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わずか12gの自転車ライト、knog「knog+」今春発売

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knogから今春、また新しいUSB充電式ライトが発売されます。

knogplus

最軽量、最安値のシンプルなライト

Blinderシリーズにも採用されているシリコンバンドで工具なしで取り付けるタイプのシンプルな充電式自転車灯で、同社最軽量,最安値の充電ライトとなります。台座からマグネットで外せてクリップ状になる仕組みで自転車だけでなくカバンや服などにも装着できるようになっています。

 

本体価格は2250円
前後ペアセットは4150円

 

白色LEDのフロントは50ルーメン
赤色LEDのリアは20ルーメンの明るさです。

 

knogplus rear

 

スイッチをノックすると5つのモードが切り替わり点灯で2時間、
点滅エコモードで最大20時間使用できます。

 

knog+

ボディカラーはブラックとトランスルーセント(半透明)の2色
雨の日でも使用できる防水仕様となっています。

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中国 大手スポーツ自転車メーカー「Xds」が日本上陸

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中国には工場敷地内にマウンテンバイクのテストコースを併設した超大規模のスポーツ自転車製造メーカーがある ― 目覚ましく発展し「中国のシリコンバレー」ともいわれる深セン郊外に800エーカーの面積を持ち、年間500万台の生産力で中国ジャイアントに次ぐ国内2位のメーカー「Xds」

1995年設立のXdsは世界各国のブランド車の下請け生産をおこないながら、原材料や加工技術の研究をおこないシリコンを用いたカーボンやハイドロフォーミング技術のアルミフレームなど高い技術が必要とされるフレーム生産を多くの人が手の届く価格で提供する最先端メーカーです。

 

xds bicycle

xds bike

 

 

中国国内では30の省に2000の専売店舗の販売網を持つ同社が、2018年3月、満を持して日本に上陸します。自転車産業に詳しい方は「スポーツ自転車は台湾、中国はママチャリ」とイメージされる方が多いと思いますが、近年ジャイアントなど多くの台湾メーカーも中国に生産拠点を移しスポーツ車生産の技術力が向上してきています。

Xdsの得意分野はハイドロフォーミングのアルミフレームで、中南大学アルミ合金研究所(←金属研究で有名らしい)というところの協力で硬いアルミニウム合金を発見。これにより20-30%軽量のフレームを量産化を実現しています。

 

 

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▲ 2018年3月発売予定のクロスバイク XDS-T100   ¥43,000(予価)

 

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▲ 2018年3月発売予定のロードバイク XDS-170A    ¥70,000(予価)

 

 

中国製に不安を感じる人もいるかと思いますが、日本の輸入自転車の96%が中国製です。日本にはハイドロフォーミング製法のアルミ製自転車を量産化する生産能力もありませんし、自転車のフレーム合金を開発してくれる大学もありません。いわんや敷地内にUCI標準のマウンテンバイクコースを持つ工場もありませんし、自転車工場で働きたいという若者もいません。フレーム製造において中国は日本のかなり先を行っていて、アルミ製フレームはその差が最も顕著だといえます。

数多くのブランド車が流通していますが日本のメーカーのアルミ製自転車の多くは中台に委託して製造したもので、Xdsのように製販が一体となったブランドは世界的にみても多くはありません。同社が日本でどのような展開を考えているのかまだよくわかりませんが今後注目していきたいと思います。

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寒い冬はホットドリンク、THERMOS真空断熱ケータイマグ「JNL-503」

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ステンレス魔法瓶のサーモスから保温・保冷に対応した真空断熱ケータイマグ「JNL-503」が発売されました。ボトルケージに収まる500cc用のステンレス鋼ボトルで、真空断熱により6時間保温効果が発揮されます。ふたはワンタッチで開き、保取るから直接片手で給水ができます。

直径は65mm、重量は210gとコンパクトで軽量です。
カラーは6色
㊧ジェットブラック
㊨クランベリー

thermosthermos jnl-503

 

㊧クリーミーゴールド
㊨パステルミント

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パステルパープル

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本体価格は2782円です。

 

 


 

 

■ あわせて買いたい

 

サーモスJNL-503にはトピーク「Modula Java Slim Cage」がオススメです

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Modula Java Slim Cage     ¥1,500

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世界初!滑らかなBDSベアリング採用 ADEPT「Metropolitan」ペダル

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ADEPTから滑らかな回転の新構造BDSベアリングのプラスチックペダル「メトロポリタン」が発売されました。

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従来の自転車のペダルはボディ内に小さな鋼球がいくつも入っていて軸が回転する構造になっています。
ママチャリなどに採用されているペダルは、ほぼこのタイプで「ボールベアリング」と呼ばれています。ペダル軸を手で回すと鋼球のゴリゴリとした感覚が分かります。新車を購入時にペダルを踏みこむ度にパチパチと音鳴りがする場合は大抵はこのベアリングの精度の問題です。

新構造のBDSベアリングはポリアセタールというポリマーを使用することでボールベアリング方式ではできなかったスムーズな回転性能を低価格で実現、低抵抗でメンテンスいらず、しかも軽量という理想的なペダルです。手で回した感触はヌルっとしています。

内部がどのようになっているのか気になりますが、大胆にも内部が丸わかりのスケルトンボディの製品がラインナップされています。

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ボディ内の透けて見えている白いポリマーが鋼球に代わる自己潤滑性のあるポリアセタールで、内外に各1づつ配置されています。

このような構造は他のブランドでも数年前からみられ「DU」「2DU」方式などと言われ、目新しい方式ではないのですがBDSベアリングはポリアセタールをナットで固定し、スラント(軸に対して平行)方向への負担を強化した構造になっています。

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同社は新構造を謳っているようですが、画期的なものではなく、あくまで「DU」方式の一つで改良版(迂回発明?)といった感じの位置づけの構造だと私は考えます。

それより驚いたのはこのペダルの¥2200というボールベアリング方式とほとんど差のない本体価格です。ボディのエンジニアリングプラスチックにもいえることですが、高分子化学のテクノロジーの発達により新素材の開発が進み、全く進化するなど考えもしなかった自転車ペダルも知らぬ間にハイテクの塊に進化をとげています。 鋼球入りの金属ペダルは近い将来ノスタルジックな産物と化してしまうのでしょうか。

現状このようなハイテクノロジーのペダルが完成車に採用されているケースはあまりありませんが、ここまで低価格になってくると数年後はクロスバイクなどの中価格帯のスポーツ車などに採用されることは十分に考えられると思います。

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重量は240g(ペア)
カラーはブラック,ホワイト,スモーク,クリア4色。
スモークは半透明でshimano「claris」のクランクにもマッチしそうなカラーです。

 


 

 

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プラスチック製に不安を感じる方は鍛造アルミ製もリリースされます。
重量は325g、本体価格は¥3200です。

 

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NITTO オールドスタイルの「V4」クロモリ製ステム

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日東からクロモリ製の双胴アヘッドステム「V4」が発売されます。
バークランプ部をV字にすることで応力の集中を分散させ、通常のクロモリ製ステムより振動の吸収を高めています。

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1980~90年代にハンドルバーとステムが一体になったハンドルポスト型のブルムースハンドル(下 写真参考)がマウンテンバイクの一部の車種に採用されていましたが、これのアヘッド版でしかもハンドルバーと別体になっている珍商品です。ワンピースになっている従来品よりポジションが出しやすく、ハンドルバーもいろいろな種類が取付できるためカスタムの幅が広がります。

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クロモリ製のグラベルバイクを1989年の過渡期のパスハンター風にカスタムしたり、ドロップハンドルのピストバイクをポーターバイクにしたり、非常に個性的な自転車を演出してくれそうなステムです。用途としてはいずれにしても、普通のスポーツ自転車に飽きた上級者向けカスタムになってきます。

ハンドルバーのクランプ径はφ25.4で以下のハンドルバーが推奨です。

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<推奨ハンドルバー>
・日東 RM-3 (φ25.4)
・日東 RM-013 (φ25.4)
・日東 B136AA (φ25.4)
・日東 B135AA (φ25.4)左写真
・日東 B604AAF (φ25.4)右写真

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B135AA ¥4100
B604AAF ¥4400

※他にも取り付け可能なハンドルはありますが、センターΦ25.4が100mm必要です。

 

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コラムはオーバーサイズ(28.6mm)用で突き出し100mmです。
カラーはシルバーとブラックの2色、
本体価格はシルバーが9,500円、ブラックは12,000円、
マニアックなパーツですので取り寄せにて対応させていただきます。

 

 

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参考写真 ブルムースハンドル

fuji mtf
▲ FUJI MTF (2014モデル)

bullmoose
▲ 最近は低廉な小径車にも採用されている

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