を隠すなど治安の悪さが指摘されています。

橋下市長(当時)は同地区の治安改善のため、路肩の糞尿汚れの美化・クスリの売人を監視するセキュリティカメラの導入・コピー商品や違法DVDなどの路上販売が行われている通称「ドロボウ市」の摘発など集中的に実施、以前に比べれば治安も少しマシになってきているように思えます。

 

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このように同地区は問題が山積みのため、自転車の利用環境の整備は後回しになっているというのが実情となっているようです。放置自転車を条例で規制できない背景には、大阪市の特異な行政や自転車小売業も絡む事情があり、この問題は複雑であまり知られていないと思いますので、またの機会に詳説したいと思います。

 

治安回復のために繰り返される荒療治

駅の北側に目を向けると大型パチンコ店「MARUHAN」が鎮座しています。

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もともとこの地は市有地で市電の車庫があり資産価値が高く、駐輪場を確保するに充分な土地がありました。

1997年に都市型遊園地「フェスティバルゲート」として再開発、開業当時は東京ディズニーランドに匹敵する人気を博しましたが、USJの開業や平成不況などで客足が伸びず赤字化、施設の売却交渉も難航し「5年間はパチンコホールにしない」という条件の下、パチンコ企業最大手「マルハン」に当初予定価格の半値以下で売却、マルハン側は「アミューズメント施設や韓流テーマパークとして活用する」としていたものの、結局は何も開業しないままパチンコ店がオープンします。橋下市長は「誠実に対応して欲しい」としながらも「5年間」という期限付き契約に「失敗の事例」と会見しました。

また、維新は貧困や高齢化に悩むこの西成区を、ミナミ中心部の中央区やサイクルショップ203がある西区と統合するいわゆる「大阪都構想」発案、2度にわたる住民投票の結果はご存知の通り廃案となりました。

tsutenkaku

 

国内ワーストといえる治安の同地区も、数年前から観光客向けの民泊施設が急増、「新世界」や駅の南西側にある遊郭「飛田新地」には国内外から多くの観光客が押し寄せ、道中の商店街には中国人パブが軒を連ね、活気を取り戻してきています。

来春には星野リゾートが運営する大型宿泊施設「OMO 7」開業予定でますます注目度が高くなっていただけに、かねてからのコロナのまん延は同地区にとって本当に痛恨だといえます。

hoshino shinimamiya

今後も本ブログでは、「新今宮」の放置自転車の続報など大阪の自転車利用環境の整備状況を紹介していきたいと思いますのでよろしくお願いします。

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