サイクルショップ203の
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自転車パーツ合同展示会 @京都2021春

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コロナの影響でしばらく展示会がなかったのですが、久しぶりに京都にて自転車パーツの合同展示会が催されていたので行ってきました。

 

iwai shoukai

京都の老舗自転車卸商の岩井商会が主催する小売店向け展示会で、主にスポーツ自転車を扱う西日本の関係先向けのイベントです。

 

kyoto cycle

小売業としてあまり仕入れ先を明らかにするというのは、ライバル店に手のウチを明かすような行為であり、メリットもないように思えますが、最近では消費者では見分けがつかないほど精巧にできたコピー商品(偽物)が出回ったりしてますので、SNSや動画などで公明正大に可能な限り店の実情をオープンにしている店も増えているように感じます。

 

cycleparts kyoto

入場制限などコロナ拡散の対策が取られた展示会で、そのせいか来場した方が例年より人影がまばらだと口にしていました。

 

注目のコロナ時代の新製品

さて、注目の新商品の動向なのですが、定番商品の安定供給が優先され例年に比べ華がなく、なかには「新商品はありません」というメーカーもありました。

 

それでも意欲的なメーカーが数社ありましたので、注目の新製品をピックアップし紹介したいと思います。

 

ogk helmet

まずは東大阪のヘルメットメーカーOGK kabutoから、通勤など街乗り向けのヘルメット「Canvas」は4800円という最低ラインの価格設定で10カラー展開と次世代の日本の標準スポーツヘルメットとなりそうな安定感です。ユニクロのこれでええやろ感に近い感じです。

 

irc tire

IRC 井上タイヤからは、チューブレスレディ対応のグラベルバイク向けタイヤ「BOKEN」。サイドに補強材が入っていてサイドカットに強いオールコンディションタイヤです。

 

cateye ampp500

東住吉のCATEYEは角型シェイプの充電式前照灯AMPPシリーズのリアル店舗限定モデルも追加発売。
自転車ライトはネット通販を介した盗品売買が問題になっています。なるべく現物の明るさを確認して、店舗で購入いただく方がいいのではないかと思います。

 

uber smartphone

フランスの老舗自転車用品メーカーZEFAL(ゼファール)から、スマホを入れたりするのに便利そうなトップチューブバッグ「Console Pack T2」を発売。UBERデリバリーパートナーからも需要ありそうです。

 

vittoria ebike

イタリアのタイヤメーカーvittoriaからは定番の街乗りタイヤ「RANDONNEUR」(ランドナー)のE-BIKE向け仕様「E-RANDONNEUR」が追加。サイズは700x48cと少し太い規格で、29×1.95インチと互換があります。

 

品不足? 予想が難しい不安定な自転車パーツのサプライ

コロナの影響で自転車パーツのサプライチェーンが不安定になっています。納期の遅れや生産の中止、長期欠品など影響も出てきています。どの業界にも言えることなのかもしれませんが先行きが不透明な状況が今後も続き、さらに悪くなる覚悟も必要だと噂されています。

サイクルショップ203としても経験のない状況を乗り切るため、ストックを多く抱えるなど通常業務に支障がないように一応の対策は講じていますが、事態が長期戦なればなるほど各メーカーの状況も悪化していくことは確実ですので、ただただ早期終息を願うばかりです。

 

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【歴史ポタリング】大久保利通の「大阪都構想」

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「高いところから失礼します。大阪の成長のために必要なんです。
都構想を再挑戦させてください。あの昔の、二重行政の…」

 

店前につけられたトラックの荷台には吉村洋文知事が乗っており、フリップを片手に演説が始まった。

 

yoshimura osaka

 

ソーシャルディスタンス演説と銘打たれたこの演説の聴衆は私を合わせて10人ほど、都構想の意義を丁寧に説明する姿は真面目そのもの。しかし、投票日を翌日に控え、連日各局のテレビに出演し大忙しのはずの知事を囲む人はあまりにも少なく、聞き入りながらも、もう少し別のやり方があるのではないかと思えるほどでした。

一方で、反対派は反目しあう自民・共産が手を組み、なりふり構ない姿勢で対抗。結果はご存じの通り前回同様に反対派が僅差で勝利し、知事の掲げる「大阪都構想」は実現には至りませんでした。

反対派のひとつの意見としては、「都」といっても別に東京都のように首都機能が備わる訳ではなく「大阪市」がただ消滅するだけであり、大阪の成長には「都構想」はふさわしくないという主張です。

 

– –

 

昨年のあの住民投票ももう随分前のように感じますが、
今から遡ることおよそ150年、1868(明治元)年に京都から大阪を首都を移転する「大阪遷都論」が議論されていたのをご存じでしょうか。

作家の若一光司氏は著書「大阪が首都でありえた日」(1996,三五館)のなかで、桜の通り抜けで知られる天満の造幣局は、その名残であるとしています。

一体、どういうことなのでしょうか。
当時の足跡をたどるためにサイクリングにいってきました。

 

盛泉寺 (守口市) スタート

1868年、徳川幕府の大政奉還を受け、維新の指導者であった大久保利通は、京都から大阪に首都を移転する「大坂遷都論」を進言、公家や諸大名が異議を唱えるなか、行幸という形で15歳の少年天皇を大阪へ向かわせます。大久保は天皇を公家から引き離すことで、新政府の権力を掌握できると考えたのです。

遷都の意思を持った行幸で、3月21日に三種の神器の八咫鏡と共に明治天皇は初めて京都を離れ、守口市の盛泉寺に到着、ここで天皇が初めて御所の外で一夜を過ごされます。

 

osaka shuto

 

盛泉寺 ~ 難宗寺 (守口市)  約3分

当時のことが分かるものが何かあるかと思いサイクリングでいってみたのですが、盛泉寺は門扉が閉ざされていて境内に入ることができなったので、近くにあるゆかりの寺社の難宗寺を参拝。こちらのお寺もそれほど参拝者が多く訪れるような雰囲気の寺院ではありませんでしたが、樹齢500年のいちょうの木が保存樹木として神木化されていたので、秋に本気出すタイプの寺やなと勝手に解釈して写真だけ撮って大阪方面に向かいました。

 

moriguchi

 

難宗寺 ~ 淀川 約20分

一泊した明治天皇は、天満橋の八軒家浜を目指し船で淀川を下り大阪に向かいます。
河川敷は整備されていて「淀川サイクリングロード」になっていて信号もなく気持ちよく走ることができます。
ただ、一定区間ごとに自転車を止め、ペダルを平行にしないと通行できない車止めの鉄柵がつくられています。この鉄柵さえなければ、もっと走行しやすくいいサイクリングロードになると思うのですが、、

 

yodogawa

 

淀川沿いを1時間ほど走り、大阪市内に入り毛馬(けま)の閘門(こうもん)で進路を南に変え、大川を下ります。大川も自転車道が整備されていて、中之島まで舗装された川沿いを走行することができます。

 

okawa

 

造幣局 ~ 北御堂 約30分

新政府は大久保の建白書により新首都の候補地である大阪に硬貨を鋳造する造幣局本局を設置することが決ます。しかし、こうした一連の大久保の行動に異を唱える人物がいました。のちに”郵政の父”とされる前島密です。前島は大阪の欠点を指摘、蝦夷地に近い江戸を新首都にすべきだという「江戸遷都論」を展開し両氏は対立します。

 

zouheikyoku

 

明治天皇は、坐間神社大阪城住吉大社天王寺公園などを訪問するなどおよそ1ヶ月間大阪に滞在、京都で足止めを食らっていた大久保は公家などを説得し、ようやく北御堂にて天皇への面会が許されます。

 

kitamido

 

北御堂 ~ 天保山 約50分

200年以上にわたって歴代天皇が目にすることができなかった海。

tenpozan

 

大久保は天保山に近代的な軍艦を並べ明治天皇に見ていただき、海軍の威力を用いて旧幕府軍の息の根を止め、天皇と一体化した新政府を大阪に樹立しようとしたのです。

ところが天皇が大坂から京都に還幸するやいなや風雲急を告げる事態が起こります。
江戸城が無血開城されると今度は江戸行幸が決定、江戸はそのまま東京となり事実上の首都となったのです。

 

meiji tenpozan

明治天皇が観艦した場所にはそれを示す碑が建てられいました。天保山と言えば海遊館ぐらいしか知りませんでしたが、そんな歴史があったんですね。

 

tenpozan 4.53m

ちょうどおなかがすいたので、近くにあったレトロなビルを改装したいい雰囲気のうどん店に行ってみました。

mitsuishosen

 

「カルボナーラうどん」という、これまたおしゃれなメニューです。カフェじゃなくて、うどん店というのがまた大阪らしくていいですね。

 

osaka udon

若一氏は自身の歴史音痴ぶりに自省の念を込めながらも、これら幕末から維新にかけての疾風怒濤の時代についてまとめられた書物が皆無で、大坂遷都に関する資料の調査だけでも何日もの試行錯誤が必要だったとしています。

私もこの書籍を読んで初めて詳しい経緯を知り、もし大阪が首都になっていたら今頃どうなっていたのであろうかと思いながらゆかりの地を巡りました。日本の文明崩壊まで東京が首都であることは変わらないような絶対的権威をもっているように思っていましたが、歴史というものは前島や大久保のリーダーの考え方ひとつで大きく変わるんだなと改めて歴史を知ることの大切さや面白さを思い知りました。

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パナソニックミュージアムにいってきた  -幸之助が輪界に残した轍 -

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松下幸之助歴史博物館に行ってきました。

matsuhita kounosuke

パナソニックミュージアム松下幸之助歴史館は、大手電機メーカーPanasonicが運営している企業博物館です。大阪・門真市所在し、無料で貴重な同社の歴史資料や創業者松下幸之助の足跡をたどることができる施設となっています。

panasonic

大阪市内からだと自転車で1時間ほど、京阪電車なら西三荘駅から歩いてすぐの場所にあります。
施設は1968年開設のようですが、改装されていて分かりやすく落ち着いた雰囲気になっています。

コロナで密になるを懸念していましたが
私が伺ったのは平日だったので、ほとんど来場者はいませんでした。

 

panasonic muse

 

松下幸之助は和歌山に生まれ、わずか9歳で大阪・心斎橋の八幡筋にあった宮田火鉢店に丁稚奉公に出されます。しかし、勤め始めて数ヶ月で火鉢店は廃業となり、幸之助少年は船場にあった五代自転車店で商売のいろはを叩き込まれることになります。

 

godai matsushita

 

23歳になった幸之助は、親戚縁者の井植歳男と共に電気器具の製作所を立ち上げ、事業を軌道に乗せます。井植は後に三洋電機を立ち上げ、良きライバルとなり共に大きな企業へと成長しています。

 

公園の水道水を飲んでも誰にも咎められない

 

幸之助は「産業人の使命は貧乏の克服である」とし、その為には物資の潤沢な供給により、消費者の手に安定的に良質なものを提供し豊かな社会を創造するべきだと考えます。この経営思想は「水道哲学」といわれ、以降の日本的経営の規範となっていきます。

話は逸れますがサイクルショップ203が「スポーツ自転車の大衆化」を標榜しているのも、この水道哲学が大きく影響しています。多くの人がスポーツ自転車を活用することで、豊かな自転車社会ができるのではないかという考えです。

 

panasonic light

 

元号が昭和に変わり、幸之助も32歳になったとき、少年期の丁稚時代の自転車店での思い出が蘇ってきます。

自転車用のコンパクトなランプを作り、これを国民の必需品にしようと商品名を「ナショナルランプ」と命名します。この商品が1年間に3万個のヒット商品となり「ナショナル」が電池式ライトの代名詞となります。

 

matsushita national

 

手持ち式だった「ナショナルランプ」は、ハンドルを両手で操舵できるように砲弾型にし、タイヤの上部に取り付けれるように砲弾型ヘッドライトとして実用新案を出願、30時間以上も使用し続けることができる電池式ライトは、従来のろうそく式や石油ランプを駆逐し、ナショナルの販売代理店は全国へとさらに拡大しています。

 

houdan light

 

その後、日本は大きな戦争を経験し、敗戦からの復興を目指します。
軍事産業であった三菱や片倉工業は、平和産業である自転車生産に転業、
自転車の大きな需要に商機をみた幸之助は、追随するように自転車の製造にとりかかります。

 

自分には自分に与えられたがある。
天与の尊いがある。

 

松下電器はすでに大きな企業となっていましたが、幸之助の自転車にかける情熱は特別なものがあったようです。1987年にはスポーツ自転車「POS」の生産を開始、軍事産業からの転換企業の撤退が相次ぐなかで、自転車は米国にも輸出され高く評価されます。

米国輸出するにあたって、Nationalの商標を変更せざるを得なかったためPanasonicという名称を使用します。この時、後に社名になるとは誰が予想したでしょうか。

 

panasonic electricbike

 

96年には家電製造で培った充電電池技術を生かし電動アシスト自転車「陽のあたる坂道」を発売。自転車は主婦層を中心に人気を博し「ママチャリ」という日本の独特の自転車文化が大発展していきます。ママチャリは日本人の土俗的な乗り物ようにも思えますが、1960年代半ばまでは不妊になると敬遠され、自転車は基本的に男性の乗り物で、世界的に見ても日本のように利用者の男女比が半々の国は稀な存在なのです。国内にて自転車が欧米の半値ほどで購入できるのも、ひょっとすると「水道哲学」の賜物なのかもしれません。

 

kounosuke matsushita

1989年「経営の神様」といわれた幸之助は、94歳でその生涯をとじます。

 

国民に明るい「道」を示したナショナルが「仏壇の灯」状態に

2001年にはPanasonicは電器部門の経営不振から傘下の自転車企業「宮田工業」を売却、08年には自転車タイヤ部門「パナレーサー」を中国企業に売却、自転車の製造も電動アシスト車に集中することでさらなる合理化をはかります。残念ながら、弊社との契約もこの時期をもって終了となりました。

自動掃除ロボットの開発技術力はあるが、
仏壇のろうそくが倒れて火事になるため商品化しない

私は家電業界のことはあまり詳しくありませんが、今もなおPanasonicが日本を代表するような超一流企業であることは間違いと思っています。ただ、もうナショナリストではありませんよとばかりにナショナルの看板を外し中国企業に事業を売却し目先の利益を得たり、祖業をないがしろにする姿勢は、聊かここでみたような翁の思いとは違うのではないかと思えてなりません。高い技術力を示したPanasonicが、自動掃除ロボットの開発に大きな遅れをとり、それがあたかも日本社会の問題であるといったこんな開発秘話は全く聞きたくはないものです。

kounosuke

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自転車パーツ売上ベスト10 【2020年】Amazon店

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2020年上期のパーツのAmazon通販のランキングです。
店頭売上ベスト10とは売れ筋が違いますので合わせて参考にしてみてください。

プライムでの出店なので送料もかからず、書籍や日用品類と同送できますので是非ご利用ください。

 

– –

 

 

 

第1位
topeak roady TT
【メーカー】topeak
【商品名】roadie TT mini
【本体価格】4,000円+税
【特徴】春先に発売され、すでに自転車ポンプ史上最高傑作との呼び声も高いロードバイク専用コンパクトポンプ。ツインターボ(TT)テクノロジーにより、圧縮された空気を楽々と入れることができる。

 

 

 

第2位
erogon ga3
【メーカー】Ergon
【商品名】GA3 grip
【本体価格】3,700円+税
【特徴】Ergonのマウンテンバイク用グリップ「GA3」は手のひらにフィットする特徴的な形状。豊富なカラー展開で人気が急上昇。

 

 

 

第3位
topeak roadie tt
【メーカー】topeak
【商品名】roadie TT
【本体価格】4,200円+税
【特徴】第1位のポンプのスタンダードサイズ版。

 

 

 

第4位
adept trussporterrack
【メーカー】ADEPT
【商品名】truss porter rack
【本体価格】4,700円+税
【特徴】フードデリバリーなどの自転車配達の急増でにわかに人気上昇したアルミ製の軽量フロントラック。700c車輪専用設計(20″用ステイは別売)。

 

 

第5位
maxxis Detonator
【メーカー】MAXXIS
【商品名】detonator
【本体価格】4,000円+税
【特徴】耐パンク性に優れたロングセラータイヤ

 

 

 

 

第6位
tioga fastr s
【メーカー】TIOGA
【商品名】FAST R X S-spec
【本体価格】3,600~4,200円+税
【特徴】ほぼすべてのトップBMXレーサーに使用されているタイヤブランド「TIOGA」。実は日本のメーカーです。

 

 

 

 

 

 

 

第7位
topeak roadie da
【メーカー】topeak
【商品名】roadie DA
【本体価格】2,200円+税
【特徴】押しても、引いてもエアが入るダブルアクション(DA)のロードバイク専用ポンプ。

 

 

 

 第8位
topeak toploader
【メーカー】topeak
【商品名】toploader
【本体価格】3,300円+税
【特徴】近頃、自転車バッグの主役がサドルバッグからトップチューブに取り付けるタイプになってきています。スマホ等を収納するのに向いているのかも。

 

 

 

第9位
Ergon ga2
【メーカー】Ergon
【商品名】GA2 grip
【本体価格】3,600円+税
【特徴】人間工学に基づいた形状のマウンテンバイク用グリップ。豊富なカラー展開で人気上昇。クロスバイクにもご使用いただけます。

 

 

第10位
topeak freeloader
【メーカー】topeak
【商品名】freeloader
【本体価格】3,600円+税
【特徴】ステム脇に取り付けて使用する多目的バッグ。ペットボトルやスマホ等を入れるのに便利。

 

 

 

 


 

アジアの規範「台湾製」の圧倒的支持

コロナ禍で利用者が増加している通信販売ですが、サプライチェーンが不安定になり自転車パーツの供給にも影響が出てきています。大幅な納期の遅れや生産中止が相次ぎ、各社は緊急措置として、仕様や価格の変更など異変がみられるようになってきました。

驚いたことに2020年のランキングベスト10はすべて台湾製でした。

オードリー・タンIT大臣の迅速な判断でコロナを最小限に抑えたことで注目された台湾は、世界最高水準の高品質な自転車パーツを安定して供給しています。最近では中国製の品質も向上していますが、Amzon.co.jpの中国製自転車パーツは玉石混交でレビューも信頼できないのも不人気の要因にあるのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※ Amazon.co.jpでの自転車本体の販売はおこなっていません。販売はパーツのみとなり、店頭の自転車パーツと少しラインナップがことなります。

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UBER配達員におススメの三種の神器【中級者向け】

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緊急事態宣言が延長につき引き続き、感染拡大防止のため通常より営業時間を1時間縮小し、期間中、19時までの営業とさせていただきます。ご迷惑をおかけしますが、ご協力お願いいたします。

 

 

コロナの影響で、街中には多くのフードデリバリーの自転車を見かけるようになりました。

このまでの経緯を少し振り返ると、まず2016年UBER EATSが日本に上陸、18年4月にようやく大阪でもサービスが開始されると事業は急拡大、19年4月に店前で調査すると日曜昼には実に自転車のおよそ3%の自転車が配達鞄の通称「Uバッグ」(ウバッグ)を持っているまでになりました。

20年4月、吉村知事がコロナ対策としてフードデリバリーにポイント還元の仕組みを導入し推進すると、中国大手のDiDiが東京ではなく大阪でサービスを開始、7月にはMENU、12月にはFOOD PANDAなどが相次ぎ参入、同調査では11%まで使用率が上昇し、大阪はフードデリバリーの主戦場となります。

当初はタクシー配車事業の一事業部という見立てもありましたが、ウィズ・コロナ時代の成長産業として、また、営業自粛要請にあった飲食店の元従業員や雇止めにあったベトナム人実習生などの雇用の受け皿として注目されています。

food delivery 2021

 

独走するUBER EATS、DiDiが猛追

所属先の調査を行うと先行するUBER EATSがおよそ7割、それを猛追するDiDiという構図になっています。この調査は、一人一人に所属先を聞いた訳ではなく、稼働・非稼働を問わず所有バッグを目視でチェックしたもので、指定鞄を使用していなかったり、2社を掛け持ちしたりしているパートナーも多いので、正確な比率ではないかもしれません。

 

deliverybike2021

 

自転車に目を移すと、スポーツ自転車は全体の約半数で、そのほとんどはクロスバイクを使用しています。いわゆる「ガチ勢」とされる人は本当に一握りで、ほとんどが始めたばかりのパートナーであるという印象を受けます。経験の浅いパートナーによる配達ミスや交通違反はしばしばニュースになり、批判の種となっています。また、急増する配達員に仕事が回らず、マクドの前で仕事待ちをする「UBER地蔵」の出現など新たな課題も出てきています。

 

 

 

フードデリバリー業を加速させる厳選アイテム 3選

以前に配達にオススメのクロスバイク(フラットバーロード)を紹介しましたが、本稿ではすでに配達員を始めているパートナーの方への仕事を効率化する3アイテムを紹介したいと思います。

3アイテムは「バイク・バッグ・スマホ」の必須装備ではなく、中級者向けのアイテムとなります。情報サイトやYouTubeでも同じような企画はあるみたいですが、割と’’スマホのホルダー’’といったアバウトな内容が多かったので、具体的に商品を紹介したいと思います。

商品選定にあたっては、1日20件以上の配達をこなし本業としている「ガチ勢」の方の意見やインターネットの情報、そして2019年12月に登録し実際に配達も経験した元パートナーの私の感想を総合していますので、是非ご参考ください。

 

 

① TOPEAK スマホマウント「RIDECASE」
topeak ridecase
【メーカー】TOPEAK
【商品名】RIDECASE
【本体価格】¥6200+税
【詳細】ステムやハンドルバーに装着できる自転車用iPhoneマウント。
【推奨ポイント】乗車しながら地図やアプリを起動できるスマホマウント。低廉な製品を使用し高額なスマホを落下させて壊しては元も子ありません。いわんやポケットに入れているようでは仕事にならないため、まず初めに用意したい必須アイテムです。(iPhone12シリーズは2021年6月発売予定)

 

 

② knog 前照灯「pwr」
knog pwr
【メーカー】knog
【商品名】pwr commuter
【本体価格】¥5800+税
【詳細】USBチャージでモバイルバッテリーとしても使用できる前照灯
【推奨ポイント】夜間配達の必須アイテム前照灯。knog「pwr」はアウトドア製品として設計され450ルーメンの明るさと高い防水性を兼ね備えています。加えてモバイルバッテリーとしても使用でき、スマホマウントと合わせて使用することで、走行しながらスマホを充電することができる他に類をみない画期的なライトです。

 

 

 

③ 昭和インダストリー リアキャリア「FIX CATCH」
showa fixcatch
【メーカー】昭和インダストリー
【商品名】FIX CATCH
【本体価格】¥3000+税
【詳細】リアキャリアに取り付ける拡張荷台
【推奨ポイント】Uバッグ用に開発された訳ではなく、既製品「FIX CATCH」がたまたまバッグのサイズにピッタリだったとユーチューバーが喧伝し、一時はメーカー在庫がなくなり品薄状態になった荷台です。基本的にはママチャリ向け製品ですがクロスバイクやロードバイクにつけている配達員もいます。配達自転車の100台に3台くらい使用しています。
– –

 

 

 進化する、くいだおれの街

弊社の通販でADEPT「TRUSS PORTER RACK」が、コロナ以後、急激に売れるようになりました。この製品は大型のフロント用ラックで、スポーツサイクルをデリバリーバイクスタイルにしてくれる便利な荷台です。Uバッグが乗る大きさではありませんが、個人の飲食店などがデリバリー用に使用されているのではないかと思います。

このADEPTというメーカーは割と新しい国内のスポーツ自転車用パーツ&アクセサリーのメーカーなのですが、マーケティング調査や開発意欲が旺盛で、是非これから注目していただきたいブランドです。

 

adept trussporterrack
ADEPT「TRUSS PORTER RACK」を使用したデリバリーバイク

 

 

厳しい自然環境において、生物がほかの生物と共存し、両者が互いに影響を及ぼしながら進化していくことを生物学で「共進化」と言うようです。

このサイトのトップページにもあるようにサイクルショップ203は「ひと・都市・自転車」の共進化を標榜しています。競技レースやサイクルリングの楽しみを提案しているスポーツ自転車専門店が大勢を占める中、弊社が訴求しているのは「まちづくり」です。

コロナ禍、
ひとはライフスタイルを変え、
フードデリバリーの増加で街の景色が変化を見せています。

共進化を掲げるなら、フードデリバリーに特化したスポーツ自転車や関連アイテムを速やかに開発・提供すべきなのですが、コロナの影響は自転車のサプライチェーンまで及んでいて、新製品の開発はおろか、予定していた製品の供給もままならない状況に陥ってしまっています。この状況は少なくとも今秋くらいまでは続く見通しで、長期間に渡ってご迷惑をおかけしますが、ご理解をよろしくお願いいたします。

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