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女子大生の自転車サドルに体液をつけた疑いで、元日本共産党千葉県委員会の男が逮捕されました。

 

女子大生の自転車に脅迫文を置いた上で体液をつけた疑いで、元日本共産党千葉県委員会の役員の男が逮捕された。大西航容疑者(42)は、日本共産党千葉県委員会で書記長を務めていた2022年10月、千葉県市川市のJR市川大野駅の駐輪場で、女子大生(当時18)の自転車のかごに性的な脅迫文を置いた上、サドルに体液をつけた疑いが持たれている。 調べに対し、「被害者を驚かせたかった」などと話している(FNN プライムオンライン2023.3.9 配信)

 

容疑者の大西航(42)は、日本共産党の千葉委員会にて書記長を務め、2017年の衆議院議員選挙では千葉12区より出馬、南関東ブロックの比例名簿にも名を連ねていました。調べに対して「被害者を驚かせかった」と供述、大西は1月に女子トイレを盗撮した疑いで逮捕され、党の県委員を除名されていました。

同党からは2018年にも同様の汚損容疑で逮捕者を出しており、5年ぶり2人目となります。

 

長野地検は21日、器物損壊罪で元長野市議の生出光容疑者(28)=長野市伊勢宮=を起訴した。認否は明らかにしていない。起訴状によると、生出被告は1月30日午後11時50分ごろ、市内の住宅敷地に駐輪されていた自転車のサドルに体液を付けて汚し、損壊したとしている。器物損壊容疑で5日に逮捕されており、同7日に市議を辞職していた。一方、県警長野中央署は21日、強制わいせつの容疑で生出被告を再逮捕した。逮捕容疑は4月19日午後7時40分ごろ、市内の路上で、通行中の10代の女性の身体を触るなどしたとしている。関係者によると、生出容疑者は、いずれの事件についても、容疑を認めているという。(産経ニュース 2018年6月21日)

 

両容疑者が所属の日本共産党の歴史は長く、戦前から政治活動しています。ソビエトで開催されたコミンテルン集会に参加した徳田球一らによって1922年に結党され、暴力による世界同時革命を標榜ていました。1917年ロシア革命をはじめ、1949年中華人民共和国の成立、1950年朝鮮戦争など武装闘争による国家転覆の成功事例に日本共産党も共鳴し、革命闘争綱領「51年テーゼ」を協議会にて決議、日本国内でも「大須事件」「血のメーデー事件」「吹田事件」など共産主義者による騒擾事件が各地で発生しました。

 

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日本共産党は1955年の第6回全国協議会(六全協)にて、コミンテルンの意向に反して軍事路線綱領を平和路線へと主義の修正を行うと、党内から思想の違いによる不満が増大、全国各地に分派した「過激派」 や「新左翼」が誕生、学生運動や暴力闘争へと発展し局所で衝突が起こりました。このような左翼活動は右肩上がりの昭和の資本主義経済やソビエト連邦崩壊を背景に縮小していきましたが、今でも一般企業や団体を隠れ蓑に細々と存続を続けて啓蒙活動や政治支援をおこなっています。

大西容疑者は生出容疑者に触発され、ゲバ棒を「自身の棒」に持ち替え、時代遅れの解放運動に陶酔したのでしょうか。今のところ、両容疑者の接点は明らかにされておらず、所属の党から声明は出されていません。難解な犯罪ですが、私の見解は両容疑者の蛮行は左翼闘争に身を投じたものではなく、単なる模倣事件ではないか推察しています。イチ自転車技士の推察ですが、縮小傾向にあるとはいえ日本共産党には2000人以上議員、30万人以上の党員所属する思いのほか大きな組織で、それだけ党員数が多ければパラフィリア障害とみられる精神疾患を患っている議員が偶然に同居することもあるということです。

 

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本ブログでは以前に女性の自転車サドルの連続窃盗犯の近藤丈司(当時35)について考察しましたが、近藤は盗んだサドルを嗅いだり舐めたりすることで自慰行為に及び「たまらなく性欲が満たされ、次々に盗むようになった」と供述しています。近藤は合計200個以上の大量の女性サドルを収集、2019年10月東京大田区の羽鳥秋夫(当時61)159個、2020年2月トラック運転手の須田広昭(当時57)5800個と同様の犯行が続いています。

また、本年1月には陸上自衛隊の自衛官・福島浩泰容疑者(40)が逮捕、聖夜に女性の電動アシスト自転車のサドルに自分の排泄物を付けるなどストーカー行為の疑いで余罪を追及されています。勤務先の静岡県富士駐屯地の広報部はマスコミの取材に「便を付けるなどの行為と業務内容とはまったく関連性はありません」とコメントしています。

 

「便をつけた行為については認める」

警察の調べに対し、男はそう供述しているという。1月10日、静岡県警御殿場署がストーカー規制法違反(汚物等の送付)と器物損壊の疑いで逮捕したのは、陸上自衛隊富士駐屯地幹部自衛官の福島浩泰容疑者(40)

静岡県東部に住む被害女性(20代)が「自分の自転車が汚されている」と警察に相談をしたのは去年の10月のことだ。捜査関係者が語る。 「最初は被害者の自宅近くに停められていた電動自転車に尿をかけられていた。被害者は洗って使っていたものの、尿をかけられることが続き違和感を覚えた。その相談を受け、警察が周辺を警戒するなどして捜査を進めていた。11月24日~12月24日までの1か月の間、複数回にわたって福島容疑者は自分の排泄物を被害者の電動自転車のサドルなどに塗りつけて汚損するなどした疑いが持たれている」警察は犯行の経緯や余罪についても詳しく調べているという。福島容疑者について富士駐屯地広報担当者はこう話す。 「令和3年3月から富士駐屯地で勤務しています。過去に処分歴もなく、勤務態度についても特に問題ありません。便をつけるなどの行為と業務内容とはまったく関連性はありません。被害者との関係についてはこちらではお伝えできません」 (集英社オンライン編集部ニュース班 1月13日)

 

 

大西容疑者の蛮行が政治思想に基づく破壊工作なのかは定かではありませんが、日本共産党の信頼を大きく汚す犯行であることは間違えありません。精神疾患なら近年ではうつ症状などに強い効果があるSSRIの投薬やお薬に頼らない行動療法といった方法もあるようです。日本共産党員及び大西容疑者が犯行を繰り返さないためにもしっかりとした措置を懇願し、模倣犯がこれ以上でないことを祈るばかりです。